【監察医 朝顔2】第7話の感想・ネタバレ/法医学教室と野毛山署の執念が実り、桑原の無実が証明される

監察医 朝顔2第7話 感想 ※ネタバレ注意

容疑者となってしまった桑原くん。今回、桑原の容疑は無事晴らすことができるのか、注目の回となりました。

監察官の五十嵐は、朝顔に桐谷の担当から外れるように告げに来ます。相変わらず憎たらしさしか感じさせない五十嵐。朝顔は「身内が容疑者になろうとも解剖に私情は挟まない」と主張しますが、「意図することは分かる」と外れることに同意します。

サポートとなれば名前を書く必要がないと光子のサポートを託された朝顔。様々な角度から真相を探ります。

忙しくする朝顔がご飯を食べていないと聞き、自分もフルーツサンドを食べないと言うつぐみ。「弟って可愛い?」とつぐみに聞かれ「可愛いよ、すごく」と話す忍。つぐみの母を思う気持ちや、忍の桑原への想いが込められているこの発言たちには胸が締め付けられるような気持ちになりました。明らかに不利なこの状況が、どうにか変わらないものかと願ってしまいます。

一方、なかなか思うような結果が出ない法医学教室。

疲れを見せる藤堂たちに朝顔は後はやるから帰ってと話します。自分たちのために無理をさせているという状況をいたたまれなく思う朝顔でしたが、茶子はみんなに一旦帰るよう言います。

帰り際、「先日見かけた男性って?」と茶子に声をかける光子。ここにも何か秘密が隠されているようで、これから何か分かっていくのかなという様子を醸し出していました。

銃を打ち慣れていない桑原の事故だったのかもと五十嵐に言われた朝顔。帰ってきた平は「心配ないよ、大丈夫。」と話しますが「家族だから心配する。お母さんだってずっと心配していた」と朝顔は珍しく感情をぶつけます。

朝顔を励ますためにかけた平の言葉ですが、不安と焦りからか、普段穏やかな朝顔がこんなにも感情の起伏を見せるシーンは、ことの重大さを象徴しているようでした。

すぐに疲れてて当たっちゃったと謝った朝顔。その後、平の部屋で仮眠をとろうとする朝顔が、枕がくさいと2度も平を呼び止めたシーン。

きっと先程のやりとりの申し訳なさや後ろめたさがあったからなのだと思います。こういう描写を丁寧に見せてくれるのがこのドラマのいいところだなと感じながら見れました。

翌日、どんな事実が分かってものの法医学教室のみんなが導き出したことなら受け入れる覚悟ができていると光子に話す朝顔。

朝顔はやっぱり強いなと感じましたし、法医学が導き出した結果を信じると話す朝顔からは仲間だけでなく法医学そのものも信じているのだと強く感じさせられました。

その後、野毛山署の聞き込みや丸屋の現場保存の信念から捜査や検案が進み、桑原の証言の正しさが認められました。

無事容疑が晴れた桑原は開口一番に、盗まれた銃のことを心配しました。桑原って正義感に溢れた刑事なんだと改めて感じるシーンでした。

やっと会えた朝顔と桑原の2人。「俺、刑事続けたい。」と話す桑原に「そう言ってくれてよかった。危険な仕事だし大変だと思う。心配しないわけじゃない。誰かがしないといけない仕事だもん。2人で助け合っていこう。」そんな風に言える朝顔。

刑事の父を持ち、母の心配していた姿を嫌と言うほど見てきた朝顔が、自分も刑事の夫を持ち、今回の事件を受け‥。それでも刑事を続けることを快く返事できる朝顔って逞しいですよね。2人ならきっと何年先も素敵な夫婦なんだろうと思わせてくれました。まさかこの後離れ離れになるなんて‥。

ついに引っ越す平。色々頼んだぞと桑原に伝えるます。ついに、平がこの家を出て行ってしまうのかと思うと寂しさが募りますが、全ては里子の生きた証を見つけるため。

あの冷蔵庫のメモを見つめながら平は何を考えていたのだろうか。見つかった手袋は朝顔に託し、荷物をまとめました。

体に気をつけてと朝顔に伝え、去っていく父の背中に。母の面影を思い出す朝顔。平を呼び止め駆け寄り「来週行く」と伝えます。

そして、「すごく胸騒ぎがした。このまま二度と会えなくなるような気がして。」と心の内で語ります。朝顔のこの言葉はこれからさらなる悲劇を見なくてはならないのかと不安しかありません。

ラストシーン、桑原が長野に異動となり家族は別々に暮らす展開となりそうです。

平が家を出て、桑原も単身赴任‥。万木家に残される朝顔とつぐみ。今後、どんなストーリーが待ち受けているのでしょうか。

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