【監察医 朝顔2】第15話の感想・ネタバレ/平への言葉に感動しました。桑原くんは100点満点のお婿さん

監察医 朝顔2第15話 感想 ※ネタバレ注意

今回のテーマ、承諾解剖。外国で遺書もなく自殺した父。本当に自殺なのか、なぜ父親が亡くなったのかを知りたいと思う気持ちはすごくよく分かります。そして、そのことを話した朝顔に「家族にも知られたくない事情があるんじゃないか、その人の気持ちちょっとわかるよ」と平は話しました。

その発言にお父さんらしくないと反論した朝顔。父が自殺した人の気持ちがわかるなんて言い、朝顔はもどかしさを感じながらもお風呂へ向かいます。その後、戻ってきた朝顔に「お父さん、よく覚えてないんだけど、何かまずいことしたか?ごめんな」と平は謝りました。ちょっと前の記憶もあやふや、だけどきっと何かよくないことを言ってしまったんだろうと申し訳なさから謝る平。記憶は定かではないのに、自分が確実に迷惑をかけているんだろうと思い込む平には寂しさを感じました。

アルツハイマーだと告げられ、これから家族に迷惑をかけながら生きていくことになる、そのことを平は1番に懸念し、申し訳なさを感じながら過ごしています。だからこそ、ひっそりと命を終わらせたこの男性の気持ちが分かり、昔の同僚たちにもそんなことを漏らす平の気持ちを思うとすごく切なかったです。

申し訳なさからいつも謝ってばかりいる平。桑原家の両親はまだまだ元気で、自分だけが患い、桑原に対しても迷惑をかけてすまないと謝るシーンでは、今回も桑原は素敵な言葉をかけていましたね。

僕たちが一緒に暮らしたいから戻ってきてもらった。ちょっとくらい忘れっぽくたっていい。もし僕のことを忘れても、僕が覚えているから大丈夫、問題ない。

この言葉は本当に温かく、平を尊敬し大切に思っているからこそ出る言葉だったと思います。

さらにごめんって言ったら罰金制にしようと提案する桑原。素敵な提案だなと思いましたが、一回千円はちょっとお高いですね(笑)

また、お年玉をもらうつぐみ可愛かったですね。和気あいあいとした家族の雰囲気を見れて良かったなとは思いましたが、平の「桑原家といつか旅行の約束」こんなメモもなんだか切なく思えてしまいます‥。

朝顔は自殺した気持ちがなんとなく気持ちが分かると言う平に対し、自分を気持ちを素直に怖かったと伝えました。平は朝顔と話す中で、あとどれくらい残っているかわからないけど残されな時間を朝顔たちと楽しく生きるんだと決意を新たにしました。そして「短いと思うんだ、お父さんの時間。」と寂しそうに話し、最終章はこういった切なさと向き合っていかないといけないんだと痛感させられました。

お年玉を3回も渡し、日付を何度も確認する平につぐみも違和感を感じていましたね。朝顔はつぐみに対して誤魔化すことはせず、病気のことを分かりやすく話し、じいじはじいじだからと伝えました。つぐみも朝顔の話をしっかりと理解し、じいじが病気だと聞いて心配する様子はつぐみがじいじをどれだけ大好きか物語っていたと思います。

さらに、あの歯がDNA検査の結果、母でないことがわかったと朝顔は報告しました。40キロも離れたところから流れ着いてきたその歯。これは逆もあるということですよね。果てしなく遠いところに里子はいるのかもしれない‥。生きた証を見つけるということの難しさを改めて突きつけられたように思います。そして生きた証も大切だけど、平から聞く里子のことを大切にしようと話を聞こうとする朝顔にはほっこりさせられ、家族の思い出を、家族の時間を大切にしていかなければと気づかせてくれました。

そして最後は浩之が危篤だと連絡が入ります。最終章に入り、物語は終わりへと進む中で、平の病気や、浩之の命と向き合う朝顔。最後は幸せな笑顔で締めくくって欲しいなと願わずにはいられない回となりました。

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