着飾る恋には理由があって第8話 感想 ※ネタバレ注意
これまでは途中はどうあってもラストはほっこりさせてくれることが多かったのに、辛いラストでした。
「電話番号聞くんじゃなくて、はるちゃんの電話借りてかければよかったのに―。知らない番号は出ないよね。やっぱり電話ある場所わかってたし、料金は払い続けてたのね。」
Twitterでは悲鳴がいっぱいでした。横浜流星くん、向井理さん、2人とも走るのが速いし、姿もきれいです。道路の反対側から、初めて名前を呼んだのに届きませんでした。
せっかくの初デート、香子がプレゼントしてくれた那須のレストラン。新幹線で行かなければならない場所。絶対行くと言った駿でしたが、遅くなってしまいました。こんな時、携帯がないと連絡できないですよね。
だからと言って、葉山が行かなくても。どういうつもりなのでしょう。香子にはいつも笑顔を見ていたいと言ったけれど、意味が分かりません。真柴もどうして、一緒に行ってしまったのでしょう。真柴の気持ちはぶれていなかったのに。
真柴の隣にいるために一生懸命頑張った駿。でも、そのために隣の部屋にはいないことが多くなってしまいました。それが寂しかったのですよね。わからないと不安を口にすると、香子に、いつまでたってもわからないし、全部知ろうと思わなくてもいいけど、わかろうとする努力はするって、深い言葉です。
駿が葉菜に会って、店を手伝ってほしいと言われて悩んでいることを、話させた真柴はさすが、男前です。顔をむにゅっとして「どうしたいの?」前回の、真柴の実家のキッチンでの逆パターン。逆パターン多いドラマです。
全部捨てたって言ったけど、後悔捨ててないじゃないという真柴。駿は過去を乗り越えるために店に行って、葉菜とその父親のオーナーに謝罪し、2ヶ月間、次のシェフが来るまで手伝わせて欲しいと言います。これで、過去に決着を着けて、真柴と先に進んで行こうとしているのではないでしょうか。
もしかしたら、このままここで働くという話をされることもあるしれないと思います、駿はしないと思います。過去に決着をつけたら、別のところに行くのではないでしょうか。9話では、北海道、駿の故郷で、店を任せたいという人が現れると言う展開になるようです。そして、あの震えまで来ていたトラウマは、人と一緒に働くということだったのですね。なんとなく理解できました。個人事業主を連呼していた理由も。
7日に配信されたYouTubeの動画で、丸山隆平さんと横浜流星くんが8話の見どころを話しています。丸山くんは、駿ファン・横浜流星ファンはしびれる回だと言っていました。丸山くんが、撮影の合間に会った駿の顔つきが違っていたと言っています。確かに、表情の演技、光っていました。せつない演技、真柴ちゃんとの甘い表情、葉山への敵対心むき出しの目、料理をしているときの真剣な目、素晴らしかったです。
予告にあった、ソファでまどろんで、髪を触りあったりしている様子はドキドキでしたが、予告より短いんじゃないかと言う感じでした。
真柴は元カノと一緒と言うことにどうしても不安に思いますよね。本当にこの2人は付き合っていたのかと疑いたくなるほど、サバサバしていて、駿はどうしてこの店に来る気になったのか聞かれて、隣にいるにいるのにふさわしくなりたいからだと話し、はっきり俺の彼女と言うのでした。一時俺の彼女という言葉がTwitterトレンドになるくらいでした。真柴に聞かせてあげたい言葉ですね。
そして、いったん帰ったとき、充電するようなハグ。この時の真柴の部屋着は、キャンプで駿が買ってきたTシャツでした。差し入れを持って行ったものの、いつもと違う駿の表情と、葉菜の存在で入れなかったのですね。
真柴は、葉山の仕事はよく見えるけれど、駿の仕事についてはわからないから、よけい不安になりますね。真っ暗な駿の部屋をノックしていた真柴。サイドBでは、深夜に帰ってきて部屋の中でノックしておやすみと言う姿でした。こんなに思いあっているのに、辛いです。
葉山は、真柴と駿の関係、そして何より真柴の気持ちが分かるから、駿によろしくと言います。でも、頼めないなら遠慮はしないと。初めに泣かせたのはそっちだという駿。そこは違うと思ってしまいました。まあ、あの泣きながらカレーを食べていた真柴を知っているから、そういいたくなったのでしょうね。
7日の「CDライブライブ」に、星野源さんが出演して、主題歌「不思議」を披露しました。ラブソングのタイトルなのに「不思議」って珍しいと聞かれて、このシーンの話をしたのです。流星くん演じる駿が、泣きながらカレーを食べている真柴を見て、何かを感じている「落ちた(恋に)」と。自身の経験からも、どこが好きとか最初はわからない、理由なんかわからない、不思議なものだと。ほんといいシーンでした。
今回、葉山と真柴にちょっとだけ変化をもたらすような出来事がありました。京都でマメシバのマスコットを見つけた葉山は真柴に買ってきます。他の誰にもお土産なしで。マメシバだからと言い訳をする葉山。
会社で細貝社長とあっているところを見つけられた葉山は、全社員の前であいさつすることになり、急にいなくなったこと謝罪し涙してしまいます。考えてみると葉山と駿、かなり違うようで、似ているところもありますね。葉山はかなり前向きですが、社長を解任されて、姿をくらましてしまうなんて、いなくなった駿とあまり変わりませんね。そして、今回謝罪しているのも同じです。
話がそれましたが、葉山の事業に出資者を募るために出かけた段ボール工場で、真柴と自転車の2人のりしていましたね。葉山の真柴への思いは大きくなってきていたのでしょうね。でも、真柴は恋愛的なキュンは感じていないように思います。
そんなことがあってのラストシーン、頼めないなら遠慮はしない、頼めないと思ったということなのでしょうか。ドラマの中盤、駿をと喧嘩して沈んでいる真柴に、仕事には何もかもなげうってがんばらければいけない時があるものだと言ったのは、駿へのアシストだと思ったのですが。真柴をなぐさめただけでしょうか。
いっぽう、大人の陽人と羽瀬は、順調に付き合い始めたようですね。硬かった羽瀬の表情は、柔らかくなり、駿くんって呼んでいたし、オープンした店に行こうと言いだしたのも羽瀬でした。こちらは静かにはぐくんで行けそうですね。
男女2・2・のシェアハウス、2組のカップル、そのことだけ言うと恋愛リアリティーショー?っていう感じですね。
これだけでも辛いのに、また次回の予告に、愛しく切ない波乱とあります。ラブコメだからハッピーエンドだよねと思いつつも、不安になってしまいます。
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