【ハコヅメ~たたかう!交番女子~】第9話(最終回)の感想・ネタバレ/最後まで小芝居・コントが秀逸で本当におもしろいドラマ

ハコヅメ 第9話

ハコヅメ~たたかう!交番女子~第9話 感想 ※ネタバレ注意

今週で終わりなんて寂しいです。もっと観ていたいです。

鑑識作業を川合に教えるための、藤と源の小芝居、茶番。最高でした。ハコ長と川合がキャラクターに夢中になっています。笑えました。相棒と科捜研の女ですね。

川合が描いた似顔絵から、隣の市に住んでいる守護天使の身元が判明しました。20年前に借金で家を出た木村という男で、娘が警察官になっていたことが分かりました。写真を見ると、桜にも川合にも似ています。娘を思いながら、若い女性警察官を見ていたのですね。

ハコ長は、木村の勤め先には軽トラックがあって、そのトラックの所在は確認できないままになっていることを突き止めていました。サボるのが趣味と言いながら、時々見せる仕事の速さ、びっくりです。他にその会社にはロゴ入りのバンもあったので、県外の商談に軽トラックで言ったと言うのが怪しく思えます。木村と社長の聴取に、同時に行くことになりました。ついにクライマックスですね。

緊張の聴取の前だと言うのに、ここにもコントが‥でも、それに違和感がないのがこのドラマのいいところです。源・川合コンビ、車の中でコーヒーをこぼすというハプニング。鈴木が差し入れてくれたコーヒーが、プラスチックカップで、川合がうまくストローを探せなかったので、源はふたを開けで飲んだのが悲劇の素ですよね。2度目には車をこすってしまうし。事故を報告すると言う川合に、副署長にばれたらアレされるって、アレって何なのでしょう?源は汚れたシャツの代わりに、マスコットキャラクターのTシャツです。

川合が外で藤たちに電話していると、木村がいました。監視しているだけの予定が、目が合ってしまって、藤からは自然にふるまうように言われます。自然にと言うのは、天気の話とか植えられている作物の話など、当たり障りのない話をして、警察だと言わずに、時間をつぶせっていうことだと思うのですが、川合の緊張はかなりですね。口が変になっていて、「警察れふ」なんて言ってしまっています。木村も動揺しています。いきなり3年前の軽トラのことを聞いてしまいます。「時間をやるな、時間は人を落ち着かせる」という藤の言葉で、川合は木村を問い詰めます。川合の声が落ち着いた声になりました。ちゃんと警察官です。

強い口調で軽トラのあるところまで案内してと言われ、川合の目力に負けて案内します。藤や係長と電話しているうちに木村は遺書を置いていなくなってしまいました。署を上げて捜索に向かいます。無線機の前に立っているしかない副署長は、虚しさを感じていたのですね。じっとしていられない思いなのでしょう。おもしろいけど、熱さも感じます。

軽トラからドライブレコーダーが見つかり、事故の映像、木村が運転していたとわかる映像もありました。

ハコ長が、自殺の名所と言われる橋に向かうよう指示します。手ぶらの木村は、飛び降りるしかないと。飛び降りようとしている木村を見つけます。ここでもハコ長が光ります。死んでお詫びをすると言う木村に、死んで許されるはずがないと。「借金で家族から逃げて、人轢いて逃げて、今度は死んで逃げるのか」と。死のうとしている人にはなかなか強く言えないものですが、グサッと心に刺さる言葉ですね。穏やかにちょっと口元は緩んでいるけど、目は怖いまま、逃がさないと、生きて罪を償ってもらうと、ドンドン近づいていきます。木村の気持ちが緩んだすきに源と山田が抑え、藤に手錠を渡し、藤は川合には時間を聞いて、逮捕しました。藤は川合に「よくやった」と。

ハコ長は何者かという聞く川合。交番の前に全然違う部署にいたけど、それが謎だと言う藤。ここぞとい時のハコ長には驚きますよね。ハコ長の過去とプライベートで、ドラマができそうですね。ぜひ続編は、藤と川合の日常と2本の柱でやって欲しいです。

桜も退院し、ついに女子会が開催されました。桜が飲みたいと言ったお酒、なんと空瓶に違うお酒を入れたものでした。なんと、予想どおりバレませんでした。

桜は警察官をやめる決心をしていました。「制服着ているときは警察官の面構えで」、聖子が川合に行っていた言葉ですね。事故のことを思い出すと怖いし、制服を見ただけで震えると。

桜が退官願を出しに来ると聞いて、止めなくてもいいのかと思う川合です。ペアとしての最後の公務をさせてと、一緒に行くハコ長です。桜が決めたことだからと止めないし、公務だからと会おうともしない藤を見て、川合は、不思議な行動に出ます。

桜が待っている部屋の前で、大声で藤の愚痴を言い始めました。ここだけの話と言って。

パワハラがひどいと。全部逆のことばかりだって、署の他の人たちはみんな分かっています。マウンテンメスゴリラと言った時、源が川合を他の部屋に入れます。「私の大事なゴリラだし」と言って桜が部屋を出た時には、川合はいなくて、藤がいました。「死ぬ気でリハビリして職場復帰する」と言う桜。忙しい藤にあんなアホな子の指導までさせられないって。今度は私が助ける桜と待ってると言う藤。同姓の警察官への怒りの方が原動力になるだろうと思った、川合の作戦でした。

源は、いつの間にかめちゃくちゃ警察官になっていたと言います。わざと嫌われ者になって。藤の笑顔を見たら何でもないと言いますが、桜以外は、もちろん藤も、川合の作戦だとわかっていますね。源も3年間ずっとあれが(藤の笑顔)見たかったいうのは、やっぱり藤のことが好きなのかしらと思ってしまいます。会議が終わった副署長は、騒ぎに怒っていますが、やめないと言う桜にはうれしそうです。

藤にありがとうと言われて嬉しくてしょうがない川合は、デレデレですね。また、大変な日常です。本当に警察官の仕事なのかと思うようなことから、署の応援まで。交番の仕事が分かります。笑いと感動を同時に味わうドラマは初めてです。さぼってばかりいるようで、実は有能で、優しく言葉をかけてくれるハコ長。一見厳しいような藤ですが、実際は、大声を出すことなく優しく寄り添ってくれます。こんな交番が近くにあったら遊びに行きたくなりますね。ぜひ、続編を待っています。

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