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【監察医 朝顔2】第11話の感想・ネタバレ/浩之が嘆くシーン、涙なしには見れなかった…行方不明のつぐみも心配

監察医 朝顔2第11話 感想 ※ネタバレ注意

自分の物忘れがひどくなってきたことを相談する平に、美幸はそういう歳だと励まし、気にしないように話しました。そして、浩之に会いにきた朝顔とつぐみを迎えに行く平。手には忘れないようにしっかりと日付のメモが。病院を間違ったり、面会予約の日を間違ったり、症状がひどくなっている気がして心が痛みます。朝顔もこんな平の様子に不安げな顔。

美幸は自分の寂しさを平で埋めているから平を独占したいと思っているのか‥。後に朝顔に「こっちのことは心配しないで、私に任せて」なんて言いましたが、本当に任せて大丈夫なのか、すごく不安です。

新幹線何時かと3度も聞く平に覚えてないの?と朝顔。平の様子に不安しか感じれない朝顔がついに切り出した瞬間でした。平もわかってはいても病院にかかる勇気がなく、怒鳴ってしまい、なんだか重たい空気となってしまいます。夜道を歩き、公衆電話で繋がるはずのない里子に語りかける朝顔。朝顔が感じる不安がとても切なくて、翌日の美幸の介護できないでしょ?という問いかけも追い討ちをかけるものとなったと思います。神奈川へと帰る朝顔の顔は目を背けられない現実、そして不安に力を落としているように見えました。

また、里子かもしれない歯を調べて欲しいと言っていた祖父の浩之。朝顔はどちらにしろ悲しみが深くなるだけだから調べるつもりがないことを浩之に語りかけますが、浩之は久しぶり帰ってきた娘が津波の被害に遭い、自分だけが無駄に生き残っていると嘆きました。このシーン、涙なしでは見れませんでした。

なんで生き残ったのが自分なんだろうか、娘がいないこの世界に未練などなく、娘かもしれない歯をある種の拠り所にしていた浩之。「里子を返してくれ」死期が迫る中でのこの言葉は胸に突き刺さりました。

そして、長野のトンネル崩落事故。アルバイトのうっしーが力仕事くらいならできると現場に同行したいと申し出たシーンは、法医学教室のチームの一員として、ご遺体に向き合いたいという真摯な思いが伝わりました。情報漏洩の件は残念だったけれど、向きを間違っただけで本当にまっすぐな青年なんだと思います。

遺体安置所を作るなんて不謹慎だという家族の声に、朝顔が訴えかけるシーン、すごく心に響く内容だったと思います。「誰も亡くなってないことを祈りながら、だけど万が一に備え、ご遺体が一刻も早く家族のもとに帰れるように。」自分の夫も巻き込まれているかもしれない、心穏やかではないこの状況で話すシーンは説得力がありました。

桑原が無事だと分かり、ほっとしたのも束の間。ラストシーンはつぐみが行方不明になるという不安な状況に‥。いつも万木家に笑顔をもたらすつぐみの存在。今回もじいじにつぐみの家までの手作りの乗車券を渡したり、新幹線でばびゅーん!という発言をしてみたりと癒しを与えてくれていたつぐみ。きっと朝顔に会いたくて飛び出したと思うのですが、本当に無事を祈るばかりです。

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