【監察医 朝顔2】第18話の感想・ネタバレ/とうとう平がつぐみを忘れてしまう...

監察医 朝顔2第18話 感想 ※ネタバレ注意

行われた浩之の葬儀。骨拾いのシーンがあるなんて、ご遺体といつも向き合い続けたこのドラマならではだなと思いました。浩之がずっと会いたかった里子にきっと今頃会えているんだろうと思うと悲しさよりも心が穏やかになる気がします。

また、平と眠ろうとするつぐみは相談があると話します。言いにくそうにするつぐみでしたが、「赤ちゃんが生まれてきたら、みんなつぐみのこと嫌いになっちゃう?」と心配そうに尋ねました。

ずっと妹が欲しいと願っていたつぐみでしたが、いざ朝顔のお腹に赤ちゃんがいると分かり、そんなことを心配をするつぐみが可愛らしく、愛おしく感じます。「変わらないよ。1番大切な人は1人じゃなくていいんだよ。」と平は話し、つぐみを安心させてあげていましたね。つぐみと生まれてくる子と3人で寝ると大事そうにメモする平に、どうか3人で寝れる日が来ますようにと祈らずにはいられません。

また、今回は自ら命を絶った女性の事件でした。自殺にしては怪しい点があると事件性が疑われる中、自首してきたのは以前朝顔がお世話になったことがある、あの松本教授でした。

事件の真相は、やはり自殺であの場で亡くなっていたのは松本を思ってだと分かります。駐車場に飛び降りたらありの巣を壊してしまうかも知れない、巣を見るたびに命をたった自分のことを思い出してしまうかも知れないと考えたのかも知れないと話す朝顔に、「ほんのささやかなことでも自分にとって大切な人のことを関連付けて思い出せる生き物だ、何てないことにも生きた痕跡が残っていて、そういった痕跡と生きていかなければならないことは、時に幸せでもあり、辛いことでもある。」と松本教授は語りました。

朝顔たちは、美幸からもらった里子が弾いたピアノの伴奏のテープを聴いたり、平から聞く里子の思い出話を聞くことで里子の生きた痕跡を感じ、そこに懐かしさや嬉しさ、そして寂しさも感じていましたよね。人間はそうやって思い出せる生き物だからこそ、いないことの寂しさをヒシヒシと感じ喪失感に襲われたり、反対に心の拠り所となったりするんだと改めて感じました。

また、あんなに大切にしているつぐみのことも忘れてしまった平の目の前にし、涙を堪えるのに必死な朝顔の複雑な顔は見ているこちらも胸が苦しくなりました。平の表情は乏しくて、感情の起伏もあまりなく‥症状の深刻さを感じさせました。

平がつぐみの存在を忘れたことにショックで落ち込む朝顔に、桑原は何も言わずただ優しく寄り添いました。そしてお願いを聞いてほしいと言い、結婚式を挙げようと話したのです。

「結婚式して欲しかったんだよね?お父さん、結婚式やるから。」

浩之が亡くなった時、朝顔の結婚式のために新調したスーツがあったことを知ったり、記憶を無くしていく平が結婚式はした方がいいと話したりしたことが桑原や朝顔の気持ちを後押ししたのだと思います。きっとすごく温かくて感動的な結婚式になるんじゃないかと、今から涙腺が崩壊しそうです。

ラストシーン、森本刑事が何者かに刺されました。最終話、どんな結末が万木家に訪れるのか、見守りたいと思います。

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