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【ドラゴン桜2】第9話の感想・ネタバレ/いよいよ共通テスト、東大入試も学園売却も大詰め

ドラゴン桜第9話 感想 ※ネタバレ注意

東大合格への第一関門である、大学入学共通テストが行われた今回。ラストには学園売却ついても大きく動き出し、最終話に向けてますます目が離せない状況となりました。

冒頭、学園売却について対策を練る桜木や理事長たち。「高校って生徒たちが大人になった時に帰れる場所、あの時、あの場所で頑張ったという記憶が支えてくれる。」と水野が話すように、母校という存在は時に自分を奮い立たせてくれるものなのかも知れません。

人生において、多くの子供が立ち向かう、まず初めの試練が大学入試ではないでしょうか。子供だけどもう子供ではない、自分の意思を明確に持った1人の人間として、将来どんな風な大人になりたいかをイメージしながら進路を決める。

高校という場所が、未来に向けてどれほど大切な場所か、その場所が無くなることは心寂しいことであることは間違いありません。特に、専科メンバーたちにとって、この学園は桜木と出会い、自分自身に向き合い大きく動き出した場所であるからこそ、なおさらだと思います。

大学入学共通テストにむけての5箇条が桜木から話され、緊張感が漂う中、最後の模擬試験。藤井は数学で思うように点が取れず落ち込んでいますが、そんな藤井に健太がバナナを差し出しました。中学時代の同級生に馬鹿にされ、挙句に数学ではミス続きだった藤井を健太の優しさが救ってくれたと思います。

共通テスト前日。それぞれ東大に入ったら何がしたいのか聞き出す桜木。それぞれの思いは東大に向けて真っ直ぐで、そんな中藤井だけが、何をしたいかなかなか言えずにいました。出来のいい兄たちとずっと比較されてきた藤井は周りを見返したいという思いで東大を目指しており、その気持ちが最後の藤井の決断を大きく揺るがしたように思います。

「東大に行くことでお前らの未来の可能性は無限に広がる。自分の将来は周りが決めるんじゃない、世の中の流れに乗るもんでもない。自分の人生を自分で作る。」桜木が自分もそうであったように、水野がそうであったように、専科メンバーたちも、自分の人生を自分で作るための東大への切符を掴もうと必死にもがく専科メンバーが、みんな合格してくれることを願わずにはいられません。

そして、大学入学共通テストが終わり、自己採点。藤井は天野や楓、菜緒よりも低く719点という結果でした。あんなに頑張ってきた藤井の予想外の結果に、藤井の表情を見るのが辛かったです。そして、理系として3年間、誰よりも勉強していた藤井に文転を勧める桜木。文系よりも理系の方が賢そうだと誰もが持つイメージもそうですし、プライドはズタズタ‥。さらに今更という気持ちもあると思います。

だけど、「意地やプライドのために東大に落ちるか、なりふり構わず合格して東大というスタートラインに立つか。」と桜木は畳み掛け、「周りばかりを気にして生きるのはもう辞めろ。お前を笑う奴がいたら俺の前に連れてこい。東大はただのスタート。誰かのためとか認めてもらいたいとかじゃなく自分のために東大にいけ。お前ならできる。自信を持て。」と話します。こんなにも温かい言葉を藤井にかけてくれる人物がいたでしょうか。親にも兄弟にも馬鹿にされ続けた藤井の涙に思わずもらい泣きしてしまいます。

また、教室に戻り国語と日本史を教えてくれと専科メンバーに頭を下げた藤井に「藤井、よく言った。頼れるものは頼れ」と桜木に声をかけられた時の藤井のはにかむような笑顔も印象的でした。

そして、緊急の理事会でいよいよ売却問題も大詰めに。裏切り者と桜木たちの構図は分かりやすく、この時の7人全員、東大に合格させるという桜木の言葉は力強く、瀬戸についても何か秘策が残されているんじゃないかと予感させました。売却阻止の糸口だと踏んでいた寄附行為の追加事項を述べる水野でしたが、やはり教頭は裏切り者でしたね。

次週、専科メンバーたちの合否はどうなるのか。藤井や瀬戸の行く末も気がかりです。また、助っ人として誰か特別ゲストが現れるようなので、シーズン1から誰かやって来るんじゃないかという期待もあり、最終話が待ち遠しくて仕方ありません。

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