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【最愛】第5話の感想・ネタバレ/子供たちへの愛にあふれる光石研の演技に引き込まれる

最愛 第5話

最愛第5話 感想 ※ネタバレ注意

今回も涙、涙の感動回でした。達雄を演じる光石さんの演技に引き込まれ、子を守りたい父の覚悟と優しさに涙が止まりませんでしたね。

「覚えてなくても大丈夫!姉ちゃんが優の分まで覚えとく!」そんな風に話していた頃の小さい優の姿はすっかり変わり、梨央を越す背の高さにまで成長した優。自分が何をしたか知ってしまった優が、迷惑をかけたくなくて家を飛び出したものの、最愛である姉、梨央を後藤から守るために情報屋として近づいたことが明らかになりました。

やったのは俺だと話す優に「優はやっとらん、何もしとらん」と優を庇い、目に涙を溜め話す梨央。自分に対しても、優に対しても言い聞かせているようにも聞こえました。ずっと会いたかった優が、まさか昭までも殺してしまったのかという動揺とやっと会えたという嬉しさが入り混じる梨央の心の動きが切なく感じます。

一方、当時薬物騒動を起こした長嶋に会いに行った大輝。友達を疑うこと嫌になったりしないのかと聞かれ、刑事の仕事を「向いてるよ」なんて答えた大輝ですが、そんなことしたい訳ありませんよね。同期で同じく刑事になった藤井の存在がこれまでの放送で少しだけ取り上げられたものの、その後特に現れないのが、何か意味があるのではないかと勘ぐってしまいました。次回は藤井についても動きがあるのでしょうか。

真田グループ内のペーパーカンパニーの実態を執拗に探ろうとするしおりは襲われ、拉致されてしまいましたね。トランクで運ばれた先に現れたのは後藤。この後、しおりには何が待ち受けるのか。後藤からすれば、唯一最愛な存在である会社を守るためなら何でもやってしまいそうで、危険な展開が迫っているように思えてなりません。

また、梨央と優の2人がバスで落ち合うまではハラハラでした。優の面割りした大輝が少し躊躇いを見せながらも声を振るわせ「朝宮優です」と報告するシーンも印象的でしたね。優を可愛がっていた大輝だって、優が犯人だなんて考えたくないに決まっています。本当に優が真犯人なのか‥。康介が死んだあの事件の夜、薬物を使っていたと思われる左利きの男もきっと何らかの関係があるのではないでしょうか‥。まだまだ秘密が隠されている気がしますし、優が真犯人でないことを願ってしまいます。

そして、何と言っても今回の山場は梨央と優を守るために遺した達雄の映像でした。康介を殺し、山に埋めたのは自分だと告白し、子供たちは何も悪くないと語られたあの映像は、涙なしでは見られませんでした。最愛の子供たちを守るためにとった達雄の行動。自分が殺したと思っている優は、父ではないと叫びますが、側にいた大輝がお姉ちゃんの前で言わなくていいと制し、本当に切ない展開でした。

刑事としての顔の大輝と、大ちゃんとしての大輝の表情の入り混じり方が、松下洸平さんの演技力の素晴らしさを物語っており、本当に素敵な役者さんだなと感じざるを得ませんでしたね。また大輝は、相棒の桑田から私情を挟みすぎる行動を上司に報告される形となり、刑事としての立場も危ういものになるのではという不安もありました。

そして、梨央からの助けてのSOSを受け取った加瀬の「了解」はすごく頼りになりそうな一言でしたね。加瀬は、昭が亡くなった公園で、優が残した映像を見ながら何か考えていた様子もありましたし、2人を救う何かを見つけてくれないかと期待してしまいました。

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