にじいろカルテ第3話 感想 ※ネタバレ注意
今回は涙なしには語れない回でした
安達祐実さん演じる雪乃は、認知症で定期的に記憶が0になってしまいます。その時が来たらどうするのか、「この村の人たちはすごい」と朔が言うとおり、すっかり形が決まっています。ここまで来るのに、きっと何度も試行錯誤を繰り返しているのでしょうね。
雪乃に「病気で大変だけど不幸ではない」と伝えます。本当にそう。こうして話してくれる人がいる。思い出してほしいのではなくて、これから頭に入れて欲しいって、もう一度人生を生きなおしているようです。
雪乃のこれまでの人生が分かるように、アルバムも作成してあります。雪乃に安心してもらうために、嵐と氷月が自分の事情も話します。このことで雪乃も信頼できるのでしょう。
子供が好きなのにできなかった氷月、しあわせだと思っていたのに急に夫にいなくなられた嵐。
真空も「幸せだけど、自分の病気の症状を話したくないって思い、なんで私がって思う」と言いました。
みんなが自分の思いを話して、雪乃も自分だけじゃないって思えるのでしょう。
氷月が「世界の不幸の量が決まっているなら、自分が世界を少しきれいにしていると思う」と言ったところで、私の涙腺が爆発しました
素敵な考え方ですね。自分が悲しみを引き受けることで、世界の悲しみが少し減っているという考え。
話す相手がいればどうにかなるという嵐、元の小学校の校舎で、缶蹴りをして遊んだりして、すっかり打ち解けました。
男性陣が食事を用意してくれていました。雪乃は一口食べると「好きだった気がする」とわかります。そして夫と会いたい気にさせるのですね。
夫は結婚式の時の服装で待っています。そこで、夫が作ったと話します。雪乃は「顔がそんなにタイプじゃないから、きっと素敵な人なのだろうな」と言い、自分たちのことを教えて欲しいと言います。
毎回、夫はドキドキなのでしょう。すっかり忘れて、知らない人言われてしまったら怖いですね。この2人は、何度も初めて会った時のときめきを経験しているのでしょう。
真空は朔と太陽に謝ります。「調子が悪いのに隠していてごめんなさい」と言うも、怒ったような口調になってしまう...
仲間に嘘つくなと言う太陽。思わず「かわいいくせに」と言ってしまいます。かわいいと言ってしまったことにドキドキするする太陽でしたが、真空はくせにの表に一つつけてしまう
真空は検査に東京に行って、でも母に顔を出すことはできない。病気のことは言えないし、嘘もつきたくないから。結果があまりよくなくて、へこんでいる真空です。
村の人たちからの連絡で、元気になっていくところ、よかったです。
悪いと思ったら怒られる前に謝りなさいって、お母さんに言われていたんですね。朔は「ちゃんと怒られろ」と言ったけど。
村に着くと、みんな待っていてくれました。雪乃も元気になっています。そこに入院していた次郎が戻ってきます。退院祝いをしてくれていると思ってしまいますが、雪乃にとっては知らない人。
診療所の3人の関係も面白くなってきました。こんなにあたたかな素敵なドラマに会えて幸せな気持ちになれます。
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最後までジブリのような不思議な雰囲気の魅力的なドラマでした