【大豆田とわ子と三人の元夫】見逃し配信・無料動画まとめました(火9ドラマ)坂元裕二の会話劇が堪能できる良作

バツ3女性が元夫たちに振り回されるロマンティックコメディー。脚本家・坂元裕二さんの舞台劇のような言葉の応酬はクセになるし、行間を読む楽しさがあります

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大豆田とわ子と三人の元夫

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りん

あらすじ・感想

※ネタバレを含みます。まだ見てない人は気をつけてくださいね。

放送日:2021.4.13/視聴率:7.6%

あらすじ

大豆田とわ子(松たか子)は、これまでに3回結婚して3回離婚した、いわゆる“バツ3”。建設会社『しろくまハウジング』の社長に就任し、最初の夫・田中八作(松田龍平)との間に生まれた中学3年生の娘・唄(豊嶋花)と暮らしている。

ある日、社長就任と同時期に亡くなった母親のパソコンを開こうとしたとわ子は、パスワードが設定されていることに気付く。どうやら、別れた夫のうちの誰かが設定したらしい。唄はすぐに確認するよう促すが、面倒なことを避けたいとわ子は気が重い。元夫のうち、今でも定期的に顔を合わせるのは3番目の夫・中村慎森(岡田将生)。とわ子の会社の顧問弁護士で、甘いマスクに似合わない、理屈っぽいひねくれ者だ。2番目の夫はファッションカメラマンの佐藤鹿太郎(角田晃広)。業界では有名で腕もいいが、とにかく器が小さい。そして最初の夫である八作は、会社を辞めてレストランのオーナー兼ギャルソンになっていた。

意を決し、一人ずつ元夫のもとを訪ねていくとわ子。一方、元夫たちは離婚してもなお、とわ子に対して何らかの思いを抱えているようで…。

とわ子のパスワード確認がきっかけとなり、互いに接点を持つことになる元夫たち。さらに、ひょんなことから集まった3人がとわ子をめぐって話し合いを始めることに…。そのとき、とわ子は…!?

番組HPより引用

感想

フランス映画を思わせる軽快な音楽に、伊藤沙莉の淡々とした語り口調。

靴の中に入った石を、靴を脱がずに取ろうとする大豆田とわ子

始まって20秒で、坂元裕二ワールドに踏み入れた感触がたまりませんでした。

登場人物たちと、とわ子の力の抜けた軽快なやりとり、そして大豆田とわ子を客観的に捉えたナレーションで物語は進みます。

日常に隠れた人々のなんてことない言葉たち。坂元裕二さんの脚本のすごさは、等身大でありながらチャーミングでくすっと笑えて、そして鮮やかにリアルな人々の物語をつむぎだすところだと思います。

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放送日:2021.4.20/視聴率:6.7%

あらすじ

ある日、八作(松田龍平)のレストランで慎森(岡田将生)と鹿太郎(角田晃広)が出くわしたところに、さらに偶然とわ子と唄(豊嶋花)もやってくる。いつものように周囲に憎まれ口を叩く慎森だったが、どんなに煙たがられてもめげることなく、とわ子に近づこうとする鹿太郎に、強がった態度とは裏腹に一種のうらやましさを感じていた。そんな自分について慎森は、公園で会った小谷翼(石橋菜津美)に対して「僕には人を幸せにする機能が備わっていない」と弱音をもらす。

一方、鹿太郎は仕事で出会った女優の古木美怜(瀧内公美)から自宅に招かれ、何やらいい雰囲気に!? 八作の店には、親友の出口俊朗(岡田義徳)が恋人の三ツ屋早良(石橋静河)を連れてやってくるが…。

元夫たちに新たな出会いが訪れる中、唄の思いつきにより、元夫たちを招いて5人ですき焼きパーティーを開催することに。こだわりの食材や道具を持ち寄った3人が訪れたとわ子の部屋で、慎森は結婚当時の思い出が詰まったソファーが処分されていることに気づき、内心ショックを受ける。ひょんなことから、とわ子と2人きりになったタイミングで、その理由を問いただす慎森だったが、徐々に胸に秘めていた思いがあふれていき…。

しかし、その晩。どういうわけか、唄や元夫たちの目の前でとわ子はパトカーに乗せられ、警察に連れられていく羽目に…! 突然の出来事にあっけに取られる慎森…。とわ子にいったい何が⁉

番組HPより引用

感想

元妻への行き場のない好意とプライドの高さ、自己肯定感の低さが相まって、非常にこじらせている3番目の夫・慎森が主役でした。

岡田将生さん演じる慎森の周りの空気を読まない「~って意味あるんですか?」「~っているかな?」は、周囲の人たちの日常を否定することで、孤独で虚しい自分を正当化しようとするみじめな行為です。お土産の温泉饅頭を否定したり、バスケを否定したり。

でも結局、自分の好きなパンダのお饅頭を食べられない羽目になって、ますますみじめさが募るばかり。そしてまた強がって、孤独になるという負のこじらせ連鎖です。

ですが、それでもなんだか放っておけないと思わせるのが慎森の魅力です。わかりやすすぎるとわ子への好意が透けて見えるからでしょう。パンダも好きで、きっととても寂しがり屋。

その慎森がとわ子に本音をもらしたシーンは胸キュン爆発でした。

「早く他の人と付き合ってほしいんですよ、じゃないとこっちが終われないんですよ」

おでこ0距離で「ごめん。本当は思い出にできない。さよならが言えない。またあのソファに君と座って失くした時間を取り戻したい」

こんなセリフを、年下かつ岡田将生さんの顔で言われたら年上女性はたまらないはず。回想の中で、おでこを合わせて「充電完了」というのも溶けました(笑)

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放送日:2021.4.27/視聴率:5.7%

あらすじ

とわ子(松たか子)の部下で、優秀な若手建築士の仲島登火(神尾楓珠)が大学図書館の設計を手掛ける。デザイン案を見たとわ子は、その素晴らしいセンスに同じ建築士として感動を覚えるが、採算度外視のプランを会社の商品として採用するわけにはいかず、その案を不採用にする。社長として苦渋の決断だったが、そのことがきっかけで一部の社員から不満の声があがり、とわ子を悩ませる。

その頃、鹿太郎は、自分の部屋に飾ってあったとわ子の写真についてカメラアシスタントに聞かれ、ダンス教室で初めてとわ子と出会ったときからプロポーズまでのロマンティックな思い出を語る。離婚の理由を聞かれた鹿太郎が悲しそうに答えた、「しゃっくりを止めてあげることが出来なかった」の意味とは?

離婚してもなお、とわ子に未練がある。一方で、自分に好意を寄せてくれている美怜(瀧内公美)の存在も気になる—―。新しい恋をするべきか悩む鹿太郎は、八作(松田龍平)と慎森(岡田将生)に相談するが、それぞれ早良(石橋静河)、翼(石橋菜津美)のことが気にかかり、相手にされない。その後、再び美怜の部屋を訪れた鹿太郎だったが…。

依然として社内に不穏な空気がただよい、慣れない社長業に悩むとわ子。皆が帰宅した夜のオフィスでひとり仕事をしていたところ、入り口から不審な物音がして…。

番組HPより引用

感想

ミスター小皿の異名をもつ佐藤鹿太郎のちょっと残念で、でも憎めない人柄が描かれつつ、社長としての、とわ子の苦悩が描かれた回でした。

予算を理由に自信のあった設計を不採用にされ辞めた若い建築士が、バーで友達に散々とわ子の悪口を言った後に続けます、

俺、社長好きだけどね。
あの人、嫌われても逃げないから。
みんなに良い顔して誤魔化したり、だったらお前がやれよって逃げたり、社長がそういう人だったら会社つぶれるでしょ。
あの人はちゃんと嫌われる役を引き受けたんだよ

嫌われる役回りを引き受けた。
それって、言葉でいうより、ずっとしんどいことだと思います。

本当の自分を脇において、誰かが傷ついたとしても、誰かに嫌な思いをさせても、正論を言わないといけないから。そして、孤独になるから。

それを理解してくれる誰かがいることがどれだけ救いになるか。

若い建築士くんが、意外とわかっている若者で驚きました。辞めてしまったけれど。

同じ頃、会食から帰ってきて一人会社で仕事をするとわ子は、疲れた自分を元気づけるために、好きな建築の本を開いていました。

このシーンはほんの数秒でしたが、建築士として、本当は”作品”といわれるような芸術性の高い建築を愛しているとわ子の姿が描かれていて、社長という立場だからこそ、会社を成り立たせるため社員を守るために、断腸の思いで不採用にした心痛をことさら感じました。

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放送日:2021.5.4/視聴率:6.0%

あらすじ

とわ子(松たか子)の30年来の親友・かごめ(市川実日子)が、とわ子と同じマンションに住むオーケストラ指揮者の五条(浜田信也)から食事に誘われる。2人の相性の良さや、五条の態度からかごめに好意を抱いていることを確信したとわ子は、親友の幸せを願い、面倒くさがるかごめの背中を押す。しかし、当のかごめは目の前で鳴っているスマホの着信を無視したり、夜道で誰かにつけられたりと、最近何か隠し事がある様子。そんな中、とわ子は、偶然かごめの“ある過去”を知ってしまう。

その頃、八作(松田龍平)は、親友の俊朗(岡田義徳)の恋人・早良(石橋静河)からの猛烈なアプローチに頭を悩ませていた。さらに、早良の浮気を疑い始めた俊朗から3人での食事に誘われた八作は、つくづく自分のモテ体質が嫌になる。なんとか早良に嫌われようと試みる八作だったが、早良の行動はより大胆になっていき…。

一方、翼(石橋菜津美)の嘘に憤りを感じていた慎森(岡田将生)だったが、「まだわたしが誰なのかわからない?」という翼の問いかけに言葉を失う。鹿太郎(角田晃広)は、美怜(瀧内公美)にパパラッチ対策として交際相手の影武者を頼まれるが…。

番組HPより引用

感想

第4話は、一番目の夫・田中八作ととわ子の親友・綿来かごめのお話でした。

ドラマの終盤、かごめは子どもの頃にとわ子と一緒に目指した漫画家”空野みじん子”を復活させるという決意を明かし、漫画を描きながらふと語りだしました。

「でも恋愛はしたくないんだよ。この人好きだな、一緒にいたいなと思っても。ごじょうさん、男でしょ、私、女でしょ、どうしたって恋愛になっちゃう。それが残念。

別に理由はないんだよ、恋が素敵なのは知ってる。キラキラってする瞬間があるのも知ってる。手をつないだり一緒に暮らす喜びがあるのも知ってる。

ただただただただ、恋愛が邪魔。男と女の関係が面倒くさいの。私の人生にはいらないの。

そういう考えが寂しいことは知ってるよ。実際、たまに寂しい。

でも、ただただそれが私なんだよ。」

「そう」

かごめは、自分がズレているということをわかっています。

同情されるような生い立ちだけど、そのかわいそうをアイデンティティにしたくない、普通の人ができることができない、恋愛が邪魔、世間と全部ずれている、でもそれが自分だ。

ズレていることもうまく生きれないことも、ひっくるめて全部受け入れている。

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放送日:2021.5.11/視聴率:6.2%

あらすじ

とわ子(松たか子)の誕生日が近づくある日、唄(豊嶋花)が開業医の息子である彼氏と18歳になったら結婚することを宣言し、とわ子を困惑させる。後日、かごめ(市川実日子)に相談してみたものの、いつしか話題は八作(松田龍平)との離婚のことに。「わたしも意地張ってたし、若さ故だね」と当時を振り返りながら、とわ子が語った離婚の原因とは?

しろくまハウジングでは、話題のイベント会社からアートイベントの仕事が舞い込み、普段の住宅設計とはひと味違う華やかな仕事に社内は盛り上がりを見せていた。先方の社長・門谷(谷中敦)は、とわ子と同じ“バツ3”ということで、互いの離婚歴や結婚観で意気投合する。そんな中、とわ子は自分のバースデーサプライズを社員たちが準備していることに感づいてしまう…。余計なことを知ってしまい仕事に手がつかないとわ子だったが、追い打ちをかけるように、突然門谷からプロポーズをされて大きく動揺する。

その晩、唄からそのことを聞いた八作、鹿太郎(角田晃広)、慎森(岡田将生)は、3人そろってとわ子のマンションへ。四度目の結婚を阻止すべく、珍しくタッグを組んで必死の説得を試みる鹿太郎と慎森を横目に、八作はとわ子にあるプレゼントを差し出す。

ところが後日、このプレゼントがきっかけで、とわ子は八作が心に秘めていた思いを知ることになり…。

番組HPより引用

感想

今話は、第一章の大詰めに近く、八作ととわ子が離婚した理由や、八作の片思いの相手をとわ子が気づいてしまうなど、3回の離婚の大となる二人の関係性が深く描かれていました。

そして、誕生日にとわ子は攫われたり、元夫たちに縁のある女性たちの本心も見えてきて、物語が大きく動き始めた第5話でした。

先週に引き続き八作のエピソードが目白押しで、ふわふわした掴みどころのない印象だった八作の本心が、細やかな脚本と松田龍平さんの演技で鮮明に描かれていました。

モテすぎて、望んでないのに親友から彼女を奪ってしまった八作。親友に早良から告白されたことを正直に話すところが、八作の良さだなと思いつつ、その親友も傷つき、辛い言葉を投げかけられます。

「好きな子がいるのに結婚してしまうずるいところがある」と。

そう言われた瞬間の顔は、八作がこれまでに見せたことのない切ない表情でした。

今までもほとんど表情を変えない、あまり語らない八作でしたが、無表情に近い表情の中に悲しみを確かに感じました。松田さんの役者としての力量を感じさせられました。

親友には八つ当たりされ、さらに片思いをするかごめには、まるで相手にされていません。虫に似ていると言われ、男としての対象にもされていないですし、深夜までやっている古本屋に誘っても、聞こえていないような目にも入っていない様子のかごめでした。

天然モテ男の八作のオーラはかごめには全く通用せず、実らない片思いをずっと抱えることに。

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放送日:2021.5.18/視聴率:5.5%

あらすじ

誕生日当日の夜、取引先の説得に向かったとわ子(松たか子)との連絡が途絶えた。とわ子の誕生日を祝うため、オペレッタに集まっていた八作(松田龍平)、鹿太郎(角田晃広)、慎森(岡田将生)は彼女の身を案じるが、そこへ早良(石橋静河)、美怜(瀧内公美)、翼(石橋菜津美)が偶然来店し、さながら合コンのような飲み会が始まる。

さらに、元義父の旺介(岩松了)から半ば強引に呼び出された八作たちは、とわ子のマンションへ。早々に酔いつぶれて寝てしまった旺介をよそに、主不在の部屋で、なぜかギョーザを作り始めることになった元夫たち。その傍らで、女性陣はそれぞれの恋愛の愚痴で意気投合し始める。しかも、名前こそ出さないものの話題は明らかに八作、鹿太郎、慎森のことで、3人は動揺を隠せず…。

番組HPより引用

感想

三人の元夫たちの恋が終わり、そして衝撃のかごめの死によって第一章の幕が閉じました。

冒頭は、三人の元夫たちにゆかりのある三人の女たちが、八作の店に集結するところから始まります。

鹿太郎が”危険スレスレの自己紹介”と表現したように、個性が発揮され、忖度のない本音が飛び交う笑い必至の自己紹介でした。

せっかく乾杯までたどり着いたのに、そこへ来ていつもの「乾杯っていります?」って聞いちゃう慎森がまたらしくて良い。「ようやくここまでたどり着いたのに、新しい課題産まないでよ」という鹿太郎のツッコミは、もはや芸人の域でした。

鹿太郎役の角田さんは、東京03よりも三人の元夫ズのツッコミ役にしか見えなくなっています(笑)

改めてですが、元夫ズのやりとりが可愛すぎて、もはや沼です。

とわ子宅で餃子包みながら、餃子を我が子のように名前をつけて、3人組にしましょうよという八作と鹿太郎に、困ったなと言いながら素直に受け入れている慎森も可愛いです。

「一緒に飲みましょう」という女優に向かって「一般人なんですがいいですか?」と嫌味にしか聞こえない訪ね方をする慎森に、「あれは彼の挨拶なんで」と言い切る鹿太郎は相方にしか見えないですし、とわ子父に、殺されかけたと嫌味を言われる鹿太郎に、「絶対、お父さん、佐藤さんのこと好きですよね」という慎森も、相方のことをよくわかっている。

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放送日:2021.5.25/視聴率:5.8%

あらすじ

かごめ(市川実日子)の一件から1年、とわ子(松たか子)は自宅で一人暮らしを始めていた。高校に進学した唄(豊嶋花)が、通学しやすい旺介(岩松了)の家に引っ越したからだ。娘がいない寂しさを抱えながらも、生活を楽しもうと試行錯誤するとわ子は、ある日、公園で“謎の男”(オダギリジョー)と出会う。

そんな中、とわ子はしろくまハウジングのオーナーが外資系ファンドに会社の株を売却しようとしていることを聞かされる。もし会社が外資の傘下になって利益重視の経営に変わると、コスト削減のために人員整理が行われるかもしれない。会社としてのこだわりや職人気質の社員たちを守るためにどうすればいいか悩むとわ子を心配し、慎森(岡田将生)、鹿太郎(角田晃広)が続けざまにとわ子のマンションを訪れる。一方、八作(松田龍平)はレストランの仕事を休み、一人で旅に出ていた。

後日、唄への届け物のために外出したとわ子は“謎の男”と偶然再会する。夢中になれることや仕事についての会話で徐々に打ち解けていく2人だったが、ひょんなことから話題はかごめのことに。すると、とわ子の口から、ずっと胸に秘めていた親友への思いが止めどなくあふれていき…。

番組HPより引用

感想

かごめの死の影がとわ子の生活を薄い膜になって覆っている、そんな第2章の始まりでした。色々な場面で、かごめがいてくれたらと思わせます。

仕事でうまくいかず、誰かと話したいなと思いながらも、オペレッタの前を通りすぎて、かごめのトロフィを見ながら一人でソファで眠るとわ子がいました。

向かいから女友達同士という二人組が、喧嘩をしながら歩いてきます。もう、かごめとは喧嘩もできない。

かごめが好きだったコロッケを歩きながら食べるとわ子。前から歩いてきた人たちに変な顔をされても、これが一番美味しいんだから!、知らなくて残念ですね、と心の中で言っているような気がしました。

かごめの喪失を、悲しい、寂しいと言葉で言うのではなく、とわ子の生活の風景のなかに描いている脚本が凄いなと感動します。

謎の男Xに、好きなものは何かと訊かれ、「かごめ」と即答したとわ子。かごめが亡くなった時のことを、幼稚園で見たマジックショーに例えました。

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放送日:2021.6.1/視聴率:5.8%

あらすじ

しろくまハウジングが外資系ファンド・マディソンパートナーズに買収されてしまった。さらに、その責任者で“企業買収の悪魔”と呼ばれる人物が、最近親しくなったばかりの大史(オダギリジョー)だと分かり、とわ子(松たか子)は驚きを隠せない。ところが、社長のとわ子に退任要求を突きつける一方で、ビジネスとプライベートは別だと言い切る大史。仕事以外では、今までと変わらずとわ子と親しくしたいという。とわ子もまた、大史と過ごした楽しい時間を忘れられず、その申し出を受けることにする。

そんな元妻の恋心を敏感に察した慎森(岡田将生)は、鹿太郎(角田晃広)をけしかけ、2人でとわ子のマンションへ。「好きな人、できた?」という直球質問にとわ子は…。

一方、大史は自社の社長からの「ある命令」に従うため、とわ子に相談を持ちかける。恩義を感じている相手からの指示とはいえ、あまりにも“自分”がない大史の姿勢に納得できないとわ子は、大史をマンションに招いて説得を試みることに。しかし、そこへ慎森と鹿太郎、さらには八作(松田龍平)もやってきて…。

番組HPより引用

感想

恋の始まりってこういうことだよねと思う始まりでした。

なんだか早く起きれたり、美容室に行ったり、手の込んだ料理を作りたくなったり、周りの人にハンカチ持ってる人っていいよねって言いたくなったり。

ーいつも通る道があるんですけど、この間そこで水遊びをしている子どもたちがいて。

ーああ、私、この一年何かを眺めながら歩いたことなかったなって気づきました。それは小鳥遊さんのおかげです。

小鳥遊から、人は人生を楽しんでいいに決まっている、という言葉をもらい、とわ子の毎日に色がついたようでした。人生を楽しむということの比喩が、公園で水遊びをしている子どもたちを見ること、というのがとても素敵だなと思いました。

今話は、”かごめを失った後”のとわ子という軸で、二人の男性が対照的に描かれていました。一人は、小鳥遊、もう一人は八作です。

田中八作とのやりとりが切なかった。
夜、ちょっと会えないかなと電話をかけてきた八作に、とわ子は言います。

あれじゃないかな、無理じゃないかな。
結局二人して、同じこと考えることになるよ。

とわ子はわかっているんです。
失くしたものが同じ二人が一緒にいても、失くした部分を見つめることしかできないから。失くしたものを、やっぱり失くしたんだなと再確認することしかできないから。

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放送日:2021.6.8/視聴率:6.2%

あらすじ

ビジネス上は敵対関係にありながら、心を通わせるとわ子(松たか子)と大史(オダギリジョー)。ところが、社長からの恩義に縛られることなく生きることを選んだ大史は、かねてから誘われていたマレーシアの会社に転職することを決断。さらに、現地では建築士としてとわ子の仕事も見込めるとして、とわ子に「人生を一緒に生きるパートナーになってくれませんか」とプロポーズをする。

そのことを八作(松田龍平)に伝えた唄(豊嶋花)は、「取り乱すから」と慎森(岡田将生)には内緒にしておくようお願いするが、運悪くそこへ慎森が現れる。その後、バッティングセンターで大史と待ち合わせていたとわ子の元に、なぜか八作、慎森が現れる。慎森いわく、八作がプロボウラーと結婚することになった、と。困惑しながら結婚報告する八作の話を聞いていたとわ子だったが、そこに遅れてきた大史が現れて…。

唄の応援もあり、四度目の結婚や新天地での生活に期待をふくらませつつも、一方では社長として会社と社員たちの行く末も気になるとわ子。そんな彼女に対して、元夫たちはそれぞれの思いを胸に行動を起こす。

番組HPより引用

感想

人は一人でも幸せになれるか。孤独とどう向き合うか。夫婦とは何か。このドラマの大きなテーマの答えが出た一話だったのではないでしょうか。

今話で、一番良い役回りをしたのは慎森でした。小鳥遊にプロポーズをされ、仕事をやめてマレーシアに行くかどうか迷うとわ子に、慎森は言います。

「君は働いて恋をする人なんだから。人は働く、人は恋をする。働く君と恋をする君は別々じゃない、分けわけちゃダメなんだ。」

「もう一人は嫌なんだよ、限界なんだよ、誰かに頼りたいんだよ、守られたいんだよ。」と言うとわ子。

「人の孤独を埋めるのは愛されることじゃないよ。愛することだよ。そして君には愛する人がいる。」

自分の思いだけで突っ走る性格の慎森でしたが、回を重ねる毎に突っ走る方向が、とわ子を大切にしたいという方向に向いていきます。例え、自分が好かれていないとわかっていても、とわ子を守るためにスマホを奪ったり、部屋に閉じ込めたり、小麦粉を頭から被っても突っ走ります。見ていて愛おしくなります。

孤独を埋めるために、誰かに愛されるために、自分が自分でいるための働くということをやめてはいけない。それを強要する相手を選んではいけない。孤独を埋める方法は、誰かに愛されることではなく、誰かを愛することである、と慎森は教えてくれます。

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放送日:2021.6.15/視聴率:5.7%

あらすじ

「好きになれる自分と一緒にいたいし、一人でも幸せになれると思うんだよね」――。考えた末、四度目の結婚には踏み切らず、一人で生きていく道を選んだとわ子(松たか子)。八作(松田龍平)や鹿太郎(角田晃広)、慎森(岡田将生)ら3人の元夫との関係は相変わらずで、しろくまハウジングも買収前の平穏な日常を取り戻していた。

ある日、オペレッタでとわ子は初恋の相手・甘勝岳人(竹財輝之助)と偶然再会する。親しげに思い出話に花を咲かせる甘勝に嫉妬した鹿太郎は、抑えきれない感情を共有するために慎森に電話をかけるが…。

それからしばらくして、とわ子は自宅に置いていた亡くなった母の荷物が詰まった段ボール箱を偶然見つけ、中から旺介(岩松了)と離婚する前の母が書いた一通の手紙が出てくる。母の思わぬ一面に動揺するとわ子だったが、同時にこの手紙を出せなかった胸中を思って複雑な気持ちになる。すると、同じく手紙に気付いた唄(豊嶋花)が、送り先の人物に会いに行こうと提案する。

番組HPより引用

感想

愛に溢れた最終話でした。

前半は、とわ子の母・月子の恋文を通して、家族が愛し合うこと、素直に生きることが描かれていました。

医者を目指していたはずの唄は、自分ではなく彼氏の西園寺君が医者になることを応援することにします。自分の気持ちを大事にするより、現実的な可能性を優先する、それが楽に生きる方法と唄は思っています。

唄は、おばあちゃんの出せなかった恋文をみて、「おばあちゃんも、おじいちゃんも、ママもかわいそう」と言います。誰もが自分の気持ちを素直に表現できないまま、バラバラになってしまったから。

とわ子は母の恋文を見ながら、「全部捨てでも手紙を出せば良かったのに」とつぶやきます。母親が恋文をだして好きな人のもとに行けなかったのは、自分のせいだから、幸せを犠牲にしてまで家族に尽くすことはなかったのに。

幸せそうではない母親を見るのは、子どもにとっても辛いことでしょう。子どもは親を愛しているから、愛する人が幸せになるためなら自分を捨てても良かったと思っています。

そして、唄は言います。「おばあちゃんのラブレター届けようよ。おばあちゃんがママのことどう思っていたのか、おばあちゃんが不幸だったのか聞いてみようよ。」

「おばあちゃんの人生は私の未来かもしれないんだよ」

この言葉はすごく説得力がありました。

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大豆田とわ子と三人の元夫番組情報

放送局・放送日程

放送局 放送時間 放送開始日
フジテレビ系 火 21:00 2021年4月13日

視聴率

平均視聴率 6.1%

スタッフ

【脚本】
坂元裕二
【音楽】
坂東祐大
【演出】
中江和仁、池田千尋、瀧悠輔
【プロデュース】
佐野亜裕美
【制作協力】
カズモ
【製作著作】
カンテレ
【番組HP】
https://www.ktv.jp/mameo/
【Twitter】
https://twitter.com/omamedatowako

キャスト

大豆田とわ子(40):松たか子
バツ3の女性。最初の夫との間に産まれた中学3年生の娘と二人暮らし。建設会社「しろくまハウジング」の新社長。
田中八作(40):松田龍平
とわ子の最初の夫。東京・奥渋谷のレストラン「オペレッタ」のオーナー兼ギャルソン。
佐藤鹿太郎(45):角田晃広(東京03)
とわ子の2番目の夫。ファッションカメラマン。
中村慎森(31):岡田将生
とわ子の3番目の夫。エリート弁護士。
とわ子の関係者
大豆田唄:豊嶋花
とわ子の娘。実父は八作。
大豆田旺介:岩松了
とわ子の父。元参議院議員で現在は無職。
綿来かごめ:市川実日子
とわ子の親友。
松林カレン:高橋メアリージュン
「しろくまハウジング」営業部。
三上頼知:弓削智久
「しろくまハウジング」設計部。
城久間悠介:平埜生成
「しろくまハウジング」施工部。前社長の息子。
大壺羽根子:穂志もえか
「しろくまハウジング」経理部。
黒部涼:楽駆
「しろくまハウジング」新人。
六坊仁:近藤芳正
「しろくまハウジング」の重鎮。
小鳥遊大史:オダギリジョー
「しろくまハウジング」を買収した外資系ファンド・マディソンパートナーズの法務部長。
八作の関係者
三ツ屋早良:石橋静河
俊朗の彼女。
出口俊朗:岡田義徳
八作の親友。
持田潤平:長岡亮介
八作を誘い「オペレッタ」を立ち上げたシェフ。
鹿太郎の関係者
古木美怜:瀧内公美
有名女優。ある目的が会って鹿太郎に近づいている。
慎森の関係者
小谷翼:石橋菜津美
慎森が公園で偶然出会った女性。

ゲスト出演者

第5話
門谷:谷中敦(東京スカパラダイスオーケストラ)

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2021年春ドラマSchedule

火9ドラマ

2021.07 彼女はキレイだった
主演:中島健人・小芝風花
2021.04 大豆田とわ子と三人の元夫
主演:松たか子
2021.01 青のSP―学校内警察・嶋田隆平―
主演:藤原竜也
2020.10 姉ちゃんの恋人
主演:有村架純
2020.09 DIVER-特殊潜入班-
主演:福士蒼汰
2020.07 竜の道 二つの顔の復讐者
主演:玉木宏・高橋一生
2020.04 探偵・由利麟太郎
主演:吉川晃司
2020.01 10の秘密
主演:向井理
2019.10 まだ結婚できない男
主演:阿部寛
2019.07 TWO WEEKS
主演:三浦春馬
2019.04 パーフェクトワールド
主演:松坂桃李
2019.01 後妻業
主演:木村佳乃

-2021年春
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