七人の秘書第1話 感想 ※ネタバレ注意
東都銀行の頭取・一原福造がホテルのスイートルームにて持病の心臓病を悪化させ体調を急変させた時に電話した先はラーメン店「萬」店主、萬敬太郎でした。
萬は司法書士の資格をもっているという異色の経歴があり、生前何かあった場合には一原が依頼していたとはいえ、秒速でホテルにチームの面々が到着しきれいに証拠隠滅を図って風のように去っていきました図はあっぱれでした笑。【仕事人】って感じがしてかっこよかったです。
そして銀行の頭取の急逝といえばその後のポジション争いが大変ですよね。男の醜い部分が露呈されているという構図でしたが、分かりやすく、No.1候補の常務の安田英司が権力を振りかざしているというストーリー。
ラーメン店「萬」の元店主の妹であり、「東都銀行」常務秘書である望月千代は疲れ切った様子で電車の踏切をくぐろうとした谷正を間一髪のところで助け、ラーメン店「萬」へ連れて行く。
萬も谷正に話してみるようにいうと、安田の指示で町工場の決算書を改ざん、不正融資した金を安田に回していたが税務調査で目を付けられてしまった為自分の命で償おうとしてという。
話をきいた面々は口々に安田を許せないとし、彼の裏の顔を暴くため計画をし次々としかけていく。
本来スポットライトを浴びることのない【秘書】の面々が協力して悪人の裏の顔を暴いていく感じが痛快でした。スピード感もあるしあっという間に見終わった感じがします。
個人的に見やすかったポイントとしては、善悪が分かりやすいので、確実に悪い奴が悪い演技をしてくれる点w
今回であれば安田常務とその権力にあやかろうとした行員の悪行を最後に露呈させることができるのはすっきりします。
もう一つは全部が完璧にいかないところがまた親近感がわく!と思いました。
例えば鰐淵五月が家政婦として安田常務の家に入り込み、カメラなどを仕掛けるまではよかったですが、安田の書斎に入り込めたのもつかの間で、一切不正の証拠となるものを見つけることができませんでした。
そこできっちり見つけるというよりは、今回のラストのように、【実は谷正の内部告発書は頭取の元に届いており頭取自身が調べて自分の進退をかけて対応しようとしていた】という結果のほうが、今後につながる感じがしてよかったなと感じました。
全部を彼女たちが見つけてしまうというよりは、いろいろな人が信頼の元に守っていたものを見つけ出すというほうが温かい感じがしました。
あとは個人的に江口洋介が歳を重ねるたびに渋くなり良い感じでした。「ここからは引き取らせてもらおうか」という言葉の不思議な安心感。最高でした。
次回はダメダメ秘書の照井七菜も本格的に巻き込んでのお話になりそうですね。楽しみです。
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