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【ゴシップ】第3話の感想・ネタバレ/本質を捉えているつもりで全く捉えてないことすら気づけない大衆

ゴシップ 第3話

ゴシップ #彼女が知りたい本当の○○○第3話 感想 ※ネタバレ注意

覆面女子高生シンガーのAOI。若者から絶大な人気を誇る現役高校生の意外な正体には驚かされましたし、椛谷とMIZAC、2人の切れていた糸が結び直されたのではないかという結末には少しほっこりとさせられました。そして気になるラストシーンを残し、次回はどんな展開を見せるのか目が離せなくなりました。

ある日、覆面女子高生シンガーAOIの顔バレ動画が急上昇ランキング1位に挙がります。凛々子はザワザワすると呟き、「興味がないなら急上昇1位にはならない。本当は覆面の下が見たいはずだ。」とAOIの正体を暴くことになりました。

今回は、凛々子と椛谷が取材に回ります。AOIのフォロワーに息子がいることに気がつき、さらにそのアカウントで父親がマスゴミだと呟いているのを目にした椛谷。元エース記者であったものの、離婚後シングルファーザーとして、中2の男の子を育てているという椛谷と凛々子の2人の掛け合いはどんな展開を見せるのでしょうか。

一方で、根津と薬膳カフェへ向かった凛々子。仕事にやる気を見せない椛谷について、気持ちの糸が切れているんだよと言う根津に、「切れた糸は結べばいいのでは?」と言う凛々子の言葉が本当に凛々子らしくて、印象的でしたね。

黄実子の「仲がいいのね」の発言に、「ただの同期、それ以下でもそれ以上でもない。」と言った凛々子(笑)言われた時の根津の表情は見ものでしたね。凛々子へ向けられつつある根津の気持ちも気になるところです。

AOIの正体が青野郁であること突き止め、レコード会社もあっさり正体を認め順調なのかと思われる展開で、なんだか納得が行かない様子の椛谷。その後すぐにAOIが顔出しでライブ配信することに。顔バレすらもレコード会社に仕組まれたプロモーションだったと明らかになりました。

しかし、AOIの姿について、ファンとライブハウスでの話には食い違いがあるように思えてならない凛々子は、昔と今で別人のようなことあるかと薬膳カフェで尋ねます。

そこに居合わせた笹目は、「変わりたいと思ったか、変わらざるを得なかったのでは。取り返しのつかない過ちとか。」と話しました。さらに、凛々子に取り返しつかない過ちはあるかと尋ねた笹目。少しはぐらかしたものの、人は本質的には変わらないと語る笹目の真っ直ぐな目は凛々子に何か訴えたいことがあるようにしか思えませんでした。

一人でカラオケをしている椛谷の元へ凛々子が。(野間口さんが相川七瀬さんを歌っている姿が拝見できるとは◎)凛々子は、過去に冤罪を暴いた椛谷の記事や、「誰にとっても揺るがない事実を伝えるのが出版社の仕事」と語った椛谷の言葉を聞き、クスノキ出版に入社したいと思ったと伝え、「私も知りたいんです。事実を。」と続けます。

凛々子の入社のきっかけが椛谷にあったなんて意外でしたが、事実にこだわる凛々子の背景も気になりますね。

AOIの正体が、20年前にデビューしたきり一発屋状態になっていた歌手のMIZACであることを突き止めた凛々子たち。「一度走ることを止めるとなかなか動き出せない。なら、別の道をと思うがそれもできない。」と椛谷はMIZACの気持ちが分かると語り、2人は少し似た状況にいるのかもしれないなと思いました。

JKの皮を被っただけでバズったMIZACは、かつて自分を切ったレコード会社からも才能があると連絡があったことを話しました。そして、正体を隠したまま覆面女子高校生シンガーとしてやってきたと真実を告白します。

おじさんよりもJKが持て囃される。悲しいけど見た目、上辺が大事なこの世の中。本質を捉えているつもりで、全く捉えてないことすら気づけないでいる大衆。このドラマで訴えたいことが何なのか、伝わったように思いました。

凛々子は、今回の件も椛谷がかって書いた冤罪事件の記事の最後の一文、「誰かにとっては不都合な事実でも別の誰かにとってはかけがえのない真実。」だと話し、「事実をどう受け止めるかは相手次第。ただ事実をどう伝えるかは私たち次第。」と続けました。凛々子の事実を伝えたいと言う思いが椛谷にも響いていたように思います。

また、薬膳カフェに椛谷が来たのも驚きでした。エース記者だった頃は通っていたのでしょうね。「心を動かされた自分を否定する必要はない。いいものはいい。」今回の椛谷の記事もすごく響く言葉でしたね。そして、父親の仕事に否定的だった息子からの“いいね”が、椛谷の記者として切れていた糸を結んだかもしれません。

そして、ラストシーンは少し恐怖でもありましたね。凛々子は笹目がつけていることに気がついていました。この後どんな展開が用意されているのでしょうか。続きがになります。

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