【恋せぬふたり】第1話の感想・ネタバレ/1人は寂しいと思う気持ちはアロマンティック・アセクシュアルでも同じ

恋せぬふたり 第1話

恋せぬふたり第1話 感想 ※ネタバレ注意

岸井ゆきのさん×高橋一生さんのW主演により始まった『恋せぬふたり』。このドラマで触れられた“アロマンティック・アセクシュアル”という言葉は、私自身初めて聞きましたが、アロマンティックが恋愛的指向の一つで他者に恋愛感情を抱かないこと、アセクシュアルが性的指向の一つで他者に性的に惹かれないことで、どちらの面でも他者に惹かれない人を、アロマンティック・アセクシュアルと呼ぶそうです。

「この社会に生きる全ての人がきっと笑顔になれる、ラブではないコメディ」とあって、期待が高まりました。

冒頭、岸井ゆきのさん演じる兒玉咲子は、何でも恋愛に結びつけ、「恋しない人間なんていない」なんて話す上司の発言に違和感を感じながら、まさか後輩が自分に好意を寄せていると思いもせず‥。

そんな咲子が興味を持ったのは、キャベツを品種の名前でしっかり紹介する高橋一生さん演じる高橋羽という男性でした。「名前があるならきちんと呼びたいだけ。僕も一色単に人類とか呼ばれたくない。」と話し、さらに「いると思いますよ!恋しない人間。」と話す羽。この時の咲子の意表をつかれた様な顔は印象的でしたね。

家での咲子は、里帰りが迫る妹と、口には出してこないけれど、自分の結婚を心配している母親に少しずつ居心地の悪さを感じていました。

そんな時、親友とのルームシェアの話に。「見つけたね、恋とか愛とかめんどいこと、何もない、私たちの城。」なんて言っていたのも束の間、結局千鶴は元カレとよりを戻し、ルームシェアもドタキャンに。

「好きなんだから仕方ない。咲子も早く誰か運命の人に出会えるといいね。」なんて言って去っていく千鶴は結局、恋愛至上主義な感じしかしませんでした。

そして、咲子が見つけた「羽色キャベツのアロマ日記」というブログ。羽の言葉は咲子が更新を楽しみにする気持ちがわかるくらい印象的なものばかりでした。

  • その歳で結婚していないとどこかに問題があると思われる
    → その思考回路が問題
  • 待っているだけじゃ出会いがない
    → むしろ避けている
  • お見合いを断ったら選り好みできる立場ではない
    → 恋愛してないだけで、なぜこれだけ舐められる
  • 1人が好きなんですね
    → 僕はそうじゃないから困ってる。

咲子にこのブログを書いているのが自分だとバレた時の気まずそうな羽の顔色はさすが高橋一生さん!と思えるうまさがあって、2人で話せる場所をと探す中、知り合いに見られても構わないと話した咲子にすかさず、「僕は困るんで!」というセリフの感じも含めて、2人のやりとりは見応えがあるなとしみじみ感じました。

たどり着いた羽の家が一軒家というのは驚きでしたが、家の雰囲気まで羽らしさがすごく作り込んでありました。咲子はそこで「付き合ってみたらわかる、好きな人に出会えばわかる、大人になればわかると言われていたが、やっぱりうまくいかなくて、自分は何か欠けてるのかなと思っていた」と話しました。

そして、咲子は恋愛しないってことは1人で生きていかないといけない。でも、私は1人は好きじゃなくて。これから先ずっと1人で生きていくのかと思うとたまらなく寂しい。とアロマンティック・アセクシュアルを自認することで覚悟を決めなくてはいけないのでは...ともがいていました。

“恋愛して結婚して生涯を共に歩んでいく”それが出来ない自分は1人で生きていくしかないのだろうか、それは寂しい。と言う気持ちはアロマンティック・アセクシュアルであろうと、なかろうと分かります。

1人はやっぱり寂しいですよね。

そんな咲子に「どうすればいいか分からないけど、この気持ちを我儘だなんて思うつもりはない。」と話した羽。

自身がアロマンティック・アセクシュアルだと分かった上で暮らしている羽は、咲子より少し先輩で、1人は寂しいという咲子の気持ちも理解していて同時に悩んでいたのかもしれませんね。そして、この言葉が咲子を後押ししたように思いました。

立ち上がり、「私と家族になりませんか?私と恋愛感情抜きで家族になりませんか?」と。衝撃の一言を真っ直ぐな瞳で話す咲子。本当咲子らしさが滲み出てました。それについての羽の返事が「僕のこと、舐めてます!?」なのには笑っちゃいましたが、そりゃそうなりますよね(笑)次回が楽しみになりました。

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