【着飾る恋には理由があって】第7話の感想・ネタバレ/2人の絆は深まり、駿と葉山が宣戦布告

着飾る恋には理由があって第7話 感想 ※ネタバレ注意

今回は真柴の故郷初島の回でした。母の愛に泣かされました。そして、ついに駿と葉山が宣戦布告。サイドBで描かれたのは、今までのように駿の本音ではなく、真柴のいないところでの2人の会話。ラストはまさかの葉山の声でした。

駿に背中を押されたこともあって、真柴は故郷の初島にライトを見に行きました。岩切工房の主人は真柴の声には耳を貸しません。

課長のアドバイスで葉山に連絡すると、自分も見たいと初島に来てしまいます。そんなに簡単に行けるのかって思ったら、熱海から30分なんですね。京都から新幹線に乗ればそれほど遠くありません。伊豆大島、新島、神津島とかの近くなのかと思っていました。真柴も遠いと言っていたけど、熱海まで行けば近いのですね。

海で転んだ葉山が着替えようとしていたところに、「ただいま」と返ってきたのは駿でした。視聴者も、真柴も葉山もびっくりです。公式インスタやツイッターで、こうじと駿はお留守番と書いてあったのに、追いかけてきてしまっていました。真柴家の愛犬柴犬のかえでの散歩から帰ってきたのです。

横浜流星くんの公式インスタで、ドラマのオフショットがなかったので、雑誌のオフショットと言って柴犬とのショットを投稿していました。すでに発売されてた「美ST」のオフショットです。ツイッターでは、匂わせだったのねと話題になりました。かえでと散歩することをにおわせていたとは‥。

香子から、葉菜が店を続けていたことを聞いた駿は、その場所に向かいます。葉菜の姿を見て、逃げるように帰ってきます。家で、壁にもたれ、真柴はいないのにノックしています。とてもせつない表情でした。そして、真柴に会いたくてたまらなくなった駿は、初島に行ったのですね。携帯電話を持たない駿はとにかく初島に行って、真柴を探していたようです。その話を真柴の母がきいて、家に来たということですね。

まさかの葉山と鉢合わせ。お互いにどうして居るの?という感じでしょう。駿が家族の話をするのを初めて聞きました。ここ最近、辛い身の上の役が続いていたので、ファンはほっとしています。

葉山が来たことは島で話題になっていました。彼氏が実家にあいさつに来たのではないかと。真柴が葉山にあこがれていたことは母も知っているから、昔のスクラップブックを葉山に見せます。恥ずかしがる真柴。当然駿は面白くありません。今までの何を考えているのかわからない駿ではなく、やきもちを焼いていることが分かる表情でした。真柴と駿の会話から、2人の距離感が葉山にも伝わったはずです。

眠れない真柴は駿の寝ている部屋のふすまを開けます、寝ていたと思って黙って閉めて、台所でお母さんの梅酒を出したところに駿が起きてきます。目が覚めたのか、寝たふりをしていたのか。梅酒の梅を駿の口にいれ、駿がかじった後の梅を自分で食べます。間接キスだと盛り上がるファン。

落ち込んでいるのに声をかけてくれないことを不服そうに言う真柴に、何を言っても嘘っぽくなるから黙って隣にいるという駿。素敵なシーンです。真柴の顔を両手で挟んでギューッとして、変顔を作って、少しずつ近づいていく駿。キスするのかと思いきや、それはなくて、変な顔と言って笑い、手をつなぐ2人です。いつも、ただのお隣さんという駿の言葉、嫌な言葉だと思っていたけど、隣に意味があるのかなと思いました。

企画書を作って葉山と岩切工房を訪ねたもののうまくいきません。全然関係ない話をする葉山は、少しずつ近づいていくやり方だという課長。落ち込む真柴に、一緒に行こうという母。喧嘩になってしまいます。先に京都に戻るという葉山を駿と真柴が送って行って、そこで、バトルが勃発していたことをラストで知ることになります。

母は、本当は心配しています。真柴のインスタで、頑張ってるんだなーって思ってたけど、ひどいコメントもあるし、と。何を失敗したかじゃなくて、その時立ち上がれたか。何度でも立ち上がって欲しいって。

駿は、裏側をずっと隣で見ていたと言います。すごく頑張ってるって。自分にはできないからちょっとあこがれるって。この時の駿は柔らく優しい、いい表情でした。こっそり廊下で真柴も聞いています。そこで母は、真柴が好きなのは駿だと気がつきます。帰ってきたときなんか感じ変わったと思ったのは、駿のおかげだと気がつくのですね。よろしくという母。

離れて暮らしている娘の隣に、こんな優しい人がいつもいてくれたら、親としては安心ですね。この時の駿の表情、素敵でした。

母と言葉を交わすことなく船に乗ってしまう真柴。出航間際にやっと謝ることができました。母によろしくと言われたことがうれしい駿。ヤキモチ焼いてくれたことがうれしい真柴。また一緒に来ようねと言います。船の中で手をつないで話す二人。また絆が強くなったように感じます。今までは、3歩進んで2歩下がるような2人でしたが、今回は下がることなく進んでいっている気がします。

でも、駿はまだ自分の過去に区切りをつけていません。キッチンカーに葉菜が現れます。勝手なイメージでは、駿を待ってけなげに店を続けていると思っていたのですが、ちょっと違う印象です。過去の回想シーンが店での同じシーンしかないので、2人が恋人同士だったというイメージも持てません。予告では駿が「葉菜が手伝ってくれって」と言っているのは真柴であって欲しいです。真柴にすべて話して、真柴が駿を救ってほしいと思います。

大人な2人、陽人と羽瀬も進んでいます。キスはどういうつもりか聞かれて、意味なんてないお礼だと言ってしまう羽瀬。もちろん嘘ですよね。キスの後で避けられたら、嫌ですよね。以前の彼と車に乗り込もうとするところを目撃して怒る陽人。陽人らしくないですね。ついに陽人への気持ちを言う羽瀬。陽人も自分の気持ちに気がついて、バックハグ。素敵ですね。それにしても、このドラマに出てくる女性たちはみんな強い。かっこいいです。

次週以降三角関係か、四角関係になるのでしょうか。駿は葉菜に対しては愛情ではないのでしょう。でも、今までのことを考えると冷たくできなかったりするのでしょうか。真柴は、もう、葉山に対しては、目標、尊敬だけだと思います。駿に出会って素の自分もいいと思えるようになった真柴、葉山の前では素は出せません。

前回、葉山に隠れてビール飲んでいましたね。あの時、一緒に桜を見に言っていたら、会社を辞めることを真柴にだけ話していたら、違っていたかもしれません。着飾ったままで葉山と付き合っていたかもしれないと思います。葉山とうまくいっていれば、駿と真柴は近くなることはなったでしょう。

真柴は桜を見に行った日、公園で鼻を真っ赤にして待っていてくれて、家で羽瀬の作品で花見をして、料理を作ってくれた日から好きになったのだと言いました。あの、冷蔵庫キスは本物のキスですね。駿は、いつだろう?なんだかんだ考えて、遡っていくと、社長がいなくなった日、泣きながらカレーを食べていた日かなと思ったり、結局出会った日、車に乗せた日からなのではないかとも思います。

向井理さんは本当にかっこよくて、素敵な大人の男性ですが、この葉山のように前向きすぎる人は、頑張れない人には辛い気がします。駿の料理にアドバイスして、駿が切れてしまった時、私も無理だなと思いました。雑誌のインタビューとかで読めば、すごい人だなと思うけど、身近にいたら、自分と比べてコンプレックスの塊になってしまいそうです。

次回の予告。「好きの先」という言葉、「初めて恋をした日に読む話」で、ゆりゆりの卒業式、何度目かの告白をしてフラれたエトミカちゃんが、春見先生が好きだというゆりゆりに、「好きの先はどうするの?」と言った言葉が印象的です。年齢差をどう乗り越えていくかということでした。ドラマは、2人の心が通じ合って恋人同士になったところで終わってしまうことが多いけれど、その先が難しいのですね。不安もありますが、楽しみです。

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