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【ファイトソング】第4話の感想・ネタバレ/2人の恋が始まり、終わる

ファイトソング 第4話

ファイトソング第4話 感想 ※ネタバレ注意

前回は、とってもいい雰囲気で、キスしそうになったところで終わりました。しかし、キスする瞬間、花枝の技・正拳衝きが出て、芦田は倒れてしまいます。襲われたら返り討ちにしますと言ったとおりでした(笑)

聞いてくれないと困るといい、聞いたらOKなのって、そりゃわからないですよね。ちょっと強引にしたら女の子がキュンとすると思っていたわけでもないし、寸前までは強引ではなかったですよね。

花枝はほんといろいろ決めつけられて育ってきたから、決めつけられるのは嫌なのかもしれません。女だからこうしろと言われるのは嫌だから、相手に男らしさを求めるのはやめようって考え方は好きです。

この恋にはこういうのないと思ってたっていうのは、キスのこと?そうじゃなくて、取り組むんだから、何でも話し合って進めていくということなのでしょうか。話して初めて自分の考えていたことがわかった、自分で把握する前に言葉が口から出たのでしょうか。心が動くといろんなことが分かってくるって、使っていない筋肉を使うと痛くなるようなものって、素敵な言葉がドンドン続きます。

私が先に心が動いたという花枝、先にいい曲書いちゃうって、おもしろいです。「自分勝手なのは嫌だな、情けないのはいいけど」っていうのもいい言葉ですね。恋に取り組んで反省会って、どうもなじめません。

慎吾と凛が花枝を探していて、ムササビのぬいぐるみを見つけます。花枝が喜んで笑うから、買って行ってやろうとう慎吾に凛はあきれています。

恋する2人は必ず見つけるという凛の言葉どおり、2人がやってきて見つけます。花枝の周りで芦田がムササビと言われるていることを告げると、喜んでいいのかなと芦田。ちょっとつかみどころのないあだ名です。

突然、コートをばたばたさせて「ムササビ」と言って飛び上がる芦田。しばらく無言のあと、あとからじわじわ来るやつだと言って笑う花枝、驚きの方が大きいですよね。使ってない筋肉を使った感じで、がんばった芦田です。

声に反応するぬいぐるみなのを知って、「えらいんだね。耳がいいんだね」と言った後、無言で真顔になる花枝を、芦田も、陰から見ていた慎吾と凛も不審に思います。でも、まさか耳が聞こえなくなるかもしれない手術控えているとは思わないですね。

記念にプレゼントしたいという芦田に、嬉しいという花枝。固定概念どおりだから、矛盾してるという花枝に、恋は矛盾だらけなんじゃないかなという芦田です。やるじゃないですかと―と喜ぶ花枝。いい言葉が浮かんで、芦田も心が動きましたね。

花枝が定期の仕事で芦田の部屋に行くと、弓子がいました。上から下まで見て、「ふーん」はちょっと失礼ですね。

敵か味方かと芦田に聞く花枝ですが、弓子が敵だと答えます。花枝の「押忍」が出ました。2ヶ月だったはずの期限が1週間になるという話でした。そこでトーストが焼きあがってチンっとなるのはどういう意味があるのでしょうか。

弓子の言葉には確かに芦田に対する思いがにじみ出ているけど、それは薫しか気がついていませんね。私の人生が分かりやすかったことなんか一度もないって、そうですよね。人生って、自分が一番わからないのかなあと思いました。

レコーディングはプロのミュージシャン、バンドが売れた時に高校やめるかどうか迷ったという薫。ボーカルと曲を作っている人だけがスカウトされてプロになるというのもよくある話のようです。芦田は責任取ると言ったようですが、大人に、彼らの将来に責任が取れるかと言われ、あきらめた話も聞いています。

慎吾を見つけて過去の失敗をクリーニングしてなしにできないかって聞く弓子、どうかしています。できないね、できてたまるか―って自己解決して帰っていきました。

慎吾はびっくりしています。花枝に敵?と聞くと、敵じゃないよ、たぶんって、芦田のことを思ってる弓子の本当は守りたかった気持ちが伝わっているからでしょうか。敵か味方かという判断をするのは、2人共通なんですね。周りの人たちをそんな風に見てきたのでしょうか。

何となく元気がない花枝を心配する慎吾。バーベキューしようと言います。花枝を元気づけたいのでしょうが、1人でご飯食べたくないという気持ちもわかりますね。

いつもふざけているヒデと俊哉は、直美を笑わせたい一心だったのですね。いつもと違う慎吾にイライラする凛。聞けない慎吾に変わって、直接ズバリ聞いてしまいます。一週間では何もできないのでは、私はいらないのではと思っていたのです。

慎吾はそれで落ち込んでたのかと言って、それはまじで好きになったっていうことじゃないかと言おうとして、黙ってしまいました。言いたくないって、凜も何も言えなくなっています。真剣になったら茶化したりできないし、ショックは大きいのですよね。

芦田からの連絡を待つ花枝。耳の聞こえなくなることへの恐怖も襲ってきます。

葉子の家での作業中、パソコンのデスクトップで、彼氏との写真を見つけた花枝。元気のないようすも見抜かれていました。好きな人はいるのかと聞かれて、一瞬間があっていないと言った花枝ですが、心に思い浮かんだ人がいたでしょうと言われ、写真を見せてと言われます。好きだって言っちゃってますね。葉子の、彼氏との写真、彼は今もいるのでしょうか。そこが気になります。

大学の空手部の仲間と再会し、久しぶりに体動かしたいなと言っていたところで、芦田とも偶然出会います。久しぶりに空手をする花枝を、芦田も見守っています。何かを感じて家に走って帰り、作曲を始めます。浮かんだ言葉もボードに。花枝のいろんな顔が浮かんでいます。

その後全く連絡がなくて、携帯ばかり気にしている花枝。外で携帯を持ってぼーっとしている花枝に、慎吾が作ってみたんだと、トッポギを持ってきます。食べようとしたところで、芦田から電話が来ます。躊躇する花枝に出ろと言い、呼ばれたのなら行けという慎吾。もう、せつないですね。でも、電話に出る花枝の、あんな笑顔を見たら、そう言ってしまいます。

慎吾と花枝、凛もですが、恋する意味での好きという気持ちの他に、子供の頃から一緒に育ってきた兄弟のような、仲間のような気持があるから、しあわせになって欲しい気持ちが強いのかもしれません。寂しい思いをしていたところから、やっと温かいところに来られたのだから、守ってあげたい気持ちを持っていたのでしょうから。自分の気持ちを押し付けようとはならないのですね。

出会って初めてできた曲だから一番最初に聞いてほしいと、でも、名前は呼べないのですね。どんな曲がながれているのか、観ている人に教えてくれません。寝ずに没頭して作っていたのでしょう。花枝の肩にもたれて寝てしまう芦田。「恋って結構疲れるもんなのね」という花枝のつぶやきは、ちょっと嬉しそうです。

花枝の手術は近づいてきて、秘密にはしておけない状況になってきました。普通なら親代わりの直美ですが、言いにくいでしょうか。でも、しばらく入院ということだし、黙ってはいられませんよね。脳神経外科の待合室で考えこむ花枝を、穂香が目撃してしまいます。何かとするどい穂香ですから、ここから何かみんなに伝わるかもしれないですね。

芦田の結果はダメでした。曲は採用されませんでした。「今までありがとう」って、終わりになってしまうのでしょうか。始まったばかりだったのに。

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