ドラゴン桜第8話 感想 ※ネタバレ注意
東大合格者を5人出すことを目標にしていた桜木のもとに届いた、学園売却計画のメール。5人合格しても、しなくても水野法律事務所の危機だと水野は頭を悩ませます。そこで、合格者を4人にすればいいと名案を思いついたと発言する校長を、「大人の事情に子供を巻き込むなんて絶対許されない。」と理事長は一喝しました。
理事長は本当に教育者としての理念が明確で、いつも全ては子供のためにと生徒を思っての方針なんですよね。初回の印象からはガラリと変わり、今ではいい人にしか見えません。
またこの時、学園や生徒のために一緒に支えると教頭も話していましたが、もしかして教頭って敵なのかもしれないと思ってしまいました。敵だと思っていた理事長たちは味方で、本当の敵はまだ身を潜めているのか‥?もしそこに裏切りがあるとしたらショックは大きいですが、学園のためとか関係なく、頑張っている専科メンバーたちが喜べる結果を期待してしまいます。
模試を通し、東大との距離を知った専科メンバー。最短距離を考えた上で志望学部を決定し、夏休みに突入します。
特訓を期待するメンバーたちに、各自勉強するように桜木は言い放ちましたが、学校を離れても、専科メンバーが集まり勉強する姿は、結束が生まれ微笑ましく見えました。おまけの小橋と岩井もすっかりメンバーになってましたね(笑)また、ノートを褒められ満更でもない様子の藤井は可愛さしかなかったです。
今回のメインは、楓が両親にようやく東大受験を切り出したこと。夏休み期間、父親が用意した、実業団での1ヶ月の練習に参加することになった楓。中途半端なことだと分かっていながら、親の期待も無視できず‥。授業した瀬戸の間違いに詰め寄るシーンと同じく、言い出せずにいる楓に詰めよることで桜木は自分自身の弱さと向き合えるように誘導しているように見えました。
そして、「いくら親子でも親の期待を背負う必要はない。お前が背負う必要があるのはお前の人生だけだ。それを理解させるためには、親子の縁を切るくらいの覚悟が必要だ」と語る桜木の言葉が印象的でしたね。
楓って本当に優しくて、スマートで、あんなスパルタな親に嫌気もささず、自分のために一生懸命にやってくれているから期待に応えたいとずっと悩んでいたんだと思います。怪我をしたり仲間の裏切りはあったけれど、バトミントンが嫌いになって逃げるための東大受験ではなくて、大好きなバトミントンのために勉強しているというところも楓の素敵なところ。
仲間にも恵まれ、大切な仲間もできたと話す楓の思いは、言葉には出しませんでしたが、両親にもきっと届いていたと思います。元ペア清野の存在も楓も後押しし、険悪だった関係が少し前向きになり、こちらも安心しました。
また今回、小橋と岩井も専科メンバーに練習生として仲間入りしましたね。随分前から専科メンバーみたいなものだった気がするので、やっとかって感じもありますが(笑)大学入学共通テストまでのカウントダウンも始まり、ますます目が離せません。
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お見事!考えうる最高の最終回でした