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【チェリまほ】第7話の感想・ネタバレ/ついに結ばれた2人、黒沢の想い、安達の想い、涙が止まりません

30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい第7話 感想 ※ネタバレ注意

人によって好きなBL作品はさまざまだと思いますが、テレビドラマに限って言えば『おっさんずラブ』がこのジャンルの金字塔と言えます。

しかし、今回の『チェリまほ』第7話はおっさんずラブを超えたと言っても言い過ぎではないと思ったのは私だけではないはず。ぜひこれからご覧になる方はハンカチを片手にご覧くださいね。

これほど好きになる気持ち、好きと思われる気持ちに純粋に向き合ったのは、近年のドラマではこの2人以上がいたでしょうか。「好き」という特別な感情が自分の中でも蘇ってきます。あー恋したい。

抑えきれない想いを伝えた黒沢、受け入れてもらえず諦める決意を固める

黒沢は想いを抑えることができず、伝えたいがゆえの告白でした。それも真っ直ぐに自分の想いを伝える告白。あんな風に告白されたら、もしそんなに好きではなかったとしてもときめいてしまうに違いありません。

初めは側にいられるだけで良かった。側にいるうちにどんどん好きになっていく。もう抑えることができない。黒沢のストレートな告白、彼の気持ちが痛いほどよく伝わってきました。

でも安達は何もできませんでした。返す言葉も出ず、ただただ立ち尽くすだけ。黒沢のおかげで変わりだした安達ですが、最後の一歩は踏み出すことができなかったんです。

黒沢が安達を好きになった理由

自分は容姿のおかげで得をしている。それは知ってる。だからこそ仕事でも何でも「容姿のおかげ」と思われないように完璧になることを目指してきました。そのための努力も並大抵ではなかったでしょう。

あるとき、取引先の女社長がイケメン好きで容姿要因として黒沢に白羽の矢が立ちました。おまけで安達も。

自分の役割がわかっている黒沢は努力で培ったコミュ力で女社長にたいそう気に入られます。

ところが、要求は黒沢の体でした。思わず逃げてしまった黒沢は酔いと無念で崩れ落ちてしまいます。介抱する安達に弱さをぶちまけると、安達は「それでいいじゃん。素のほうがよっぽどいい」と黒沢を励ましました。

黒沢にしてみれば今まで自分に寄ってきた女は自分の表面しか見てなかった。内面をさらけ出して、それでもいいと、本当の自分を肯定してくれたのは安達が初めてだったんです。

イケメンならではの悩みなのかもしれません。お金持ちも「自分じゃなく財産が好きなだけだ」っていう設定はお約束ですし。でも絶対安達はこのこと忘れてると思う。黒沢のこと完璧人間だと思ってるし。

告白の翌日、黒沢は出張でした。安達に受け入れてもらえなかったと感じた黒沢は、あらためて自分を見つめ直して、もう諦めなければいけない、ただの同期に戻ろうと決意しています。

安達の出した答え

一方の安達は、1日中ずっと黒沢のことばかり考えていました。いや今日だけじゃなく、これまでずっと黒沢のことを考えていたことに気がつきます。そして黒沢のことが「好きだ」とハッキリ自覚しました。

自分が今日まで童貞でいたのは、魔法を得たのは、全部黒沢のためだったんだ。

安達は終業とともに走りだします。もちろん黒沢の元へ。こういう走り出す設定は定番中の定番ですが、むしろそういう設定が大事なんだと再認識しました。居ても立っても居られない、想いを伝えたい、その想いをよく現していますよね。

安達は黒沢に謝罪から語り始めます。「ごめん、昨日のことも、これまでのことも」

そんな風な言葉から始まったら告白を受け入れられないと思ってしまいますよね。案の定、黒沢も「もうダメだな」という感じで、笑顔の下で落ち込んでいます。そこからの「俺も黒沢が好きだ!」の黒沢の表情の変化。思わずこちらまで涙してしまいました。

本当に結ばれて良かった。でもまだ最終回ではありません。途中で結ばれた2人に訪れるのは「波乱」が恋愛ドラマの定石。これからどんな波乱が待ち受けているのでしょうか。

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