DCU第7話 感想 ※ネタバレ注意
普通に1話で完結の事件と思われた前回の事件が、ブラックバタフライにつながっていました。
那由のプロデュースによるリモートダイビングVRイベントが行われていました。元カノの子どもと参加していた大友は、実は、新名に頼まれていたのですね。
リモートダイビングVRのためのリモートカメラが乗っ取られて、直後に水上バイクが爆破されました。成合らしき人物が水上バイクに乗り込み姿がカメラに映っていました。新名、西野、神田は気がつきました。瀬能も気がついて、新名の様子を伺いますが、動揺を見せません。
陽生の父の部下だった笠原が開発したものでした。父が亡くなった後も気にかけてくれていたという笠原、15年前のことも何か知っていそうです。陽生は鍵について聞こうとして、途中でやめてしまいました。
前回の犯人・木見が留置所で自殺、西野と新名は、口封じされたと思っています。成合なら、あの爆発から、素潜りで約3分逃げることができるという新名。そのとおり、死んではいませんでした。15年たってもできるなんて、ずっと訓練していたということでしょうか。
新名が那由を訪ねて揺さぶりをかけます。「真実は必ず水の中にある」この決め台詞的言葉が、すんなり入ってこないのがこのドラマの難点な気がします。「川の流れは必ず海に出る」の方はしっくりきます。
那由は成合とつながっているし、ダイヤの密輸にもかかわっていたようですね。耳の後ろに蝶のマーク、ブラックバタフライの一員ですね。
瑠璃は、すごいですね。基盤まで組みなおしています。DCUメンバーは、新名をはじめとして、苗字の神田で呼んでいるようなのに、瀬能は「瑠璃さん」と名前で呼んでいるところにドキッっとしました。瀬能は年上女性、基本的に名前にさん付けですね。
今回使われた爆弾が2年前のテロ事件で使われたものと一致しました。ブラックバタフライですね。成合が生きていることを知っている瑠璃は、真子に成合のことを聞いてしまいます。
真子にとっては過去のことになっていますが、生きていたらショックですよね。今の新名への気持ちは揺らぐことはないかもしれませんが、騙されていたこと、新名がしばらく隠していたことには冷静でいられません。三角関係?というか、2人で真子を取り合うような関係だったのですね。
成合を狙ったのは那由で、ブラックバタフライを抜けたいからだと言います。ロペスも木見も死んで、自分が殺されると思ったということもあるのでしょう。成合はゴーストと呼ばれています。
確かに、みんな死んだと思っていますから、ゴーストです。那由の娘は生まれつき重い心臓病で、手術が必要です。それはなんとかしてやるという成合。那由からの情報はかなり重要なもののようです。
基盤が復旧し、那由が爆発事件の犯人とわかり、指名手配されます。那由の母親が小林幸子さんでした。言われないとわからないかも、という感じでした。何か悪いことをしているのかもと思いながら、お金の出どころは聞けずいたというのはわかりますね。孫を助けたい気持ちです。
那由は娘の萌を受け入れるための準備で先にアメリカに行くと言っていたけど、新名の予想どおり、もう一度爆破して、成合を殺そうとします。
電波が遮断されているところで耳のGPSをはずしていました。DCUも、それに気づいたようです。
成合は何に気がついて八景島シーパラダイスに目的地を変更したのでしょうか。口角が上がって、ニヤッと笑っていましたが、本当に悪人なのでしょうか。「お前の裏切りが娘の死を招く」という言葉。どうして、萌が水族館に行っていることがわかったのでしょうか?
那由がストップしても無理。爆発を止めるには、ターゲットのスマホのGPSを遮断するしかないといいます。
爆発まで30秒で萌を発見。スマホを発見して、SIMカードを取り出せず、破壊しようとする陽生。かなり力を入れて、踏んだり、石を使ったりしていましたが壊れません。スマホを持って走り出す新名と追う陽生。海に投げるつもりで、間に合わないかと思ったら、あの電波の遮断された場所。水に囲まれた夢の空間でした。ずっと伏線になっていたのに、気がつきませんでした。
今回はみんなが走っています。特に、横浜流星くんの走りが凄いと評判でした。まるで、ハードルを越えるようなシーンも。
手錠をかけられた那由の目の前に萌が来ました。萌が母の姿を見ないように、駆け寄って優しく声をかける陽生。那由は、顔を見られてよかったかもしれないですね。しばらく会えないのでしょうから。
新名も優しかったです。確かに密輸は罪だけど、誰も死んではいないから、そこまで大きな罪にはならないかもしれません。「今回の件、DCUで引き取ってやってもいいぞ」の意味が解りません。ゴーストの情報をくれることが条件って言うことは、罪が軽くなるのでしょうか?
那由は「瀬能博士の息子さんですよね?」と陽生に声をかけましたが、設計図を一度見ただけだと言います。それでも名前を憶えていて、息子に声をかける、特別な何があったということでしょうか。
新名と陽生の亀裂が決定的になってしまいました。新名のやさしさがかえって悪い方向に行っています。父がブラックバタフライに設計図を渡したのかもという陽生に憶測で言うんじゃないという新名は、陽生のことを思っているのに。お互いに隠していることを話して、一緒に捜査していくことになればいいのにと思います。次回はそうなって欲しいです。
鍵をあっさり返した新名の真意は何なのでしょうか。成合と同じく、自分の目で見て欲しいと思っているのでしょうか。どこの鍵なのか、陽生にしかわからないし、記憶も戻ることも願ってのことでしょうか。
新名が隠していたことを成合は言ってしまいます。父は、遠隔システムがあれば今回のように、どんな乗り物も乗っ取ることができて、凶器になるから、その技術を横流ししてテロリストから多額の報酬を得ていたというのです。信じられない陽生に、自分で鍵を使って調べろと言います。手錠を持っている陽生。「死ぬぞ」と言われてみると、陽生の胸にレーザーポインター。誰かが遠くから狙っています。悔しがる陽生です。
今回はなんだかわからないことだらけでした。ブラックバタフライの狙いが分かりません。捕まる人たちは、指示に従っていただけという人ばかりです。隆子を殺すように指示したのは誰なのでしょうか。「川の流れは必ず海に出る」という言葉と、真子の言った、地道な捜査を続ける人だということからすると、15年間も捜査し続けていることもありそうな気がしてなりません。
成合の潜伏先が分かったということで、次回は温泉。すごくシリアスな展開なのに、どうしても頭をよぎるのはテルマエロマエです。
あと2回全9話で終了。本当に終わるのでしょうか。
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