【着飾る恋には理由があって】(最終話)第10話の感想・ネタバレ/葉山はさすがシャチ!それぞれのハッピーエンド

着飾る恋には理由があって第10話 感想 ※ネタバレ注意

ついに最終回です。これ以上ないくらいのハッピーエンドで、よかったです。

世間では、くるみは葉山に心動いてしまうのではと言われていました。でも、絶対それはないと思っていました。くるみが好きなのは駿。葉山は憧れであり目標の人。もう恋愛対象ではないでしょう。葉山は、決してくるみには好きなそぶりを見せていません。駿に「葉山たぶんくるみのことが好きだ」と言われても半信半疑のようです。

カフェで葉山とくるみが話します。上を向けという葉山。「携帯から離れたらそれで終わり、たいしたことじゃない。自分と未来はいくらでも変えられる。」できることから始めると。観ている人にもグッとくる言葉ですね。

シェアハウスに帰って、駿も帰ってきたけど、どちらも声をかけられない。もうわかっているのでしょう。くるみは駿の真意を、駿は強く言い過ぎたと。でもお互いに思いあっている2人、あっという間に仲直り。

香子さんが食事に誘った北海道フェアに、駿が出店していています。くるみのためにとっておいたカレー。カレーを食べながら涙するくるみ。流れる主題歌・不思議。1話の再現のようでした。まだ出会ったばかりで、でも確実に心を動かされていた駿。駿は北海道に行く決心をしたと告げ、くるみは東京でバイヤーを目指すと告げます。お互いに夢を追うことにしたけど、離れる寂しさがあります。でも、しっかり手を握っています。

駿と葉山がランドリールームで話す場面が素敵でした。初めて素直に話し合った2人です。葉山のように自分で決めて進んで行きたいという駿に、捨てたものもたくさんあるという葉山。ついシャチと言ってしまったり、もの悲しいすねと、いつもの口癖を言う駿。お互いに認め合っているようで、心にグッとくるシーンでした。

北海道のホテルのレストランのシェフを、駿がっていうイメージがわきませんでした。過去のトラウマから立ち直ったとはいえ、そんなに大きく変わっちゃうのかなあと。そんな時、田舎の古い校舎で出店してくれという依頼がありました。くるみと一緒に出掛けます。

駿のカレーを嬉しそうに、おいしそうに食べる人々と触れ合って、何か感じたのかなと思いました。くるみの様子がおかしいことに気づく駿。インスタに投稿することが怖くなってしまったと話します。もうやめようかというくるみの口を駿が手でふさぎ、「黙れ」6話のお返しですね。本当は好きなのに手を離すなと教えてくれたのはくるみだと。その言葉で目が覚めるくるみ。みんなの写真を撮りインスタを再開します。

騒動の釈明をしますが、それは手書きでした。手書きで書いたものをアップしていました。それを見たみんなが、くるみの復活に喜んでいます。駿と出かけていて、インスタの更新ができたくるみです。葉山も安心して笑顔でした。

岩切工房さんから、あのライトをくるみに預けたいと連絡がありました。自分のできることをしようとあのライトの岩切工房さんに手紙を書いていました。

葉山からトルコに立つというLINE。たった今出て言ったと香子に聞いて走って追いかけるくるみ。今週もみんな走ります。追いついて、お礼ぐらい言わせてくださいというくるみ。ありがとうと、思いのたけを話します。葉山への片想いが自分の原動力だったと。そこで、一つだけ間違っていると、片想いではなかった、気づいたときは遅かったとだけ言って去っていく葉山、最高にかっこよかったです。

今回の一番のキュンはこのシーンでした。横浜流星ファンの私でさえ、キュンとしてしまいました。6話でシェアハウスに現れたあたりの常に前向きな葉山は苦手でした。自分の周りにいたら辛いと思ってたけど、今回、くるみと駿に対して、それぞれ言葉をかけてくれて、岩切工房さんに話してくれて去っていくなんて、やはり最高です。くるみが葉山を追いかけても、駿はもう不安はありませんね。香子と話す駿は、葉山は本物のシャチ、王者だと言います。

陽人と羽瀬のちょっと大人のカップルも素敵でした。陽人は羽瀬の夢を支えたいとプロポーズしたけど、そうしたらやめられなくなって辛いとう羽瀬の気持ちもわかります。羽瀬はアート系の本屋さんに就職することになり、きっぱりやめると言って今までの作品を捨てます。でも、ごみ収集車が来た朝、耐えられなくて追いかけます。間に合わなくて家に戻ると、なんと陽人が全部持ち帰っていました。

全部やめなくてもいいじゃないかという陽人。仕事しながら描いたっていいと言います。抱きついて「結婚しよう」って羽瀬が言います。前回思い切ってプロポーズしたのに断られ、またしても、羽瀬に言われてしまいます。それを2階から見ていたくるみと駿。くるみは「ずっと一緒ににいられるってすごいね」と予告にもあったシーン。そうなりたいという駿。いい感じの2人。

香子と元夫。礼史の関係もちょっと進展です。やり直したいと礼史に言われて揺れていた香子ですが、ふいに口をついて出た「しあわせ」とう言葉に、このままでいいのだと思うのです。それでも寂しいと思う時もあります。礼史の提案にOKします。友達以上家族未満。もう恋愛とは違うのですよね。

ここからが早かったです。商品企画部への異動を申し出たものの叶わなかったくるみ。せめてライトだけでもということもかなわず、葉山のいつかは今、と言葉を思い出して、会社を辞めて、店を出すのです。驚きです。

そして陽人と羽瀬の結婚式。こうじの蝶ネクタイ姿がかわいかったです。ミニマリスト駿のいつもの服じゃないスーツ姿。ここでは2話のお花見の再現、駿と香子の料理対決が見られました。羽瀬も駿と変わらないくらいおしゃれしていなかったけど、さすが中村アンさん、ドレス姿は素敵でした。

結婚式が終わって、くるみに4話で対談した台湾のデザイナーさんからインスタにメッセージがあり、彼女がライトを紹介してくれたことで世界中に広がりました。葉山もライバルとメッセージ。ここで駿は初めて、北海道には行かないと言います。キッチンカーで全国を回って、その土地の材料で料理をしたいと‥。やっぱり帰ってこないのとわざと不満そうに言うくるみ。なるべく帰るという駿。そこへ電話。材料を受け取りに岐阜に行くという。

機嫌を取るようにレベル10という駿。夢のために着飾って頑張るくるみ。そして会ったら素敵って言ってほしいからあなたがその理由と、ここでタイトル回収です。そこで、「行ってきます」「行ってらっしゃい」。最終回に「おかえり」「ただいま」が多いと感じていたからとても新鮮でした。走り出した駿が、急に車止めて走って戻ってきて、「俺と付き合ってくれますか?」「今?」というくるみに「言ってなかったから。ずっと一生つきあってください」って、これはプロポーズですね。ここでくるみの「素直でよろしい」が。「好きだよ、くるみ」と、初めてちゃんと告白しました。

くるみに見せてない顔がサイドBだから、素直になった駿にはもうサイドBはいらないと思っていましたが、5年後がサイドBということでしょうか。駿目線で、くるみの台詞もありません。キッチンカーの駿に、奥さんたちが村に婿に来ないかと言っているという男性。それに対して駿は、もう奥さんいるというと、車から降りてきたのはくるみと小さな女の子。まさかのラスト。「あかりー」と呼んで抱き上げる駿。まさかの初パパ流星くんでした。

最後の展開にちょっとついていけない感じではありましたが、しあわせなラストでした。胸キュンの火曜ドラマですが、恋愛だけではなく、仕事や夢、生活することを描いたドラマで、どのように生きていくか考えさせられました。後半SNSの怖さも描かれました。葉山の携帯から離れればそれで終わり、というのはSNSで悩んでいる人に伝えたい言葉ですね。

忘れていけないのは、ボーダーコリーのこうじですね。辛いシーンが多いときも癒してくれました。本当に賢い子で、みんなにかわいがられていました。公式から上がっていた動画で、流星くんとじゃれている姿はこうじじゃなくて女の子リイーナ(葉菜)ちゃんだよねという投稿が殺到したほどでした。リイーナ(葉菜)は、駿の元カノ葉菜と偶然同じ字でした。初島のくるみの実家で買っていた柴犬のかえでは、本名はくるみちゃんというそうです。こちらも偶然とはいえ不思議ですね。

最終回前の19日には駿役の横浜流星くんと陽人役の丸山隆平さんが、インスタライブを行いました。まさかの髪ボサボサ無精ひげの横浜流星くん登場に驚きました。まさに着飾らない流星くんでした。2人の関係がドラマさながら仲良しで、よかったです。

撮影終了後、「丸ちゃんがはるちゃんでよかった」とメールを送った流星くん。顔を見て悩んでいるみたいだからと電話して、丸山くんの相談にのったという流星くん。撮影中流星くんの作品をいくつかみて、辛い話が多かったけどと言う丸山くん。照れながら褒めあって、いい関係なのが分かります。丸山くんのブログでも、名前は上げずに大好きな友達ができたと言っています。年は離れているものの、いい友達のようです。関ジャニの番組にも出ると言っていましたが、丸山くんは立ち位置に困るなあと言っていました。

最終回終了直後には、川口春奈さんのYouTube「はーちゃんねる」が公開され、セット最終日に横浜流星くんもゲストで出演し、2人で思い出を話していました。

深夜25時からの、星野源さんんのオールナイトニッポンには、川口春奈さん、横浜流星くん、新井プロデューサー、塚原監督が出演して、ドラマの裏話、主題歌「不思議」のことなどを話していて興味深く、感動しました。

キッチンカーフジバル号が、赤坂サカスに展示されていて、駿の衣装や羽瀬の作品なども展示されているそうです。MIU404のメロンパン号のように全国を回ってくれるのではないかと、ファンは期待しています。

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