【ドラゴン桜2】第1話の感想・ネタバレ/前作とは作風が変わり半沢直樹風に

ドラゴン桜第1話 感想 ※ネタバレ注意

桜木健二がいよいよ戻ってきましたね!2005年に放送された「ドラゴン桜」の15年後を描く今作。当時、倒産寸前の龍山高校にやってきた弁護士・桜木は様々な勉強法を考案、低偏差値だった落ちこぼれたちを半年間で東大に合格させたという伝説の持ち主。今回はどんな手腕を見せてくれるのか。

また前作、生徒役に抜擢された俳優陣は山下智久さん、長澤まさみさん、新垣結衣さん、紗栄子さん、小池徹平さん、中尾明慶さん。今思えばとても豪華な顔ぶれ。その中から長澤まさみさんは続投ですし、紗栄子さんはサプライズ出演で登場されましたね(^^)!今回の生徒役にも必然と注目してしまいます◎

舞台は、龍海学園。自由教育を掲げる理事長・久美子と、それゆえに学力低下の一途を辿る高校の再建を試みる教頭・高原。東大合格者を輩出して評判を高める必要性があるとはいうものの、一年で5人の東大合格者を出せるかどうかが勝負の分かれ目ということに。実際のところ、偏差値40以下が東大を目指すなんてなかなかのハードルだと思いますが、前回同様にやり遂げちゃうんだろうなという期待感が募ります。

かつて桜木の教え子だった水野がバディとなり、東大専科というクラスを立ち上げ。しかし水野が挨拶するも生徒は聞く耳すら持たず、「バカとブスこそ東大へいけ。」なんて懐かしいセリフも響く者はいませんでした。

そんな中、「東大になんか絶対に行くな!」桜木の言葉はある意味、生徒から釘付けに。無関心、無気力、甘ったれ、根性なしのお前たちは世の中に搾取される。搾取されない方法、それが東大に入ることだと話しながらも、お前らにその価値があるとは思えない。東大の方からお断りだなんて言い捨てるのでした。

桜木の様子は前回とは打って変わって別人。2年前、8人中7人を東大に合格させた桜木。しかし、唯一落ちた米山圭太という学生の自殺未遂が桜木をこんな風に変えてしまったのでしょうか。まだまだ語られていないであろう背景が今後明らかになるのも楽しみです。

幸先は悪く、せっかく東大を目指してくれたとと思った岩井と小西は本当ただのヤンキー(笑)2人に罠に嵌められた水野はSNSで拡散され、最悪な事態。太刀打ちできない状況を打破してくれたのはやっぱり桜木でしたね。「力でねじ伏せるのも暴力。言葉でねじ伏せるのも暴力。人を騙して陥れるのも立派な暴力。」桜木のこの言葉は胸に刺さるものがありました。

「子どもなら何をやっても許されるのか?」桜木の言うこのセリフも視聴者に向けたメッセージなのかも知れません。

楓は万引きを桜木に見られたと瀬戸に話しましたが、そのことが今回の事態を呼び寄せたのだとわかり、まだまだ闇は深そうだなと感じます。裏で瀬戸が仕向けていたのは、ありがちな展開ではありますが、今後どう展開されていくのか。

さらに、水野の東大同期の坂本のもとに、あの自殺未遂した米山がいました。そして2人は桜木を潰そうと企んでいる様子。この坂本役に林遣都さんが登場したのは驚きでした◎

最後は痛快なクライマックスを見せてくれ、スッキリな展開。桜木節は前回同様、きれっきれでしたが、今回は敵の多そうなこと(笑)作風は前回とはすっかり変わっていそうでしたね。半沢直樹感が立ち込め、さすが日曜劇場な雰囲気。新たなドラゴン桜も、きっと楽しめるのではと期待したいです。

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