にじいろカルテ第1話 感想 ※ネタバレ注意
「うちに必要なのは、患者じゃない」しかたないのかもしれないけど、グサッとくる言葉です。主人公真空の辛い思い出。そして「医者で患者、最高じゃん」救われる言葉でした。
「雨が降らないと虹は見れない」これもいい言葉です。
鈍行、久しぶりに聞きました。うちのあたりは今も走っています。今は各駅停車と呼びますね。
病気を抱えて、病気を隠したまま、真空は、大病院の救命医から、小さな村の診療所の医者になります。
虹ノ村、まるでジブリの世界に入り込んだようでした。バスの案内をするおじいさん、バス停の名前、現実の世界とは信じられない雰囲気がありました。
井浦新さん演じる朔先生のキャラクター、面白いですね。でも、ここに来たということは何か理由がありそうです。北村匠海くん演じる看護師の太陽くんとのコンビが素敵です。
古い小学校を改装した診療所兼シェアハウス、真空は歓声を上げるくらい気に入ってよかったです。みんな朔が改装したのですね。
にじいろ商店の雪乃は、「〜らしい」という言い方が気になりました。ちょっと姿が見えないだけで焦る夫。若年性アルツハイマーなのかなあなんて、思ってしまいました。番組ホームページによると、認知症で何か月かに1回記憶がリセットされるから、覚えていなかったりするのですね。
朔と太陽、面白い関係です。「語る言葉が真実とは限らない」、するどい言葉ですが、2人ともいい人なのには間違いないですね。
男性2人との共同生活を心配している嵐でしたが、大丈夫という真空。しゃべると残念な感じって、朔太陽にぴったりな言葉です。
さっそく歓迎会を開いてくれる村の皆さん。大雨と雷で停電。日出夫の仲間の博が来なくて心配していると、崖の下に落ちていたと。宅配便がまじょたくくんから連絡ありました。まじょりか宅配便でまじょたくくんなのですね。魔女の宅急便を思い出します。
村の人たち総出で、低体温の博を温めています。そんな時に今度は、7歳の男の子がお風呂で気を失っていたと電話がありました。体温が40度、熱中症です。
停電の中、けがをして低体温症ののおじいさんと、熱中症の男の子。村の人々が、自分で考えて動いています。
発電機をもってきて、電気をつけてくれました。みんな家から氷をもってきてくれました。2人とも安全が確認された朝、円陣を組みたいという朔。うれしかったのですね。
一つになっている村の人たちを見て、真空は自分が嘘をついていることが許せなくなって、泣いてしまったのでしょう。そして、本当のことをみんなに話します。病気のことを打ち明けます。
採用を取り消されることが怖くて言えなかったけど、本当のことを言って、ここしか居場所がないという真空に、「いいんじゃねーの。医者で患者で、最強じゃん」という朔。そして、霧ヶ谷も、問題なしと。
外に出ると虹が出ています。よかったですね。これからが楽しみです。真空の病気も、治らないかもしれないけれどひどくなりませんように。温かいドラマ素敵です。
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最後までジブリのような不思議な雰囲気の魅力的なドラマでした