【ゴシップ】第5話の感想・ネタバレ/スポーツ選手の盗撮問題と笹目の正体

ゴシップ 第5話

ゴシップ #彼女が知りたい本当の○○第5話 感想 ※ネタバレ注意

友達とはどういう関係を指すのか。真琴と結奈の関係から改めて見つめ直させられたと同時に、スポーツ選手に対する盗撮についても問題提起されており、印象的な回となりました。

少年漫画の編集部に入りたかったと嘆き、やる気の見れない真琴は、凛々子からも戦力外だと取り合ってももらえず‥。そんな真琴の友達である人気プロゴルファーの沢宮結奈が、無期限の休養を発表したことが今回の始まりでした。

休養理由に心身の疲労をあげていた結奈でしたが、本当の理由は性的画像問題だとネットニュースに取り立たされ、今回も凛々子のザワザワするという予感は当たっていましたね。

“友達”のはずの真琴も取材のためと分かり、結奈は取材を完全拒否。笹目からの繋がりでようやくアポを取れた凛々子は単刀直入に原因となった性的画像とは?と切り出し、試合中だけでなくプライベートまでも盗撮されていることを聞きました。

結奈は盗み撮りされる自身に対して責めたり面白がった書き込みがあることが最もショックだと話します。

スポーツ選手の盗撮、しかも性的な画像だなんて憤りしか感じませんが、こういう問題は女性のスポーツ選手に実際にあることなんですよね‥。問題提起の切り口が素晴らしいなと思いました。

さらに、盗撮被害の記事には、「アスリートは見られる商売だ。」「露出して休養だなんて。」とコメントまでつき‥。確かに見られる商売かもしれないけれど、それはスポーツをする姿をであって、性的な見られ方のためなんかではありませんよね。盗撮を正当化するようなコメントが多々あることにすら、嫌悪感を感じました。

「こんなことで負けてほしくない。」と真琴は結奈に話しますが、結奈にとってこれは“こんなこと”ですむ問題ではありませんよね。

居酒屋で同期と飲む中、結奈が引退してもおかしくないと嘆く真琴。その時、話していた内容がリークされる展開も、仕事への倫理観みたいなものを訴えていたように思いました。

「事故って言うか‥。」と言い訳する真琴でしたが、あれは事故じゃないですよね。凛々子も「迂闊すぎる。あなたに取材する資格はない。」と言い放ち、これまで真琴が戦力外だと言われ続けてきたのもうなづけてしまいました。

真琴から“女子中学生変死事件の真犯人は瀬古凛々子”という書き込みを見つけたと聞かされた根津は仁和に会いに。その後仁和は、凛々子に「気にするな。いずれ知られることだったんだよ。」と声をかけ、少し距離があるものの、肩を抱き寄せ励ましました。

このシーン、2人の関係はどういったものなのか、さらに気になるものとなりました。仁和がただ凛々子を利用しているだけとは到底思えないシーンではあったものの、なぜここまで凛々子を気にかけるのでしょうか。

根津も根津で、「話したいことがあるならいつでも聞く。お前の友達でもある。」と凛々子へと声をかけます。しかし凛々子には「根津とは友達ではない。」と言われてしまいましたね(笑)

「友達とは互いに心を許し合って、対等に交わる人。一緒に勉強したり遊んだり喋ったりする親しい人。」辞書に書かれた友達の定義でしか、友達を見出せない凛々子。そんな凛々子でしたが、自分の将来の夢を笑わなかった結奈を友達だと話す真琴の発言や、友達だからこそ打ち明けられなかったと話した結奈の言葉を受けて、友達の形について何か気づかされるものがあったかも知れません。

笹目の協力で盗み撮りした人物を特定した真琴たちは、盗撮犯へ迫りました。「みんなが見たがっているものを見せてやってるだけ。」だと豪語し、あれだけ人を盗撮していたくせに、自分が撮られるのは肖像権の侵害だと主張する盗撮犯には辟易としましたね。嫌悪感しかありませんでした。

こういった問題が無くなることは難しいのかも知れませんが、負けることなく立ち向かう強さを持てた結奈なら、今後も乗り越えていける気がします。

また、ラストは衝撃的な展開でした。凛々子が関わっているであろう過去の事件で、亡くなった女子中学生、岸辺春香には虎太郎という弟がいたことが明らかに。きっと事件の関連で2人は繋がっているんだろうとは思っていましたが、まさか弟だったなんて。凛々子は面識が無かったのでしょうか?

さらに、赤いスニーカーをカバンから取り出した笹目は、僕は16年前に死んだ岸辺春香の弟だと名乗り、「これに見覚えがありますよね?あなたに聞きたいことがある。」と話しました。あのスニーカーが何を意味するでしょうか。この後の展開から目が離せません。

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