DCU第8話 感想 ※ネタバレ注意
陽生の父は悪者ではなかったという予想があたり、新名との信頼も取り戻すことができて、ほっとできた8話でした。
前話のラスト、成合の潜伏先がナガシマスパーランドとわかって極秘捜査に向かいます。サンシャイン水族館、八景島シーパラダイスと続いてきていて、旅番組かと思うところでしたが、今回は見ごたえがありました。
ことあるごとに新名が相談している佐久間部長ですが、SNSで見ると、怪しいと思っているのは私だけではないようです。
新婚旅行で捜査、真子も海保の職員だからできることですね。絶対浮気はありえないから言っているのでしょうね。職場も同じ、新名には、真子の知らない時間はないでしょうね。
陽生は鍵がどこの鍵なのかを探しに、空家になっている実家に行きます。探し方が雑だって言いう意見もありましたが、陽生は、ちょっとガサツな性格のようですね。子供の頃の写真を見て、笑顔になっているところがよかったです。
ドラマがスタートするときには、15年前の事故で両親を亡くしたと書いてあったと思うのですが、事故のシーンには母の姿は映っていません。陽生も「父の命日」と言っていて、一緒に事故に遭ったのなら「両親の命日」と言うと思います。事故後に一人になって施設で育っていることから、事故以前に母は亡くなっていたということでしょうか。
この写真にも赤ちゃんの時には母がいますが、入学式は父と二人の写真でした。写真を撮っていたのが母、と言うことも考えられますが、誰かに頼んで3人で撮りそうですよね。ドラマでは、母のことは重要視されていないのだと思います。
温泉で、西野のお尻が映っているって思ったら、そんなふざけている場合じゃなかったです。抱きかかえている新名、やっぱりちょっと笑いそうです。夫の命が狙われたのに淡々と捜査なんてできないという真子。でも、新婚旅行なのにいろいろ持ってきているのすごいですね。似たもの夫婦と言えますね。
前回、陽生が神田を「瑠璃さん」と呼んでいることにドキッとしたのですが、やはり、大友は「神田さん」と呼んでいます。「隆子さん」「真子さん」はだいぶ前からの知り合いのようだからわかりますが、神田はDCUに来て出会ったはず、距離詰めるのうまいと話題です。悩んでいる姿ばかり観ていますが、本当は明るい子ですよね。年上の女性は名前に「さん」なのですね。
成合を信じるはずはないですよね。たとえ、新名を信じられなくなったとしても、それが成合を信じる理由にはなりません。父と新名を信じたい気持ち、辛そうです。設計図が欲しいから、陽生に記憶を取り戻せと言っているのだとは思うのですが、何か、他にも意味があるような気がしてしまいます。
真子の「大切な人を失うのはもうたくさんなの」と言う言葉は辛いですね。成合と、隆子と‥。成合が生きていることは知らないままではいられないですよね。確か予告では、結婚したばかりで未亡人にはなりたくないというセリフがあった気がしたのですがなくなっていましたね。今回の言葉の方が響きますね。
いるのですよね。でも、言葉が足りないから伝わりません。新名が父のことを言わなかったのは、テロリストとの関係を否定したかったからですよね。否定できる証拠が見つかったら言うつもりだったのでしょう。成合から言われたことでの不安を払拭してもらいたくて、陽生は新名に会ったのに‥。
神田の話から、新名が娘の犯行を疑っているように、視聴者をミスリードしています。
それにしても、戸塚は、自分が食べたものに睡眠薬が入っていることに気がつかなかったのでしょうか。夢中だからでしょうか。
ここで生きてくる新名の3分以上の潜水。娘は父の犯罪を止めようとしていたのですね。犯罪者の娘にしてしまったと嘆く父に、逮捕しないからと話を聞く新名。被害者は自分たちだし、無事だからですね。
新名は、ここで初めて、瀬能博士の設計図のことを知ります。そして、本当は会社の上層部が海外に技術を横流ししていて、瀬能が1人で戦おうとしていたのでした。陽生の父は悪い人じゃなかったのです。
テロ組織の反対側の人間だから殺されたのですよね。テロリストなら、逮捕されそうになっても殺されはしません。子どもに、「お父さんは人殺しの道具を作っていると言えるか?」という瀬能の言葉、7話の那由の、子供のためなら何でもするという言葉にリンクしている気がします。子どものためにまっすぐでいようとする親と、子供の命を守るために罪を犯す親、どちらもわかる気がします。戸塚はまじめな人なのですね。それでも罪を償おうとするなんて。
陽生は父と新名の記憶が混ざっていたのですね。父の記憶が蘇って、鍵のことも思い出しました。鍵がなくてもすぐに壊せそうな缶のケースだけど、鍵があることで、これだって思い出せるのでしょう。
そして、出てきたのがフロッピーディスク。これも、SNSで話題になりました。15年前にフロッピー?2006年か2007年あたりですよね。すでにフロッピーは姿を消していたはずです。IT関係が遅れていた職場でしたので、一部で使用することもありましたが、USBに切り替わってきていたかと思います。それにかなりのボリュームのはず、フロッピーでおさまるのかと思います。CDあたりが妥当かと。
また、陽生はフロッピー見たことあったでしょうか?普通に扱っていましたが。時代、間違ってないかな、と思いました。関係ありませんが、いまだに上書保存はフロッピーマークですよね。一番信頼する人に渡せという父でした。
陽生は成合と会っています。信じていいんですか?と言います。そのデータはもう世に出ることはないと言いますが、だったら受け取る必要もないでしょう。この時、私は、偽物に違いないって思っていました。でも、あんまりすんなり渡したら疑われるから勿体ぶっているだけだと。
ついに成合と再会した新す。新名の質問には何も答えずに、成合は去っていきました。すぐにフロッピーディスクが偽物であることを知って、笑っていますが、怒っているのですよね。
陽生があれは偽物だと言ってDCUのメンバーの元に戻ります。今までのことを新名に謝ります。父の記憶と同時に、新名のことも思い出していたのですね。1人で寂しかった陽生は、新名に会って泳ぎを思い出して、新名のような海上保安官になる夢を持ちました。生きる希望をもらったのですよね。特別な言葉はなくても、分かり合う、いい笑顔です。1話の最初に戻りましたね。
瀬能博士はどんな悪にも屈しない素晴らしい方だったという戸塚の言葉、嬉しいですね。東都重工は、社長自ら横流ししようとしていたということでしょうか。そして、新名を殺すように命じたのは牧原だったというのです。岡田浩暉さんの出番、少ないなあと思っていて、何かあるのかなあと思っていたらそのとおりでした。成合と接触していて、公安が追っていた様子です。
そして、真子が新名が隠していたものを見てしまいました。かなりのことが分かったから、新名も、ちょっと気が緩んできていた感じですよね。でも、真子のショックは予想できません。
次回最終回2時間スペシャルとのことで、実質10回と言うことですね。成合が実は潜入捜査というのは、もう、ないのでしょうか。成合がブラックバタフライに入るきっかけなど、過去のこともわかるのでしょうね。
海保にスパイがいるらしいという話もあり、ずっと怪しいと思っていた佐久間はどうなのでしょう。15年前、新名と成合に、瀬能博士を確保するよう指示したのが佐久間です。佐久間に指示した人物が、上にいるのかもしれませんが。
陽生が閉じ込められていましたが、大丈夫ですよね。ハッピーエンドでありますように。
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