【にじいろカルテ】最終回(第9話)の感想・ネタバレ/最後までジブリのような不思議な雰囲気の魅力的なドラマでした

にじいろカルテ第9話 感想 ※ネタバレ注意

しあわせな涙を流せる最終回でした。

真空が疲れないように、内科の診療は火曜と木曜は休みにしたのですね。「カリフラワーのくせに」で「50くせ」になった朔は2人の言うこと聞くって、本当に楽しそうです。

医療ドラマの見方、太陽は疲れた後で観たくないし、現実と違うところが気になってしょうがないのですね。よくわかります。自分が知っている業界の話は、現実と違うところが分かって、普通に見られなくなります。朔は、ドラマが大好きなのですね。突っ込みながら観るのがいいって、そういうのもわかります。

暇だっていうと忙しくなるから言うなって、本当にそうでした。移住してきた藤田が、足の痛みで運ばれてきました。このところ何を食べていましたかって、ジャンクフードで、痛風になったのですね。プリン体が多くなってなる、おいしいものばかり食べているとなる病気というイメージでした。ビールとカツオの刺身って言っていた人がいました。藤田は、うまくしゃべれないようですが、悪い人ではなさそうです。書いて伝えることが多いようです。

診療所で、手術までできるのですね。村の人たちもドラマみたいでかっこよかったと言っています。日向ちゃんかわいいです。真空先生みたいになるっていうから、お医者さんになりたいって言うのかと思ったら、男2人をしたがえて生きるって、素晴らしいですね。お父さん帰ってこなくていい、お母ちゃんだけがいいなんて、嵐は泣いてしまいますね。

それにしてもでっかいおにぎり。最強の3人。どんなに暇でも二度と暇って言わないと、太陽は言いました。

のど自慢の予選会。みんな真剣で楽しいです。格好で何を歌ったかわかる感じです。診療所チームだけが予選通過したのですね。村の人間じゃないのにというと、村の人間だと言ってくれてから、喜んでいました。

50くせにで、おいしいものいっぱい取り寄せたのですね。楽しいときだったのに、真空が倒れてしまいました。呼吸の苦しい演技が素晴らしくて、緊迫感がありました。救急車の中で落ち着いて、この日が来ちゃったなという朔の言葉。診療所ではもう働けないといと言われても、帰って来いと。太陽が、体が動かなくなっても3人でいるという約束守ってもらいますからと言っても、うなずかない真空に、認めないと言います。医者でも患者でもいいから一緒にいようって。泣けました。2人の手を握る真空に、両頬にキスする2人。何度も何度も、子供にするみたいに。素敵なキスシーンです。

診療所に戻った2人は真空の診察室の電気は付けたままに。真空の食事はなかなか片づけられない。

のど自慢本選の放送。雨が降らないと虹は見られないって言う真空。辛いことがあってもいつかきっといいことがあるっていうこと。テレビを見る村の人たち、今までのいろんなことが、みんなの心の中によみがえって、みんな泣いています。真空の回復をみんな願っているのですね。歌はすばらしい。それは当たり前ですが、優しくて、心がこもってきれいなハーモニー。きっと明日はいい天気。この歌、大好きになりました。

冬から春、夏が過ぎて、秋になったころでしょうか。真空はバスから降りました。真空が車いすに乗っています。藤田は世界的な電動車いすメーカーの社長さんだったのですね。にじいろにデコレーションしています。相変わらずの朔と太陽に、「ただいま」と「おかえり」。真空は歩けないわけではないのですね。診療所に入るとよみがえってきていますね。村の人たちも迎えてくれました。雪乃は、また忘れて思い出して、でも性格は変わっていません。みんな押しかけて、病気じゃない人は帰ってくださいって言うくらい、真空の患者はいっぱいです。

「ただいま」と言って、「おかえり」と言ってくれる人がいること、「ただいま」と帰ってくる人に「おかえり」と言えること、すごくしあわせなことですね。

映画「きみの瞳が問いかけている」で印象的な言葉でしたが、今期のドラマ「オーマイボス恋は別冊で」の最終回にもありました。人と人が簡単に会えない今だから、こんな温かい結びつきのドラマがうれしいのかもしれません。友人とは、電話やオンラインなどで、交流をすることはできますが、新しい出会いが難しいのが残念ですね。

不思議な雰囲気のあるドラマでした。おとぎ話のような、ジブリの世界のような、温かい気持ちになれてよかったです。このまま、診療所の3人の時間が長く続くことを祈らずにいられません。

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