【ゴシップ】第8話の感想・ネタバレ/親ガチャ問題の深層は日本の社会的構造か

ゴシップ 第8話

ゴシップ #彼女が知りたい本当の○○第8話 感想 ※ネタバレ注意

“親ガチャ”問題をテーマに進められた今回。ラストには笹目が凛々子へ告白するシーンを根津が目撃するという展開へと繋がり、凛々子を巡る恋も急展開となりました。

ある日のカンフルNEWS、話題のベンチャー企業社長・城島の不倫疑惑がネタ会議にあがります。このネタ、根津が元カノの舞衣から提供され、自ら会議に挙げたものの、不倫ネタをやる意味はあるのかと消極的でした。

昔から社会の裏側を暴く記者になると夢を語っていた根津に、その夢はゴシップサイトにいて叶えられるのかと尋ねた舞衣の言葉が根津に刺さっていましたよね。

城島の言動やSNSの書き込みから城島の息子・恭平の立東大学の裏口入学を嗅ぎつけた凛々子たち。そこでわかったのが、根津の父親、根津道真が立東大学の学長であるという事実。そして、根津は道真と確執があることも明かされました。

裏口入学を決定づける証拠に辿り着けないでいる中、カンフルNEWSを訪ねてきたのは道真のもとで働いていた派遣社員の彩でした。

彩は学長案件で点数を水増しするように指示した文書や、さらには便宜を図って欲しいという音声データを持ち込み、寄付金と引き換えに裏口入学があったことを伝えます。

この件を明らかにすれば、根津の父親が逮捕になるかもと躊躇する下馬たちでしたが、根津はそんなことは構わないと勇み足。

しかし凛々子は、学長が否定したから情報が噛み合わないと話し、根津に対しても個人的な思いで前のめりになっているなら冷静になった方がいいと嗜めました。

結局、裏口入学問題はフェイクだったと分かります。大学にも行けず、派遣先からも切られた彩は、自分が恵まれていないことを嘆き、自分とは対照的に、親から当たり前のように愛されて何不自由なく生活している恭平の裏口入学をでっち上げようとしていたのです。

“親ガチャ”何が出るかは運次第のガチャガチャと一緒で、自分がどんな親の元に生まれるかも運次第であるというこの言葉。最近耳にすることも多くあるこの“親ガチャ”が取り上げられたのは、このドラマの目の付け所の素晴らしさを物語っていますね。

一見親ガチャに恵まれた恭平も、どんなに頑張っても親のコネだと言われてしまうという現状にもがき、自らの手で掴んだ成功すらも謂れのない事実で捻じ曲げられようとしていて‥。彩は恭平が幸せな道を、ただのほほんと歩いているわけではないと知ることになります。

また、根津自身も親ガチャに外れたと思っていた1人でした。「その仕事が世の中を便利にするか?事実を暴いたところで世の中が良くなるわけではない。そんな仕事は無駄だ。」ゴシップサイトで働くことになった根津にかけられた父からの言葉は、辛辣でした。

父親を見返したい一心で手に入れたスクープも、結局、父の言葉を自ら証明する形になってしまい‥。そんな根津が、父親ではなく、自分を見返し、新たな一歩を踏み出すことが出来たのは凛々子のおかげでしたね。

そして、復讐すべき相手は本当に恭平だったのか?復讐すべきは生まれた家で人生が決まってしまう社会の構造だと彩へ投げかけた凛々子の言葉はまさにその通りでした。

親がどんな存在であれ、自分がやりたいことに挑戦できる社会が今の日本にあるのでしょうか。経済的な理由、社会の立場的な理由、様々な理由で、やはり優劣はあるのかも知れません。

そんなこと関係なく挑戦できる権利が平等にあればいいのにとは思いますが、例えその平等がないものだとしても、1人が声を上げることで変わる未来があるのかも知れません。そして、その1人の声を届けるのが、凛々子たちが目指すカンフルNEWSの姿なのだと思います。

目標としている5000万PV目前となり、仁和は、「誰かの顔色や気持ちを気にせずに突き進める凛々子だから、ネットニュースに向いていると思った。そのままでいいんだよ。」と語りました。

少しずつ、人の気持ちに寄り添うことを覚えてきている凛々子は複雑そうに「はい」と一言返事をしたきり。二人の関係がまだよく掴めず、仁和の優しさに裏がないことを願うばかりなのですが‥。2人についてはどんな展開が用意されているのでしょうか。

そして、ラストは「あなたのことが好きです。」と凛々子を抱き締める笹目と、それを目撃する根津。

誰かを迎えに出ていく日が来るなんて感慨深いと語った黄実子の言葉や、二人仲良さげに記事を書く姿が笹目を衝動的に動かしたのかもしれませんね。この後凛々子は、どんな反応をするのか楽しみにしたいと思います。

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