【ゴシップ】第6話の感想・ネタバレ/凛々子と春香の関係と死の真相

ゴシップ 第6話

ゴシップ #彼女が知りたい本当の○○第6話 感想 ※ネタバレ注意

第一章完結とあり、凛々子が友人である春香の死にどう関わっているのかという真相もついに明らかになりました。そして新たに、カンフルNEWSに笹目も仲間入りして、凛々子を巡る恋愛模様も描かれるのだろうかという期待がありました。

今回は“キャンセルカルチャー”について触れられていましたね。著名人の過去の言動を告発し、それに批判が殺到することで、職や社会的地位を失わしめる社会現象をこう呼ぶんだそうですが、最近の日本でもこういう現象を見かけることが多くなりましたよね。

毎度ながら、すごくいい題材を扱い、視聴者へと訴えてかけてくるなと感心してしまいました。

MANGA祭の審査委員長となった南雲タケシという漫画家が、過去に万引きをしたことがある語っていたことが引き金となり、SNSは大荒れ。南雲の自宅まで押しかけ、正義を振りかざすYouTuberには本当に嫌悪感しかありませんでした。

南雲の娘に駆け寄りカメラを向けたり、挙句に卵を投げつけたり‥。YouTuberは「正義のために批判すべきことを批判しているだけだ。」と豪語していましたが、凛々子の言うように、批判と誹謗中傷は全く違うと思います。正義を盾に、悪を犯すことが正義として扱われるのは怖いなと改めて考えさせられました。

また、過去の凛々子と春香の関係についても明かされました。今回登場した中学生時代の凛々子も可愛かったですね。山田美紅羽さんが演じられていたようでしたが、凛々子の幼い頃を違和感なしに上手に演じられていたと思います。

学校の屋上で偶然に出会った凛々子と春香。全くタイプの違う2人でしたが、春香は凛々子の人の気持ちや空気は読まないけれど、嘘をつかない正直さを気に入り、距離を縮めていました。

凛々子が考える友達とは、辞書にある通り「互いに心を許し合って、対等に交わる人。一緒に勉強したり遊んだり喋ったりする親しい人。」であり、春香を友達ではないと言ってしまっていましたが、2人の関係は確実に“友達”でしたよね。

このシーン、春香は、「友達はまた会いたいなと思う人のこと。」と話していましたが、最後の凛々子の一言に繋がっているとはこの時は思いませんでした。

さらに、凛々子にも不確かな情報だけで動く、正義を振りかざす者によって傷つけられた過去があったことが明かされ、凛々子が事実にこだわる理由はここにあったんだろうなと感じました。

きっと春香は、凛々子が納得できる形、辞書にも書いてあるような友達になろうと決意していたんですよね。なんだかすごく切なかったです。そんなことしなくたって間違いなく友達であっただろうけど、あの時の凛々子がそれを認めるためには、きっと必要な行為でもあって‥。

「今も会いたい。春香に。」その一言と同時に涙を流す凛々子。これまで無感情、無表情だった凛々子が感情を爆発させた瞬間で、そんな凛々子が愛おしくすら思えました。

凛々子にとっても春香は間違いなく友達だった。そのことが春香に少しでも伝わっていたらいいなと願ってしまいました。

笹目が春香の死の原因が凛々子にあると思っていた訳でなく、無関係だった凛々子の人生を狂わせたから気になっていたという点には安心させられましたし、「普通に話してみたかった。弟では無く、1人の男として。」「隣を歩けて嬉しい。」と話す笹目からは凛々子への好意しか感じませんでしたよね。

笹目の凛々子への好意は、今後、根津も含めて新たな展開を呼び寄せそうですね。次回も楽しみに待ちたいと思います。

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