【30禁 それは30歳未満お断りの恋。】第6話の感想・ネタバレ/揺れる

30禁 それは30歳未満お断りの恋。第6話 感想 ※ネタバレ注意

ホテルに向かったものの、志乃は河合との関係を進めることができません。心の中にいる真雪の存在が引っかかり、涙を流す志乃。そんな志乃に河合はすごく大人な対応でした。

全てを知っていて、そこまで優しくできるのは、河合自身も忘れられない存在、美鶴への想いがあるから、同じ気持ちがわかるからなのかもとも感じました。

気持ちの整理がなかなかつけられない志乃。ここまで来ると、要領の良さはそこまで必要ないのではないでしょうか。もう真雪と決めてしまえたら楽なのに。だけど31歳の志乃にはその選択はなかなか出来ません。

真雪の存在を知っていた河合は「若さは変えられない。若いなら突っ走れ」とアドバイスします。自分には出来なかったことを託すかのようなこのセリフ。真雪が突っ走ってしまうとお見合い相手の志乃の存在を失うかもしれないのに。そうアドバイスできる河合ってすごいなとただただ感心させられてしまいます。

その後、美鶴をお祝いのご飯に誘う河合。自分の突っ走る範囲の小ささをボヤく河合はなんだか可愛く見えました。河合も潔く捨てると言いながら、やはり美鶴を諦められないんだと分かり、河合の想いが叶えばいいのにと願ってしまいます。

志乃のいう結婚の難しさを、真雪は「好きだから、一緒に居たいから結婚する、簡単だ」と話します。確かに好きだから結婚する。すごくシンプルで簡単なことなのですが、歳を重ねるにつれ、どんどん複雑化してしまうのが結婚な気がします。これが志乃と真雪の年齢の差なのかと思ってしまいました。

志乃がプロポーズを受けてくれないと踏ん切りがつかないと美鶴がわざわざ志乃に会いに来るシーンは、あっさり別れたように見えた美鶴の心の内を表していて、もう手が届かなくしてほしいという切ない願いに胸が苦しくなりました。

河合に幸せになってほしい、自分では出来ないからと引き下がる美鶴の強さ。河合と美鶴はお互いを想うばかりにすれ違っていて、大人の選択ってこんなにも苦しいものなのかと切なさがこみ上げるシーンでした。

真雪は強気に志乃を揺らしにかかり、最後は真雪の押しに負けたとも言える志乃。だけど、志乃はこれを望んでいて、嬉しそうにも見えました。真雪と正式に付き合うことを決めた志乃。これから2人にどんな試練が待ち受けるのでしょうか?

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