【恋せぬふたり】第4話の感想・ネタバレ/普通の幸せを考えるきっかけになる

恋せぬふたり 第4話

恋せぬふたり第4話 感想 ※ネタバレ注意

前回ラストに転倒した羽。第一声が「ここは?あなたどなたですか?」には焦りましたけど、冗談だったなんて(笑)咲子も言ってましたけど、そんなこと言いそうにないのに(笑)

歩くのはままならないけれど、人にも触れられたくない羽が自宅前の階段を登れるのかと気になる展開は、松岡の「失礼します。」が掻っ攫って行きました。そして、「男としてちゃんと責任を取る。」には笑いしか出ませんでした。「遠慮してません。バリバリ休まなくて結構です。」と羽が突き返しても全然びくともしてませんでしたね(笑)2人のやりとりのひとつひとつが噛み合わなすぎて、そこがまた面白くもありました。

そして、「家族(仮)ですから!」とドヤ顔の咲子に、「男と女が同じ家にいて、何もないとか普通ない。」と松岡は否定的。羽の「あなたの普通を押し付けないでください。」はまさにその通りでした。自身の“普通”の感覚が人にとっては普通ではないようなこと、きっとこの世には沢山存在しているんでしょうね。ただ自分の“普通”の感覚が染み付きすぎて、それにすら気づけないのでしょうけど。

そんな中、アウティングに気をつけましょうと羽は咲子にも釘を刺しました。第三者に相手のセクシュアリティについて話すことを指す言葉をアウティングって言うんですね。あの松岡に説明するとなると、やはり羽のセクシュアルティに触れずにはいられないようにも思いますが、そういったことは許可なく話していい問題でもないですもんね。

朝は手作りうどんだと聞いた松岡は「カップルみがエグい。」と大騒ぎ(笑)さらに緊急連絡先についてのやりとりも、「カップル通り越して、妻みもエグいくらい出ている。」だなんて(笑)何でも恋愛が始まる合図にする恋愛至上主義者の松岡に羽は呆れながらも言い合いが止まりません。2人は一生分かり合えないんじゃないかと思いました(笑)

またその後、ムラっとこないのかと質問する松岡に、「分かりたい気持ちと不躾な質問は違う。」と羽は返します。なるほどなと思ったと謝る松岡に「根はいい人なんで!」と咲子は話しましたが、松岡ってかなり単純で、ちょっとおばかな(笑)基本はいい奴なんですよね。

前回まで(いや、今回の後半まで)うざい奴だとしか思えなかったのですが、このキャラクターにも慣れると少しずつ憎めないやつになってしまいました。

宅配ピザでマルゲリータ以外は邪道ピザ(笑)と話した羽でしたが、蟹に釣られてましたね(笑)笑っちゃいました。悪くないですね!と素直になりきれない羽も羽らしくて◎また、羽の同僚がお見舞いに来たシーンは、手作りのおかず持参な上に、ありがちなわかりやすいマウントまでありましたね(笑)

ロールキャベツを作った松岡。「ちゃちゃっと作ってなんて言ってごめん。」と謝れる松岡の素直さが松岡のいいところですね。しかし、そこから繰り出されたのは衝撃的なセリフでした。「だからさー、俺でもよくない!?キスもセックスもしない!触ったりもしない!恋愛抜きで家族になるの俺でよくない!?」

えーーーー。なるほど、そうきたか、松岡(笑)確かに、松岡とも成立するのかも知れないけれど、それには松岡の我慢がまずは必要で、さらにその我慢させている状況に咲子が何も感じないという状態も必要となり‥。やはり無理があるんじゃないでしょうか?次回どんな風に展開されるのか、かなり待ち遠しいです。

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