2012年夏、フジテレビTWOで放送された「結婚同窓会~SEASIDE LOVE~」のレビュー、あらすじ、ネタバレ、無料動画の視聴方法を紹介します。
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「結婚同窓会~SEASIDE LOVE~」は東京で身も心も疲れた主人公・海音(25歳)が中学の同窓会をきっかけに、かつての仲良し男女7人グループの中から結婚相手を探すバケーション系ラブロマンス。
主演は大政絢さんですが、若かりし波瑠さんや桐山漣くん、オードリーの春日さんなど脇を固める6人も豪華です。

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全5話と短めのストーリーなので時間つぶしにも最適な長さ。
夏の田舎町が舞台なので、抜けるような青空と青い海の眩しさに反するように関係性はわりとドロドロ笑 男女7人の恋模様ですから、それなりにグチャグチャしますよね。
中学時代、同じ部活でがんばった男女7人の友情からの、10年ぶりに集まったことで当時の想いがあふれ出す、田舎出身で東京に出てきた私としては共感せざるを得ないストーリーでした。また、桐山漣くんが拝むレベルのかっこよさ。
男性なら当時21歳の波瑠さんの水着姿が見れるのは貴重かもしれません。
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『結婚同窓会~SEASIDE LOVE~』のあらすじと感想
※ネタバレを含みます。まだ見てない人は気をつけてくださいね。
第1話
栄光の7人、再会
放送日:2012.7.13
- あらすじ・ネタバレ
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相羽海音。東京に来て1番いいグループに入ったと言う海音。仕事も東京のど真ん中にあるブランドショップ。大卒なのに手取り15万の給与をやりくりする海音は、タクシーで遊びにいく実家住まいの同僚たちを尻目に、自転車で侘しく帰宅する。こんな生活から抜け出すには、お金持ちのいい男捕まえて結婚するしかないと意気込んでいた。
絶対勝つとハイスペック男子との合コンに気合を入れる海音。その中でも好条件の医者をロックオンした海音だったが、ファストファッションに勤めている子とは釣り合わないと言われてしまう。
また翌日には、名指しのクレームが入ったと倉庫管理に異動の辞令を言い渡された海音。考えさせてほしいと上司な伝えた帰宅途中、居酒屋で1人飲み明かす。テレビでは、生活保護を受給する若者について取り上げられていた。
部屋に帰ってからも荒れる海音はいつからこんな嫌な女になってしまったんだろうかと落ち込んでいた。部屋に飾られた一枚の写真を見つめる海音。そこには、10年前、遠泳の県大会でも優勝し栄光の7人と呼ばれ、キラキラした中学時代の写真があった。
明後日に控える同窓会。あの頃の仲間なら本当の私をわかってくれる、みんなに会えばあの頃の自分に戻れると海音は考えた。地元なら生活費も安いし、土地付き一戸建ての可能性もあり最高だと気付いた海音は、同窓会で結婚相手を探そうとする。
10年ぶりの同窓会当日。集合時間前に、栄光の7人のメンバーだった蓮花、悠姫を呼び出し当時を懐かしむ海音。蓮花は可愛くて、泳ぎも早く、お金持ち、当時は姫と呼ばれていた。悠姫は男友達が多く、噂が耐えることがなかったという。
そんな2人を羨ましかった、あの頃誰とも付き合わなかったし、と海音。なぜか、蓮花との間に微妙な空気が流れる。地元は出会いもないし、町はさびれていると言う蓮花に、海音はこんな婚活チャンス滅多にないと返す。悠姫はみんな変わっているはずだというが、変わってないよ、うちら栄光の7人だよ!?と海音は言うのだった。
同窓会会場に着いた3人。栄光の7人のメンバーは変わっていなかった。当時からイケメンの遥冬は市役所で働いている。奏太はプロダンサーになって出世頭だ。いじられ役はだった健は報道マン。キャプテンだった竜生は外交官だと噂だ。10年ぶりの再会を喜ぶ7人はあの頃と同じように楽しそうに過ごす。
そんな中、海音は4人それぞれに目移りさせていた。しかし蓮花は、昔の思い出は美しいままの方がいいと、同窓会はどこまで行っても同窓会だと言う。すると、海音は結婚同窓会があってもいいと話し出した。あの頃が原点、大切なものが全部ここにあった、だったらここで幸せになればいいと海音は言う。結婚に強い憧れを抱く海音に悠姫は呆れ気味だった。
悠姫が去った後、竜生だと思ってたと話し出す蓮花はあのことまだ覚えてる?と続けた。中学時代、蓮花と竜生がキスしているところを見てしまった海音。そんなことあったっけと海音はとぼけ、勝負はこれからだと言う。
海に入り出す竜生に奏太や健も続く。
1人海に入らず側から見守る遥冬に海音は話しかけた。公務員っていいよねと話し出す海音に遥冬はせっかく帰ってきたんだから少し落ち着けと返した。すると突然、ビーチフラッグを始めようとする竜生。勝ったら蓮花と付き合う権利があると調子良く言う。それを聞いた海音はノリノリで昔のようにスタートをやると名乗り出る。スタートが切られ、走り出す男4人。勝ち取ったのは、やはり竜生だった。
そしてその夜。買い出しに行った海音に駆け寄る竜生。キャプテンと姫、お似合いだと言う海音。暑苦しいけどあの頃の夢叶えたのは偉いと思うよと続けた。お前だけいつも居なかったと言い、無言で見つめる竜生。見つめられた海音は、このままいけば外交官の妻かと自問自答しながらも、結婚同窓会だからと流れに身を任せようとする。
キスされた海音。同じく買い出しから帰ってきた蓮花と遥冬にそれを見られてしまった。蓮花は驚きを隠せず持っていた荷物を落としてしまうが、遥冬は竜生に詰め寄った。そして、ナマポのくせにと言い放つ。海音は竜生が外交官ではなく生活保護を受けるナマポということに驚くが、竜生は悪びれることもなく白状するのだった。
恋より友情が合言葉だった7人。しかし、10年経って物語は動き出そうとしていた。
- 感想
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東京でうまくいかなくなった海音は地元での結婚こそが最高の幸せだと、ちょうど行われる同窓会に気合十分だった。東京だとみんなが競い合い、嫌な女になってしまう、そんな気がしていた海音。昔のままの自分で居られる地元なら最高の結婚が出来るのではと考える海音の気持ちがなんだかわかる気がします。学生時代のキラキラした思い出は、遠い昔のようにも感じられますが思い返すと楽しいことばかり。きっとそんな充実した日々を懐かしむ気持ち、戻りたいなと思う気持ちは誰にでもあるのではないでしょうか?
そこで再会した、昔の仲間たち。久しぶりの再会で、素敵になった男友達にそれぞれ目を輝かせる海音。誰でもいいから結婚をして幸せになりたいと思う海音はこんな考え方でしっかりと結婚相手を見つけることができるのだろうかと親目線で心配してしまいました。
そして、元キャプテンの竜生と海音はキスをしてしまいます。蓮花も竜生のことを気にしているシーンがいくつかあり、ライバルになるのかなとも思いましたが、蓮花は思い出は美しいままがいいと友情を選ぶと言いました。海音は、外交官に勤めていると思っていた竜生が生活保護を受けていると知り愕然とします。竜生の性格から生活保護を受けそうにないと思ってしまったのですが、何か隠された理由があるのかなと感じました。
今後どんな展開が続くのか楽しみです。
- サイドストーリー 〜栄光の7人〜
来る日も来る日も泳いで、練習に明け暮れていた中学時代。7人それぞれがキラキラ輝いていたと思い返す海音。
宮本遥冬。甘いマスクで女子人気が高かった。超シャイで草食系。チャラチャラしてそうに見えて真面目。練習後はいつも後片付けをしてくれていた。
夏目蓮花。水泳部不動のマドンナ。隣の中学の男子まで押しかけていたと言う。クールでカッコよく、実家はお金持ち。みんなの憧れだった。
嶺沢悠姫。部活では落ちこぼれだったが、プライベートは超派手。男友達が多く、いつも噂を立てられていた。完全な肉食系。
仲井戸健。悠姫と名コンビ。あだ名はしょぼけん。いつもみんなにいじられるマスコット的存在で、周りをいつも明るくしていた。
潮木奏太。水泳部のムードメーカー。水泳部なのにダンスばかり。いつも盛り上げるために踊ってくれていた。
本田竜生。水泳部キャプテン。熱血男でリーダーシップ抜群。草食系の遥冬とは正反対で2人はライバルだった。遠泳大会で優勝できたのは竜生のおかげだった。
今から10年前。栄光の7人と呼ばれていた時代の仲間たちを思い返す海音。7人の絆は強く、合言葉は恋より友情だった。しかし本当は、奏太と健は、蓮花に。悠姫は遥冬に。海音は竜生に。それぞれがそれぞれに秘かな想いを寄せていた。
竜生と蓮花のキスを見てしまった、あの日。海音の15才の恋は終わった。そして、10年後。栄光の7人が再会する日がやってくるのだった。
第2話
結婚するなら、誰?
放送日:2012.7.27
- あらすじ・ネタバレ
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竜生にキスされた海音。そこに居合わせた遥冬はナマポのくせにと詰め寄った。竜生が外交官と聞いていた海音は驚きを隠せず、25歳で生活保護だなんて最低だと言う。結婚相手を探しにきた、ナマポがキスするなんてあり得ないと言う海音。竜生は立ち去り、外交官の妻の夢は呆気なく消えてしまった。
翌日、市役所の住民課を訪ねた海音は婚姻届が欲しいと言う。遥冬は海音の姿に驚きながらも、結婚は遊びじゃないと返した。その後、昼休みの遥冬と食堂でランチをする海音。公務員って最高、勝ち組だねと言う海音に、遥冬は自分の時間取れるのはいいと返した。この辺は環境もいいし、リスクは避けていきたいと続ける遥冬の言葉に、公務員の妻もいいと海音は思い始めていた。遥冬に結婚願望はあるのか、あの時は好きな子いたのかと矢継ぎ早に聞く海音。あの頃から遥冬といるとなんか落ち着いたんだよねと言うが、退屈な男だよと遥冬はつれない様子だ。そんな遥冬に、じゃあ2人で会うの辞めとこうかと駆け引きをする海音。遥冬は、竜生のことはもういいのかと聞くが、海音は強引にされただけ、あいつのことなんて昔からなんとも思ってなかったと言うのだった。
遥冬は中学時代、竜生が海音に告白していたのを知っていた。その光景が頭をよぎり、もしあいつが外交官だったらとも聞くが、海音はもうあいつの話はやめようと言う。そんな2人の姿を見つけた悠姫。悠姫は市役所まで遥冬にお弁当を作り届けに来ていた。しかし、海音と一緒のところを見て去ってしまうのだった。
一方、竜生は蓮花の職場を訪ねた。昨日のキスは酔っていただけだと話し出す竜生。海音の所に行けば良かったのにと蓮花は言う。海音のことを出来の悪い妹みたいだという竜生に、蓮花は妹とキスするのかと皮肉混じりに返した。さらに、竜生の生活保護に驚いたと話す蓮花。働いたってたいして稼げないと言う竜生に、蓮花は理由はそれだけじゃないはずだと本音を聞き出そうとしていた。父親が死去、母親は塞ぎ込み、借金で家も無くなり、生活保護になってしまったと話す竜生。蓮花は竜生なら大丈夫だと励ますのだった。
お前もいろいろ大変だったんだろと尋ねる竜生。地味にこの町で生きていくからと蓮花は強がったが、ふいにあの時のキスが蘇る。2人が話すこの場所はあの時2人がキスした海だった。あの時のことを思い返しながらも、もう大人だから自分の力でなんとかしなきゃと言う。そんな2人のもとに1人の男がやってきた。蓮花の腕を取り、連れて行こうとするその男を竜生は殴り飛ばす。そして2人は手を繋ぎ、走って逃げた。
一方、悠姫は渡せなかったお弁当を1人で食べようとしていた。そこに偶然、健がやってくる。健は今の成功を誇らしげに、世の中捨てたもんじゃない、東京に帰る前にやることがあると語り出す健。有名なアニメのフィギュアを見せ、これを渡し蓮花に思いを告げると言うのだった。いくら頑張っても手に入らないものもあると悠姫は言う。そんな悠姫にどうせ彼氏いないだろうと返す健。悠姫は、恋人との思い出を書き連ねたブログを見せるが、妄想彼氏ブログを取材したと言う健はそれにらそっくりだと言った。図星だった悠姫だったが、そんなわけないと立ち去るのだった。
ところ変わって、ボーリングにやって来た遥冬と海音。なんとその場に、竜生と蓮花も居合わせる。ナマポのくせにボーリングかと遥冬は軽蔑するが、竜生には事情があると蓮花は庇うのだった。すると竜生が勝負をしようと言う。勝ったチームが今日から付き合うと言うルールだと言う。みんなが了承し、ゲームは始まった。ボーリングを投げ合いながらも、お金が大切だと言う海音たちに、どうにもならないこともあると返す蓮花。つまらない言い合いを賑やかにする竜生と海音の2人を見て昔からそうだと蓮花は言うのだった。
一方で、ゲームセンターでUFOキャッチャーをする悠姫のもとにまたもや健が現れた。蓮花の連絡先を知らない健は、蓮花を探してると言う。悠姫の狙う景品をゲットし、俺は絶対諦めない男だと言う健。悠姫は健のために蓮花のもとへ連れて行くことにした。ボーリング場にたどりついた健。奏太もそこに現れ、栄光の7人がまた揃った。
ボーリングが終わり、トイレで話す女子3人。誰と付き合うのかと蓮花に聞く悠姫。蓮花たちは、海音があの頃1番モテていたと言う。私は誰とも付き合わなかったという海音の発言に本当なのかと確認する蓮花。あっという間に30だ、結婚しない女から結婚できない女になってしまうと海音は焦る。そして、今の時代、本気で結婚したかったら攻めなきゃだめ、幸せになったもん勝ち。こっちにいる間に、あの4人の誰かに絶対プロポーズさせると海音は意気込むのだった。しかし、そんな海音とは反対に、蓮花は昔の思い出は美しいままの方がいい、恋より友情を大事にしたいと言う。2人は女に二言はないと指切りした。
7人みんなで騒いでいると蓮花に電話が入る。別居中の旦那と揉めているのではと悠姫が言う。ボーリング帰り、竜生は蓮花を追いかけ、水くさいぞと言う。そして、ほっとける訳がない、俺が話をつける、キャプテンだぞと言うのだった。
蓮花の旦那を呼び出した竜生。この前殴り飛ばされたことを持ち出し、被害者だと主張する旦那に、殴られた人の気持ち分かったんじゃないのと蓮花は言う。それを聞き、蓮花に何をしたんだと迫る竜生。蓮花の旦那はお前は一体誰なのかと詰め寄るが、竜生はナマポだよと力なく答えた。そして、若いくせに国にたかってるやついるんだな、説教するなんて100年早いと言われてしまう。すると竜生は、今は情けないが俺は女を殴ったりはしない。仲間は必ず守ると返した。さらに蓮花の手をとり連れ出すのだった。
外に出た2人。竜生は蓮花を抱きしめようとしたが、蓮花はやめてと言う。もうあの頃と違うという蓮花。守るって言っただろと竜生は言うが、出来もしないくせにそんなこと言わないでと蓮花は取り乱した。1人にしてと帰りだす蓮花。そんな蓮花を行くなと竜生は後ろから抱きしめた。
一方、ドライブ中の海音と遥冬。竜生たちを気にする海音に遥冬はせっかく2人でいるんだからあいつの話はもういいと言う。ラブホテルの前に通りかかった時、2人は竜生と蓮花が出てくるのをちょうど見てしまう。海音は小さく嘘つきと呟いた。すると、そんな顔するなよと遥冬。海音の笑った顔が好きなんだ、あの頃からずっとと想いを伝える遥冬。車を走らせ、海音をラブホテルに連れ込もうとするのだった。
- 感想
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7人の様々な恋が交差した今回。
悠姫は恋人が居るかのように振る舞っていましたが、昔から変わらず遥冬が気になっているようでした。せっかく勇気を出し、お弁当を持って市役所を訪ねるとそこには海音の姿があり、引き返してしまう悠姫。悠姫の性格は派手だったと海音たちは言っていましたが、本当は意外と恥ずかしがり屋で本当に好きな人にはなかなか言い出せない性格なのかなと感じました。
草食系と言われていた遥冬も海音にしっかりと存在をアピールしているように感じました。公務員の妻も悪くないと感じ、遥冬に狙いを定めたかのように見えますが、やはり海音の心のどこかで竜生を気にしているように思います。中学時代、蓮花とキスしていたのを見てしまった海音は卒業式の時の竜生からの告白に返事ができませんでした。あの頃の海音は間違いなく友情を選んでいて、蓮花に遠慮してしまっていたのだと思います。
また、蓮花は思い出は美しいままでと言いながらも、いつも引っ張ってくれる竜生に心惹かれているのと思えるシーンがいくつもありました。この先、恋より友情だと言っていた蓮花の気持ちはどう動いていくのだろうかと気になります。
始まりそうな海音と遥冬。次回どんな展開が待ち受けているのか楽しみです。
- サイドストーリー 〜栄光の7人〜
今から10年前。栄光の7人と呼ばれていたあの頃。遥冬にとってあの3年は本当に輝いていた。今でもあの輝きは色あせず、遥冬の心の中で生きているという。
3年間、ずっと海音が好きだった遥冬。いつも明るくて、無邪気で言いたいことは何でもズバズバ言う海音と一緒にいると楽しくてドキドキしていた遥冬。海音はきっと竜生のことが好き、そう思っていた遥冬は海音に想いを告げることが出来ずにいた。
そして卒業式の日、海音に竜生が告白するのを見てしまった。海音は竜生が好きだったはずななに、返事は出来ないと返していた。竜生がそれが海音だ。適当に見えて、不器用でみんなのことを大事にしてて、俺はそんなお前のことが好きだったと告げるのを、影から見守ることしか出来なかった遥冬。
10年振りに海音と再会する日がやってきた。
第3話
本当に好きな、人
放送日:2012.8.3
- あらすじ・ネタバレ
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ラブホテルの駐車場。ずっとお前のことを見ていたと真剣に語る遥冬に海音は笑い出してしまう。ちゃんと口説けるようになったんだなって思ってとふざける海音に、遥冬は相変わらず上からだなと言いながらも2人は笑い合う。ちゃんと見ろよ、俺のこと。と真面目な顔で言う遥冬に、海音も真面目にはいと返事をする。
一方、蓮花と竜生。「思い出は美しいままがいい、恋より友情だと海音に嘘をついてしまった」と話す蓮花に、竜生は後悔してるのかと聞く。蓮花は「竜生がわからない、10年前海音が好きだったから昨日もキスしたんだよね?結局誰でもいいんでしょ?」と言うと、竜生は「俺はその時の気持ちに真っ直ぐ生きているだけだ」と言うのだった。
父の会社が倒産し、慌てて働き出したという蓮花。周りの見る目は冷たかったが、その時優しくしてくれた旦那に惹かれていった。結婚後は何度も浮気され、責めたら殴られ、別れを決意したんだと話す蓮花。俺は違うと言う竜生に信じたいけどまだわからないと蓮花は返した。「全部過去にするしかない。前に進まなきゃダメだ。お前も俺も。」竜生はそう言い、2人は手を繋ぎ歩き出した。
一方、海辺を手を繋ぎ歩く遥冬と海音。竜生が海音にキスした時ショックだったと言う遥冬は本当に竜生でなくていいのか?と聞く。海音は気にしすぎだよと遥冬の手をとる。海音は、東京に行ってから、毎日頑張って背伸びして気がついたらズルくて計算高い女になってた。あの時の仲間なら本当の私をわかってくれる、あの時のキラキラした気持ちのまま、ここで恋をして幸せになろうって決めたんだと話した。そんな海音を遥冬は抱きしめ、俺が幸せにするからと言う。竜生にキスされた場所で2人はキスをした。そんな場面を悠姫は見てしまっていた。
東京に帰る電車を待つ健。みんなに一斉メールを送るが、見送りに来たのは悠姫だけだった。お弁当を作り手渡す悠姫。蓮花が見送りに来てくれなかったと嘆くが、悠姫はそのうちいい人見つかると励ますのだった。
遥冬と付き合い出した海音。昼休みはランチに行き、仕事終わりにはサーフィンを楽しむ。2人はとても順調そうにみえた。道端で竜生に会った海音は、蓮花とホテルから出てきたところを見たと話す。そして、竜生に気が多いねと皮肉を言うが、遥冬と付き合っているから気にしないで話すのだった。
ところ変わって、蓮花に面接が決まったと報告する竜生。2人はバッティングセンターで面接の練習をしていた。そんな2人を蓮花の旦那は車の中から見つめていた。
翌日、みんなに重大発表があるからと海に呼び出した遥冬。遥冬は海音に公開プロポーズをした。みんなは驚くが、あの頃から海音が好きだったと話し出す遥冬は、今捕まえとかなきゃダメだって思ったんだと話す。竜生も、蓮花も、悠姫もそれぞれ複雑な表情を浮かべる。
その後、本当に遥冬でいいの?と聞く蓮花に、竜生とはどうなの?と聞き返す海音。私と竜生どうなってもいいの?と蓮花は言うが、何があっても友情は永遠だと海音は言う。
先に帰ろうとする悠姫にまたデートかと話しかける遥冬。ケータイにつけたお守りの中に、遥冬に貰った第二ボタンが入っているのを見せる悠姫は、私そんなに軽くないから、と言い去って行くのだった。
ところ変わって、竜生の家を訪ねた蓮花。母が倒れたことがきっかけでナマポになったが、母が良くなった今でも抜け出せないと正直に話す竜生。竜生は偉い、私は生活レベルが落とせなくて他の男にすがってしまったと蓮花は返した。そして、この状態から抜け出さないとと2人は話すのだった。そこに竜生の母が帰ってきた。蓮花の顔を見るなり、狭い街だからすぐに噂が広がる。竜生には幸せになってもらいたい、近づかないでと言う。蓮花は謝り、走り出してしまった。
帰ろうとする蓮花を引き留めた竜生。蓮花は2人きりで会うのもうよそうと言う。そして、今まで通り友達でいよう、友達なら会えると話した。抱きしめようとする竜生を押し退け、お母さんを大事にしてと言う蓮花。もうお互い大人だから自分で頑張ろうと言うのだった。明日の面接頑張ってねと言い、泣きながら蓮花は歩き出した。
面接に向かう竜生。生活保護を受けている人を雇って問題にしたくないと断られるが、食らいつく竜生。しかし、ここは蓮花の旦那の子会社だ、下手なことしてたらどこも雇ってくれないよと言われてしまった。
その後、海辺で黄昏る竜生。そこに海音が現れる。もしかして就職したのかと問いかける海音にそんな簡単にいかないと返す竜生。蓮花に慰めてもらえと言う海音は歯切れの悪い竜生に、もしかして振られちゃった?と聞くのだった。海音は熱血な暑苦しい竜生はどうしたのかと言いながらも、竜生にも弱いところがあって安心したと話す。ナマポだと聞いて驚いたけど、どんな人間も完璧じゃないんだなって思った。竜生は真っ直ぐすぎて息切れしちゃうんだよ、ずるくていい、自分の人生、自分の幸せ、それでいいんだと言う海音。そして、大丈夫!あの頃竜生は誰よりも輝いていた。自信持てと言うのだった。
竜生と別れ、遥冬を待つ海音。海で泳ぎながら、中学時代、溺れて竜生が助けてくれたことを思い出していた。そんな中、また足を吊り溺れてしまう海音。助けられた海音は無意識に竜生の名前を呼んでいた。その名前を聞き、遥冬は呆然とする。
救急処置室に運ばれ意識が戻らない海音。病院にはみんなが駆けつけて来た。竜生は遥冬を殴り飛ばし、なんで守ってやれなかったのかと言う。俺なら絶対海音のこと守ってやったと竜生は言い放つのだった。
- 感想
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溺れてしまった海音は朦朧とした意識の中で竜生の名前を呼んでいました。それを聞いてしまった遥冬。好きな人の口から出た他の異性の名前ってすごく気になると思うのですが、それがさらに自分が1番気がかりな相手だと尚更心が痛むように思います。
また竜生の母親に竜生に近づかないでと言われてしまった蓮花。確かに狭い街の中、既婚者の蓮花と会っていることが広まれば、竜生の立場が悪くなってしまうことは何となく想像が付くのですが、就職活動にまで影響が出るとは想像にもつかず、蓮花の旦那の財力とこの街での存在感を思い知らされる結果となりました。
海音のことを気にしながらも、蓮花のことが放って置けず、竜生は少しフラフラしているように見えてしまいました。俺はその時の気持ちに真っ直ぐに生きているだけだと蓮花にも言っていましたが、もう少し周りのことを見て欲しいなと思えてしまう言葉でした。
悠姫も遥冬にさりげなく、第二ボタンを今でも大事に持っていると伝えておりまだまだ気になる展開が続くのかなと思わせてくれるシーンでもありました。次回も楽しみです。
- サイドストーリー 〜7人の栄光〜
今から10年前。俺たちは栄光の7人と呼ばれていた。最高に輝いていたあの頃、キャプテンとしてみんなのことが大好きだったと竜生は言う。
竜生はいつも、練習をさぼる海音を追いかけては兄貴のように叱っていた。そんな妹みたいな海音が心の奥で気になっていたが、キャプテンとしてそんなことは言い出せず心の奥に閉まっていたという。
そんな時、自分にだけ悩みを打ち明けてくれた蓮花が仲間として放っておけなかった。恋より友情だと言い出したのは自分だったのにキスしてしまった竜生。
卒業式の日、海音が告白しかけてくれた。しかし、仲間だからやっぱり言えないと躊躇う海音。初めて海音の本当の気持ちを知った竜生はお前のそういうとこが好きだった、ずっと変わるなよと伝えることしかできなかった。
あれから10年が経ち、同窓会が行われることになった。海音はこのことを覚えているのだろうかと竜生は思っていた。
第4話
友情より、恋
放送日:2012.8.10
- あらすじ・ネタバレ
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海音が目を覚さないまま面会時間終了となりみんな病院を後にする。翌朝、目を覚ました海音。そこには竜生の姿があった。遥冬は?と聞く海音に面会時間ギリギリまで居た事を伝えた竜生は、心配しだから自分だけこっそり残ったと伝えるのだった。
竜生から連絡を受けて、みんながやってきた。家まで送って行くという遥冬に大丈夫と返事をする海音。悠姫と蓮花が歩きで送って行くと言う。
その帰り道、遥冬への気持ちがわからなくなったと話す海音。悠姫は遥冬が可哀想だと言い、蓮花も助けてくれたのが竜生だったら良かったのかと怒りを露わにする。いつも周りの人を傷つけて自分だけ得しようとする海音のこと大嫌いだったと蓮花は言い放つのだった。
海辺でたたずむ海音に遥冬から連絡が入る。助けてやれなくて悪かったと謝る遥冬に、しばらく2人で会うのをよそうと海音は言う。
一方、仕事終わりの蓮花のもとを竜生が訪ねていた。海音の話ばかりする竜生に、そんなに心配なら海音のところに行ったらいいと言う蓮花。そこに蓮花の旦那が現れた。この町で生きていこうなんて甘いと蓮花の旦那は竜生に言い放つ。面接がダメになった理由を初めて知った蓮花は、旦那に最低だと詰め寄った。すると突然、竜生は土下座をし蓮花と別れてほしい、蓮花とこの町でやり直したいと頼んだ。しかし、蓮花は私とやり直す気ないくせにと言い放ち、誰かを助けてる自分に酔ってるだけだと、本当に助けたいのは私じゃないと言うのだった。
夕方、海辺にやってきた竜生は海音と遭遇する。遥冬とは平気か?と聞く竜生にしばらく2人で会うのを控えていると話す海音。竜生も蓮花とのことを話すと私のせいだと海音は返した。蓮花に言われたことを話しながら海音は、強い女になりたかったと続けた。それを聞いた竜生も自分の情けなさを語り、海音が自信を持てって言われて嬉しかったと伝えた。そして海音に近づく竜生。海音はキスなんかさせないよと立ち上がり、2人は笑い合う。
仕事終わりの遥冬のもとに悠姫が訪ねてきた。2人はダーツへと向かう。今のところ無遅刻無欠勤だと話す遥冬に、私が好きだっただけのことはあると悠姫は話し、遥冬にもらった第二ボタンを見せる。そして、悠姫は今でも好きだと告白する。遥冬は、戸惑い何も返せなかった。
帰り道、遥冬とデートできてよかったと話す悠姫。すると突然、遥冬は悠姫にキスをした。私が変なこと言ったからだね、ごめんねと言う悠姫に遥冬もごめんと返す。遥冬と別れた悠姫は健に電話をしていた。健に遥冬とキスしてしまったと話す悠姫。健は怒り、そういうのは大嫌いだと言い放った。
海音が、海で会いたいと蓮花と悠姫を呼び出した。みんな正直に言いたいことを全部話そうと言う海音。旦那の暴力から逃げ、人生やり直そうと思っていた時に、竜生が守るって言ってくれて嬉しかったと話す蓮花。「竜生は海音のこと忘れていない。中学の頃から竜生はずっと海音が好きだった。海音も知ってるから遥冬に行けないんでしょ?」と尋ねた。海音は「だったら何?蓮花が竜生のこと好きなら私のことなんて関係ないでしょ?」と言うが、蓮花は仲間だからそんなことできないと返した。すると海音は、友情のせいにしているが、竜生がナマポだから踏み出せないのではと言うのだった。そして、海音は「私、竜生のこと忘れる。でも遥冬と一緒になるかはわからない、それが正直な気持ち。」と2人に伝えた。そして「うちらはずっと仲間。それだけは失いたくない」と海音。もし蓮花と竜生が一緒になっても心から祝福する。何があっても仲間だからと言う。
すると悠姫が「何があっても?私、遥冬とキスしたよ?それでもいいの?ずっと遥冬のことが好きだった。」と白状した。蓮花は「あの時の思い出、全部めちゃくちゃ。恋と友情どっちも大切って言って全部壊しているのあんたじゃない。」と泣き叫ぶ。そして「もう栄光の7人じゃない。それぞれ辛いことあっても必死にもがいてる。海音だけが能天気なこと言ってる。今すぐ東京に帰ってよ」と蓮花は言うのだった。
ところ変わって、竜生の家を尋ねた遥冬。お前の気持ちを聞きに来た、まだ海音のこと好きなのか?と言う海音。竜生はもう昔の話だと言うが、遥冬は食い下がり、今日は本当に気持ちしか聞かない。好きなんだろう?答えろよ。海音だって本当はお前のこと‥。と問い詰めるのだった。
竜生は情けないと自己嫌悪になりながら、1人部屋で卒業アルバムを見る。そこには海音からもらった手紙があった。蓮花には敵わない、だけど大人になって、良い女になって竜生の前に現れるから。もし許されるなら卒業式の後会って欲しいと手紙には託されていた。
プールでたたずむ海音。ちょうど竜生も手紙を思い出し、プールへと向かっていた。海音は、竜生に卒業式の日のこと覚えているかと聞く。
そして、「蓮花と悠姫と喧嘩した。私のせいでみんなバラバラになった。みんなのこと傷つけて、みんなの思い出めちゃくちゃにしちゃった」と話す。すると竜生は、卒業式に海音にかけた言葉そのまま語りかける。「本当は不器用でみんなのこと大事にしてて、そんな海音がずっと好きだった。やっと分かったよ、自分の気持ち。お前と一緒ならあの頃みたいにやれる気がする。」と言う竜生。しかし、海音は「ダメだよ、もう。」とその場を立ち去るのだった。
砂浜で泣き崩れる海音。みんなに明日東京に戻るとメールを入れる。
朝早く、悠姫の家に健がやってきた。さらに遥冬も呼び出す健。健は遥冬を殴り飛ばし、海音と結婚するんじゃなかったのかと怒る。自信がないと言う遥冬に、自信を持て、逃げるなと言い健は去って行った。
駅へと向かう海音。遥冬は仕事を抜け出し駅へと向かう。その頃竜生も、意を決していた。電車がやってきた。乗り込む海音。ドアが閉まりゆっくり発車して行く。すると名前を呼ぶ声が聞こえる。竜生と遥冬だ。
- 感想
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なんだか一波乱も二波乱もあり、信じられない展開が続きました。
海音一筋だったはずの遥冬が悠姫にキスしてしまったシーンは特に驚きでした。弱っている時に優しい言葉をかけられ、ずっと好きだったと言ってくれた悠姫。海音には認められなかったけれど、ちゃんと自分を受け入れてくれる人がいると言う安心からか、遥冬が少し心を揺るがせてしまったのだと思います。その後、遥冬と悠がキスしてしまったことを知った健の態度が、仲間だからこその厳しさがあり、なんだかカッコ良く思えました。
また女3人の言い合いは、修羅場すぎてびっくりでした。蓮花は竜生を好きなことをしっかり認め、そして竜生の思いは海音にあると言っていましたが、海音は恋も友情も大事にすると言いながら、まだどこか蓮花に遠慮している部分があり、本当は竜生のことが好きなはずなのに、竜生のことは忘れると断言してしまいました。
その後プールサイドで竜生に思いを伝えられた海音でしたが、すでに蓮花たちに断言してしまった後で、もうダメだと竜生を牽制するシーンは少し切なさを感じさせられました。
次回最終回。どのようなラストが待ち受けるのか、海音は果たして結婚することができるのか楽しみです。
第5話
結婚、したい
放送日:2012.8.17
- あらすじ・ネタバレ
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東京に戻るための電車に乗り込んだ海音。竜生と遥冬が追いかけて来てくれた。しかし、電車は海音の複雑な思いを乗せたまま、東京へと進んでいく。
蓮花と会った竜生は母親のためにもナマポを卒業しないとと話す。そして、前に進まなきゃいけないと言ってくれた蓮花の存在に救われた、頑張って立ち直り、大切なもののために生きていきたいと竜生は続けた。蓮花は海音のこと好きなんだねと言うと、竜生は正直に返事をするのだった。
蓮花は海音に連絡を取れずにいると話す。竜生は10年前に海音に呼び出されたこと、友情を大切にして何も言い出さなかったことを話した。それを聞いた蓮花は、自分のことしか考えて無かったの私の方だった、酷いこと言ってしまったと落ち込む。竜生は俺たちの絆はそんなことでダメになったりしない。いつかまたみんなで笑える日が来ると蓮花を励ます。そして、俺に任せろ、キャプテンだからと言うのだった。
仕事終わりの海音のもとに、遥冬が車を飛ばしてやってきた。遥冬は突然、結婚指輪を海音に渡す。気持ちは変わってない、海音と結婚したいと言う遥冬。海音はごめんと断り、なんか遥冬らしくない、私も今、私らしくない。お互い無理するのやめようと言う。そしてあえて私と遥冬じゃ幸せになれない、一緒になったら遥冬がだめになると話す。私なんかのために変わらないでと言い去って行った。
1週間後。合コンに繰り出す海音のもとに竜生がやって来た。合コンに割り込み、海音を連れ出す竜生。「2人で会うのやめよう、これ以上栄光の7人を汚したくない」と言う海音に、「そんな簡単に汚れない」と竜生は返す。東京で結婚相手を探すと言う海音に、焦って生きるな、これからだよと竜生は伝えた。そして、竜生は母親の話を始めた。父親が死に塞ぎ込んだ母親を心配し、そばに居ることを決めナマポになってしまったと話す竜生。そして、本当に欲しいもの見つけたから、面接も頑張っていると竜生は言う。海音が何かと聞くと、竜生は海音の薬指にリボンを結ぶ。「一年後、地元の教会を予約した。絶対にこい。その頃までにちゃんと仕事してナマポも辞めてる。それまでお前とは合わない。それでも気持ち変わらない自信がある」と言う竜生。教会で待ってるからと言い残し帰って行った。自宅に戻り、指にはめられたリボンを見つめる海音はこれまでのことを思い返していた。
焼け酒をする遥冬を心配する悠姫。声をかけるとほっといてほしいと言われてしまったと、上京し健に相談する。切ないと言う悠姫の手を引っ張り、悠姫が大事にしていた遥冬の第二ボタンを川に投げ捨てるフリをする健。慌てる悠姫に、強くなれと健は言うのだった。
一方、蓮花も旦那の元を離れようとしていた。あの男のところへ行くのかと聞かれ、竜生とは一緒にならない、約束すると言う蓮花。蓮花にまた暴力を繰り返す旦那だが、蓮花に泣きつき1人にしないでとすがる。蓮花は謝り、自分から逃げたくないと家を出た。
また、竜生は仕事が決まったと母親に報告していた。まだ外交官に拘っていた母親だったが、竜生の働いて楽させてやる、約束すると言う言葉に涙を流した。竜生はみんなに一斉メールを送る。そこには「海音と結婚する。それまで必死で働き、ナマポを辞め生活を立て直す。一年後の俺を見てくれ。笑ってみんなと会いたい。栄光の7人だから、何があっても永遠に仲間だから」と書かれてあった。
一年後。遥冬と話す悠姫。悠姫は健と付き合い出したと話した。竜生の言う結婚式を翌日に控えたこの日。海音が竜生の約束を守るわけないと遥冬は言うが、海音のこと諦めていいのかと悠姫は投げかけるのだった。そして、遥冬も自分の気持ちを中途半端にしないで、中途半端なままだと2度と仲間に戻れなくなると悠姫は諭す。明日しかないよ、明日が最後だよと悠姫は言う。
一方、東京の海音の部屋に、蓮花が訪ねて来た。そして独身最後の夜を友達と過ごそうと蓮花は言う。明日は行かないよと言う海音に、最後なんだから今までの恋を正直に話そうよと言う蓮花。そして2人は中学時代のことを本音で話し出した。竜生のこと応援したいから首に縄つけてでも連れて行くと言う蓮花。海音は恋より友情だって決めたから。海音は東京に帰れって言われてショックだった、だから明日は絶対に行かないと言う。蓮花は謝り、中学の時竜生のこと好きだったのに、最後まで言えなかったことを聞いたと話し出した。友達だったのに気がつかなかった。あんたはみんなの太陽なんだから、負けちゃだめ。いつも全力で頑張ってる、全然ずるくないと伝えるのだった。翌朝、海音が起きると部屋にはウェディングドレスが用意されていた。
一方、式場に向かおうとする竜生のもとに遥冬が訪ねてきた。遥冬は勝った方が教会に行くことができると言い、ビーチフラッグの勝負が始まった。竜生が勝ち、遥冬はもう一度勝負を挑む。そして、次は遥冬が。そんなんじゃ海音を渡せないという遥冬。
教会になかなか現れない竜生と遥冬を海音たちは待っていた。2人を見かけた健が事情を話すと蓮花が呼びに行こうとする。しかし、奏太はここで待とう。どんな結果になっても受け止めてやろうと止めるのだった。
砂浜では何度も何度も勝負が繰り返されていた。次が最後だ、そう言う竜生。最後に勝負を手にしたのは遥冬だった。
教会の時間は迫っていたが、2人はなかなか現れないままだ。そこに砂だらけでボロボロの2人がやってきた。そして遥冬は海音に、自分が勝ったことを報告した。竜生は最後まで諦めなかった、俺がこいつを認めたから大丈夫だ。竜生と一緒になってやってくれと言う。海音は涙を流し喜んだ。
無事結婚式をあげた海音と竜生。それぞれの新しい道へ歩きだした7人。みんな、今もあの頃と同じようにキラキラ輝いている。これから先もずっと笑って会えるように。
- 感想
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海音と竜生のハッピーエンドが無事見れて安心しました。
蓮花と海音。心の中にはいつも竜生がいた2人。言い争うことも多かったですが、竜生という1人の男を好きになった2人は、ぶつかり合いケンカにもなりましたが、最後にはお互い良さを認め合うことができてよかったと思います。
教会に向かう前のビーチフラッグ、一回きりの勝負かと思っていましたが、何度も繰り返され、勝負はなかなかつきませんでした。最後の勝負と決めて行われた回は、遥冬が勝ち、予想外の展開となりましたが、最後まで優しい遥冬はこれで海音を任せられると式場で海音に竜生と結婚してやってほしいと伝えるのでした。
悠姫と健が付き合うようになったことにも驚きました。
合言葉は恋より友情だった栄光の7人。10年を経て、恋も友情も大切にできる立派な大人になれたのではないかと思います。
『結婚同窓会~SEASIDE LOVE~』の番組情報
『結婚同窓会~SEASIDE LOVE~』の放送情報
放送局 |
放送時間 |
放送開始日 |
フジテレビTWO |
金 23:00 |
2012年7月13日 |
『結婚同窓会~SEASIDE LOVE~』のスタッフ情報
- 【脚本】
- 大野敏哉
- 【プロデューサー】
- 長澤佳也
- 【プロデュース】
- 東康之
- 【演出】
- 小林和紘
- 【音楽】
- MAYUKO、末廣健一郎
- 【主題歌】
- 三代目 J Soul Brothers「Kiss You Tonight」
- 【製作】
- 大多亮
- 【企画】
- 手塚久、岡崎洋三
- 【制作協力】
- リアルプロダクツ
- 【制作著作】
- フジテレビ
『結婚同窓会~SEASIDE LOVE~』のキャスト一覧
- 相羽海音:大政絢
- 本田竜生:福士誠治
- 宮本遥冬:桐山漣
- 夏目蓮花:波瑠
- 嶺沢悠姫:佐藤ありさ
- 潮木奏太:小澤雄太
- 仲井戸健:春日俊彰