【ルパンの娘(2019年版)】見逃し配信・無料動画まとめました(木曜劇場)主演・深田恭子

ルパンの娘

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あらすじ・感想

※ネタバレを含みます。まだ見てない人は気をつけてくださいね。

放送日:2019.7.11/視聴率:8.4%

あらすじ

三雲華。図書館に勤めているという華は、恋人の桜庭和馬の家族に紹介されていた。華が図書館勤めと聞いた和馬の母、美佐子はあからさまにガッカリしていたが、和馬は家族に華と真剣に交際し結婚も考えていると告げる。代々警察官だという桜庭家。和馬が警察ということすら知らなかった華は、泥棒を捕まえる部署である警視庁捜査三課に配属されていると知り、さらに驚くのだった。

和馬に送られ自宅に着いた華。華は畳の下からタワーマンションへと帰っていく。家路に着く華は、和馬とは結婚できないと考えていた。なぜなら華の家族は一族皆泥棒だからだ。

ところ変わって桜庭家では華との交際に賛成かどうか多数決が行われていた。賛成で挙手したのは和馬のみ。華との結婚を認めてくれるのなら捜査一課の刑事になってみせると言う和馬に父、典和は先に捜査一課の刑事になれと言うのだった。

このことを先輩の巻に相談する和馬。巻は規則だから華の素性を調べると和馬に話す。そして、捜査一課の刑事になるために「Lの一族」を捕まえろと助言するのだった。先祖代々家族全員が盗みの専門家。弱者からは盗みを働かないアルセーヌルパンのような犯行からLの一族と呼ばれていると言う。

ところ変わって、婚約指輪を見にきた和馬と華。そこで、宝石を盗むために下見に来ていた華の母、悦子と遭遇する。悦子に連れられ和馬たちは父、尊も交えて4人で食事をすることになった。和馬の職業を尋ねる尊に、和馬は警察官だと答えようとするが、華は公務員だと慌てて言うのだった。結婚を前提に交際していると話す和馬に、悦子は両親に挨拶しなければと言う。華は泥棒一家が警察一家に挨拶だなんてと心の中で嘆いていた。

帰宅した華たち。尊は、Lの一族を絶やさないためにも華の結婚相手を婿にと考えていたが和馬には務まらないと反対するのだった。

次の日、尊と悦子が狙っていた宝石店に強盗が入り、さらにその犯人2人が殺害されるという事件が起きた。和馬はその事件の担当となりしばらく華と会えないと言う。

和馬は事件解決のため、防犯映像を確認しに宝石店に向かった和馬は、昨夜食事をした店で宝石店の社長と出会ったことを思い出した。巻から龍崎組の関与を伝えられた和馬は、そこに居合わせた社長に頭を殴られ意識を失ってしまった。

今回の事件は、龍崎組と宝石店社長による盗難保険の保険金を狙うための偽装強盗によるものだったと尊は言う。そのため、この店をターゲットにしたのだと続けた。

すると、宝石店内を監視していた監視カメラには拘束された和馬の姿が映っていた。華は尊と悦子に助けるようお願いするが2人だけでは難しいと言われる。幼少期から祖父の巌に鍛えられた盗みのスキルを持っていた華は、ついに一緒に潜り込むことを決意した。

華は兄・渉のハッキングと祖母・マツのピッキングにより無事に侵入に成功。拘束される和馬を助けようと排気口をつたい、部屋の上までたどり着いた。侵入者が来たと警戒させることで、ヤクザたちを一旦部屋から追い払った尊たち。華は和馬を気絶させ、宝石を盗み、和馬の手を拘束していた縄を解いた。そこに戻ってくるヤクザたち。慌てて華は引き上げる。そして、目を覚ました和馬の活躍により、ヤクザ逮捕されるのだった。その後和馬は社長に拳銃を突きつけられるが、再び華が助太刀し、事件は無事解決へと向かった。

翌日、ニュースでは龍崎組の事務所から拳銃がたくさん見つかったと報道されていた。尊たちは貴金属を奪うだけでなく、密輸事件を公にしようとしていたのだ。

事件解決を巻から労われた和馬。巻はこの事件にはLの一族が関係しているのではと言う。

数日後、和馬は華の家を訪ねてきた。公安に華の家族たちのことを調べられたと話す和馬。華はついに泥棒ということがバレたのかと思ったが、尊が海外を飛び回り大活躍するハイパーソーシャルクリエイターだと報告書にあったと和馬は話し、両親も挨拶に来たいと言うから連れてきたと続けた。

華は渋々、家へと案内することになる。

感想

泥棒一家と警察一家。驚きの設定でしたが、コミカルで楽しみながら見ることが出来ました。和馬の両親も、華の家族たちもみんな個性的で、いいキャラクターをしていました。この家族たちがこれからどんどん面白い展開を見せてくれるのだろうと期待が高まります。

また泥棒一家の中で育った華は幼少期から祖父に盗みの技術を教え込まれ、そのスキルはかなり高いものの、店から物を取ることは泥棒なんだとある日気がつき泥棒はしないと心に決めたようでした。そんな華でしたが、和馬を守るためにLの一族として活躍し、両親の盗みに協力する形となりました。しかし、尊や悦子は盗みを働いたものの、拳銃の密輸という不正も暴きました。「盗むことで何かを変えられる日が来る」という祖父・巌の教えは、このような不正を暴くことにあるのかなと思いました。

家に突然訪ねてきた和馬たち家族。華はどうこのピンチを凌ぐのか次回も楽しみです。

放送日:2019.7.18/視聴率:7.4%

あらすじ

和馬とその両親が、華たちの仮住まい用の家にやってきた。華は尊と悦子が出かけていることを願ったが、それも虚しく畳下の通路からやってきてしまった。挨拶の時点で異様な雰囲気の両親たちを見てお互い天敵だと感じ取っているのかと不安に思う華。

席につき、代々公務員だと話す和馬たちに、尊と悦子は公務員はお堅いイメージがあり嫌いだ、税金からお給料もらっているなんて肩身が狭いと話す。美佐子はだからこそ安心と安全を提供する責務があると言い、典和もハイパーソーシャルクリエイターとはどんな仕事なのか、胡散臭い肩書の仕事が1番嫌いだと負けずと言い返さのだった。険悪な雰囲気だったが、尊と典和が野球をやっており、以前戦ったこともある相手だと発覚したことで2人は急に意気投合した。

和馬は帰宅後、典和に捜査一課の刑事になれば華との結婚を許してもらうことを取り付けたが、美佐子だけはあの家は何かおかしいと怪しむのだった。翌日、華の働く図書館に美佐子が訪ねてきて、美佐子は華に和馬と別れてくれと話すのだった。

ところ変わって、華は幼なじみの円城寺に和馬とのことを話していた。嫌われないで別れようとするなんて都合がいい、嫌われるために和馬を困らせろと言うのだった。私と仕事どっちが大切なのかと言えばいいとアドバイスされていた華だったが、捜査に忙しくする和馬にそんなことは言い出せなかった。

一方、アポ電強盗の犯人が捕まえられた。取り調べでは、受け取り先のリストが送られてきてそれに従っていただけだと犯人は言う。元締めがわからず和馬たち捜査三課は頭を抱えていた。

「秀吉の茶釜」を狙う尊と悦子。相手は介護事業を手広くやる社長・猪熊だと言う。尊は、アポ電強盗の元締めはこの社長だと断言した。介護が必要な老人が問い合わせ時に入力した個人情報をもとにアポ電させ、金を騙し取るというカラクリだと言う。茶釜について調べている時に渉のハッキングによりこの事実を知ったと言うのだった。

犯人を知ってしまった華は和馬にどう伝えるべきか葛藤していた。そんな時マツにアポ電強盗の電話がかかってきた。尊たちが用意した餌に食いついてきたのだ。華はすぐさま和馬に電話をし、またもや今すぐ会いたいと言う。これから捜査会議だと言う和馬に、わたしと仕事どっちが大切なのかと言い、家の近くで待っててと伝え電話を切った。

家のチャイムがなり、弁護士を名乗る男がお金を取りにやってきたと思ったマツは玄関に出るや否やすぐに相手を気絶させた。しかしそれは仕事を抜け出して会いに来てくれた和馬だった。その後すぐに来た弁護士を装う漢もマツは素早く気絶させ、取り抑えることに成功した。

倒れた和馬を介抱しながら、華はこの手で必ず犯人を捕まえるという和馬の言葉を思い返していた。そして、和馬に犯人を捕まえさせるべく華も乗り込むと言うのだった。

受け子の弁護士を装い尊はお金の受け渡し場所へと行く。そしてとりつけた発信器わ頼りに3人はなんとかオフィスに忍び込んだ。華はパソコンのデータを抜き取り、尊と悦子は金の茶釜につけられた盗難防止装置をかいくぐり、見事茶釜を盗むことに成功した。そこに猪熊が慌ててオフィスへ戻ってくると大切なものを盗まれた気持ちはどうか?悔い改めろと華は言い放つのだった。

目を覚ました和馬は隣に拘束されて横たわる男に驚く。華はマツがアポ電強盗に遭いそうなところを和馬が助けたと言うのだ。取り押さえた犯人からは華が抜き取ったデータ入りのUSBを発見、見事猪熊にたどり着き元締めまでも逮捕することができた。

猪熊の金の茶釜が盗まれた件はLの一族の犯行が濃厚だと巻が和馬に話す。またしてもLの一族絡みの事件、和馬はますます逮捕に躍起になる。
また、警察官バッジをつけていない和馬を薪が指摘する。バッチはマツが拾っており、和馬が警察官だということがバレてしまった。

感想

冒頭、図らずも両家の顔合わせとなった三雲家。玄関に入ってすぐに、5人家族であると言い当て、靴のすり減りが少ないと探ってくる典和と美佐子。警察館としての職業病なのか、何か粗探しをしようと思っているのか、幸先が思いやられるなという展開でした。

また、お互いの両親が罵り合う中で華はいつ警察官だと喋ってしまうのか、泥棒と言うことがバレないかとハラハラしていました。野球という共通の話題でようやく場は和んだものの、翌日美佐子が職場までやってきて、別れるように言われてしまいます。華は泥棒と警察という分かり合えない立場の違いに苦しみ、別れを選ぶのですが、和馬のために今回も盗みを犯すことになりました。華は和馬を真剣に愛しているからこそ、別れも仕方ないと思っており、しかし好きだからこそ中々言い出せずにいるそんな葛藤が切なく感じます。2人の恋の行方はどうなってしまうのか。

また、事件は無事解決したのですが、和馬の職業が警察官だとマツにバレてしまいました。このことが次回どのような展開を見せるのかとても楽しみです。

放送日:2019.7.25/視聴率:8.2%

あらすじ

和馬が警察官であることがマツに気付かれてしまった。華は家族には内緒にしてほしいとお願いするが返事はもらえないままだ。家に戻ると尊はなんであの男を選んだのかと華に言う。華は警察官であることがバレてしまったと思い、私も知らなかったと返すが、マツの手刀で倒れるような男では泥棒は務まらない、別れろと尊は続けた。

そこに渉からお宝が見つかったと一報が入る。IT会社社長が脱税の資金で落札した秘宝。次のターゲットが決まった。

一方、桜庭家では和馬がアポ電強盗事件で活躍したことを典和が褒めていた。しかし華の家でいつの間にか捕まえていたと話す和馬に美佐子は疑念を抱くのだった。

翌日、華の働く図書館へとやってきた美佐子はまだ別れていないと謝る華を自宅へと誘っていた。お嫁さんと夕飯を一緒に作るのが夢だったと話す美佐子の言葉に華は喜んでいた。しかし、美佐子には料理の合間に華の指紋や血液、毛髪などを調べようという思惑があったのだ。

そのころ、和馬はSNSにアップされた情報から高級品を留守の間に狙うというSNS強盗の事件の担当になっていた。

帰宅した和馬は、華が家にいることに喜んだが、美佐子の思惑に気がつき、怒りをあらわにする。そして、家を飛び出しすのだった。そんな和馬に、華は別れを切り出したが、和馬は捜査一課の刑事になれば結婚は認めてもらっていると話すのだった。

自宅に帰った華は、このまま和馬と結婚していいのかと悩んでいると、マツが現れ内緒にしていればいいと華を励ました。そして和馬がSNS強盗事件の担当だと聞いたマツは和馬を捜査一課の刑事にするべく何やら閃いたようだった。

和馬に招待してもらったお礼だと旅行券を渡す華。そして旅行中、和馬は家にいてほしいと伝える。そしてマツに急かされながら、家の写真を何枚か送ってほしいと頼むのだった。

ところ変わって悦子はお宝を盗むための下見に出かけるが、帰宅後すでに何ものかに盗まれたというニュースを聞き、ショックを受ける。

一方、華たちは和馬から送られてきた写真をマツが合成しSNSへアップする。そこには盗まれたはずなの秘宝も何故か写っていた。さらに、桜庭家に隠しカメラを設置しに行くが、帰宅してきた美佐子に怪しまれてしまった。

そのころ渉はSNS強盗の犯人のアジトを見つけていた。秘宝はまだ闇ルートに流れた形跡もなくアジトにあるものだと思われた。尊と悦子は早速アジトに忍び込み、秘宝を探すが全く見つからない。

一方、華は家に1人残る和馬を訪ねてきていた。マツから泥棒ホイホイ成功だと連絡を受けた矢先、物音がし、泥棒かもと和馬が席を立つ。すると、庭から尊と悦子が現れ、華は驚いた。秘宝を盗んだ犯人を追跡するとここにたどり着いたと説明する2人。帰るよう促す華だが、尊たちはなかなか帰ろうとせず、華の声を聞いた和馬が戻ってきてしまった。華は怖いから1人にしないでと和馬を引き止めることで、なんとか尊たちの存在はバレずに済んだが、キスをしようというタイミングで美佐子が帰ってきてしまった。

泥棒猫と華を罵る美佐子の首には、あの秘宝がかけられていた。尊たちがそのことに気がついた瞬間、部屋が停電した。その隙に尊たちは秘宝を盗もうと目論むがすぐに電気は復旧。そして、物音を確認しに二階へと向かうと和馬はそこで犯人に襲撃される。しかし和馬も必死で抵抗し、互角の戦いを見せていた。尊たちはその様子を物陰から見守っていた。

また美佐子のもとにも別の犯人が襲いにかかる。華は美佐子を守るために立ち向かって見せた。美佐子が気を失い、マツが華に泥棒スーツ渡すと華は犯人をいつものように打ちのめすのだった。

美佐子が目を覚ますと、すでに事件は解決してきた。和馬はもう1人の犯人を捕らえたのは美佐子かと確認するが、美佐子は否定し、華ではないかと言う。華は、犯人は頭をぶつけて倒れたのだと説明。合気道をやっていたと話す華に、美佐子は犯人に果敢に立ち向かう姿が気に入った、桜庭家の嫁に相応しいと言うのだった。

華が家に帰ると尊たちも和馬の勇敢な姿を見て気に入った、婿として認めると話す。

一方で、典和は、元警視総監の孫娘を和馬の見合い相手として紹介されていた。

翌日、図書館にやってきた和馬。逮捕された犯人が自供を始め、この女にやられたと言っていると、泥棒スーツに身を包んだ華に似た女性の絵を見せるのだった。本当のことを教えてほしいと和馬は華に迫るのだった。

感想

マツに和馬が警察官であると気付かれてしまい、マツはすぐに尊たちにバラしてしまうのかと思われましたが、意外にも秘密にしておけばいいと華にアドバイスしました。そして、今回、華とマツが仕掛けた罠でまんまと悪事を働く輩を成敗することができました。このままマツは和馬のことを尊たちに秘密にしておくことができるのだろうかと気がかりではありますが、美佐子にも桜庭家の嫁として認められ、尊も和馬を気に入り、少し結婚への道が開たのではないかと思いました。

また、前回までのやられっぱなしの和馬と違い、今回はアクションシーンも見事でさすが警察官という戦いっぷりでした。犯人を捕らえた後、すぐに華の心配をしていた和馬の優しさにはほっこりさせてもらいました。

最後のシーンで和馬は泥棒スーツを着た華の似顔絵を持って図書館へとやってきました。この後華はなんと答えるのか、和馬のお見合い話はどうなるのかと、気になる展開が続きました。

放送日:2019.8.1/視聴率:5.8%

あらすじ

図書館へやってきた和馬は泥棒スーツに身を包んだ女性の似顔絵を華に見せ、本当のことを教えてほしいと言う。ごめんなさいと謝る華に、やっぱりそうかと言う和馬は華が犯人を倒したというのはおかしいと思っていたと言うのだった。和馬は、Lの一族が関係していたことを華に告げ、捕まえれば捜査一課の刑事になれると話すのだった。

帰宅した和馬に父の典和は元警視総監の孫娘とのお見合いを勧める。この話を断ればキャリアアップが難しいと話す典和は、華との結婚はやはり認められないと言う。猛反対する和馬に、母の美佐子は、お見合いをしてとっとと振られてくればいいとアドバイスをした。

一方、華の家では和馬といつ結婚するのかと話をしていた。和馬に早くLの一族に馴染んでもらおうと言う尊たちに、華は金輪際泥棒はやらないと言い切る。お互いの立場を思い悩む華。そんな中、渉からお宝見つけたと連絡が入った。今回のターゲットは最近、荒稼ぎする詐欺師で、騙し取った金を金塊に変えていると渉は言う。

お見合いの日を迎えた和馬。典和に連れられ
会場へと向かう。社内報を見て和馬を気に入ったと言う相手女性エミリは、顔を見られると話せないと言うので、お互いそっぽを向いた状態で会話する。そんな2人の姿を円城寺は見つけ、華にこのことを伝えるのだった。

翌日、典和は嬉しそうに帰宅した。エミリが結婚前提に交際したいと話していると言う。お茶をしながら俳句を読み合いたいと言っているそうだ。

華は和馬のデート現場まで来ていた。和馬はエミリに正直に結婚を考えている相手がいることを伝え、見合いの話を断っていた。しかし、会話の端々を聞き、2人が付き合っていると勘違いしてしまった華は悲しさのあまり店を飛び出してしまう。和馬の発言を受け、エミリは友達として仲良くして欲しいと言い、お見合いは自分の方から断っておくと話すのだった。

店を出た和馬は華に連絡をする。しかし、二股を掛けられていると思い込む華は早々に電話を切ってしまった。

テレビではLの一族の似顔絵が公開された。そんな中、三雲家では、国際ロマンス詐欺師に目をつけていた。SNSから女性を見つけ、甘い言葉でその気にさせ、手術代と称して多額のお金を振り込ませる。そして詐欺師はそのお金を金塊に変えているという情報を掴んだ。尊たちは警察の手が迫る前に、金塊を根こそぎ奪い取ろうと考えていたのだ。華は被害者リストの中に、図書館で結婚が決まったと嬉しそうに話してくれた女性、智子がいることに気がつき、私も一緒に行くというのだった。

智子は警察に相談に行くものの、自力でお金を取り戻そうと、もう一度騙されたフリをして詐欺師に接触していた。2人はもみ合い、立てこもりの騒ぎにまでなっており、SATも出動要請がかかるほどだった。尊たちは手を引こうと言うが、華は智子に人殺しをさせてはならないと現場に向かうのだった。

渉が掴んだ情報で、上の階の部屋の住人に協力を要請すると知り先回りした尊と悦子。やってきたSATを催眠スプレーで眠らせ、詐欺師の部屋に近づく。また、華とマツは渉が試作したてんとう虫3号により、ヘリウムガスを放出させSATを撃退し、その隙に部屋へと入り込むことに成功した。

その頃、和馬もこの事件はLの一族絡みだと睨み、現場に向かっていた。やっと部屋の下までたどり着いた時、居合わせた典和からてんとう虫にやられたと聞き、SNS強盗を逮捕した時に足に刺さったてんとう虫の存在からもこれは確実にLの一族の仕業だと思うのだった。

華たちは詐欺師を無事に成敗し、金塊も手に入れた。華はこれを被害女性に全て返すと言う。SATがすぐそこまで迫っていることで尊、悦子、マツは次々と脱出した。しかし、華はまだ脱出が完了しておらず和馬と鉢合わせしてしまった。泥棒用のスーツに身を纏った華。カーテンが風に揺れ、ちょうど顔を隠す形となったが、和馬は華がそこにいるのではないかと疑念を抱くのだった。

感想

前回、自供で得た泥棒スーツを着た女性の似顔絵を華に見せに来た和馬。ついにバレてしまったと思い、見ているこちらまで緊迫感がありましたが、無事ことなきを得ました。和馬のいい意味での鈍感さに助けられたように思います。

今回は、2000万円を国際ロマンス詐欺師に騙し取られた智子たち女性を守るべく華は立ち上がりました。図書館で結婚を嬉しそうに話していた智子が、まさか詐欺にあい、さらには復讐をするためにもう一度接触をはかるとは思ってもいなかったので、驚きの展開でした。詐欺師から奪い取った金塊全てを被害女性へと返そうとする華は、正義のヒーローかのように見えました。

そして毎回、あの泥棒スーツに着替えると華はすっかりスイッチが入り、性格まで変わってしまうので、その緩急が爽快感があり今回も楽しく見ることが出来ました。

ラストシーンでは、またもや華がLの一族だと和馬にバレてしまうのではないかというハラハラした展開で次回へと持ちこしになりました。どんな続きが待っているのか楽しみです。

放送日:2019.8.8/視聴率:6.0%

あらすじ

愛する人を裏切るなんて本当に最低だと思うと話を切り出した和馬は、華に黙ってお見合いをしていたことを詫びた。華は自分がLの一族であるとバレてしまったと思い、拍子抜けするが、和馬はその後、昨日の18時頃どこにいたのかと聞いてきた。華はあらかじめ用意しておいた、両親の結婚記念日を祝う動画を和馬に見せアリバイを証明した。和馬は疑っていたことを後悔し、涙ながらに抱きしめるのだった。

三雲家では次のターゲットについて話されていた。世界各国の男に甘い言葉で近づき金品を奪い取る、やり手の女泥棒だ。中でもロミオ&ジュリエットという宝石は200億の価値があるという。すぐにでも奪いにいこうとする悦子だが、アジトがまだわからないと渉は言う。悦子は天罰を与えてやろうと華を誘ったが、もう2度と泥棒はやらないと華は断るのだった。そんな中、華に和馬からメールが入る。和馬の両親たちも明日が結婚記念日だとわかり、合同でお祝いしようと誘われたのだ。

一方捜査三課では、バーで男に近づきホテルに連れ込み金品を奪うという事件が多発していると話されていた。和馬の上司の巻は昨夜近づいてきた女と同じ顔が防犯カメラ映像に写っており焦っていた。

ところ変わって、桜庭家でパーティーの準備を手伝う華とマツ。マツは警察官一家だとバレたら一巻の終わりだと華に言う。パーティーが始まりお互いの馴れ初めについて話す一同。どちらもビビビッときたのだと言い意気投合していた。尊は、泥棒として忍び込んだことはあったものの、初めて招待されたのに関わらず、トイレの場所を聞くことなく席を立つ。典和たちは不思議がるが、マツが誤魔化すことに成功した。その横で華は、和馬の妹からも兄をよろしくと言われ、返事に困るのだった。

パーティーが終わり、和馬は華を夜景の綺麗なところへと連れ出した。このまま結婚すれば俺たちもビビビ婚なのかなと嬉しく話す和馬に華は後ろめたさを感じていた。

尊と悦子が2人仲良く帰っていると、外で考え込む華の姿があった。尊は心配なのはわかるが俺がうまくやるから安心しろと華に話す。華は何でうちは泥棒なのか、一緒にいるとどんどん嘘が増えていくと嘆く。尊はそんな華の肩を抱き寄せるのだった。

和馬は華の忘れた携帯を届けに仮住まいの家にやってきた。見ると家に電気は付いておらず真っ暗だ。悦子に電話すると、タワーマンションに帰宅したばかりの華に電話は代わられた。和馬は家に帰ったと言う華の言葉に戸惑いながらもまた明日と電話を切ることしかできなかった。

女泥棒のアジトは未だ掴めないままだ。
尊は1人、女泥棒に近づくために接触を図るが、まんまと捕らえられてしまった。

翌日、和馬は華の携帯の動画を見つめ、科捜研に依頼するためエミリに連絡をしていた。鑑定結果が出て、華が家にいたというアリバイの動画には日付操作がされているとわかったが、華に何か聞くわけでもなく携帯を返し、和馬はすぐさま仕事へと向かう。

署内では、巻が女泥棒に警察手帳を盗まれたと和馬に相談していた。警察が今掴んでいるLの一族の情報と引き換えに警察手帳を返すと、交換条件を提示された巻。そんな巻に、和馬は自分に任せて欲しいと言うのだった。

ところ変わって、女泥棒に引っかかった男たちがダイヤモンドを掘り起こすために集められていた。そこには尊の姿もある。和馬は待ち合わせ場所に向かい、鑑定結果の封筒を女泥棒に渡す。中身は白紙の用紙が1枚あるだけだ。屈さないという姿勢を見せた和馬だが、拘束されてしまった。そんな和馬の姿をてんとう虫3号の隠しカメラが捕らえていた。

尊と和馬が捕らえられていると知り、華はこれで最後だと言いながらも助け出そうとしていた。最新の防犯レーザーが設置されているアジトには中々侵入することが難しく、華たちは世界的な泥棒で華の幼なじみである円城寺に頼み無事に侵入に成功した。

女泥棒は狙っていた宝をLの一族が次々に横取りしていくため気に入らないと和馬に話す。そこに手下が戻ってきて、拘束していた男たちが逃げ出したと報告した。女泥棒に言われ、慌ててダイヤモンドの確認に急ぐ手下たち。部屋では尊がお宝を見繕っていた。手下たちは尊に襲い掛かるが、簡単に倒されてしまう。そこへ悦子や華がやってきた。ロミオ&ジュリエットは華のために盗んだと説明する尊。尊と悦子が去った後、和馬を探しに行こうとすると女泥棒がやってきた。愛なんてただの幻だと言う女泥棒。華は幻だとしてもこの愛だけは守ってみせるといい、女泥棒を成敗した。

華は和馬のもとに急ぐ。ようやくたどり着き縄を解くと、和馬は試すような真似をしてごめんと謝り腕を掴んだ。華がLの一族ならば今回も絶対に来ると思っていた和馬。和馬がピンチに陥った時、必ず助けに来てくれていたからだ。
本当はこないで欲しかったと涙を流しながら和馬は話す。意を決して、華の仮面を外し顔を確認した和馬。ついにLの一族だということがバレてしまった。華は和馬にごめんなさいと謝り、走り去ってしまった。

感想

ついに華がLの一族であることが和馬にバレてしまいました。華の家に忘れ物を届けた和馬。人気のない家を目の前に、電話先では華が今帰ったところだと言い、混乱していました。さらにはLの一族絡みの事件があった時間に撮られたはずの動画はフェイク動画であることもわかり、疑惑はますます強くなりました。そして、いつもピンチの時に助けてくれたのはLの一族だったと気がついた和馬は、華がLの一族だと確信を持つのでした。拘束されながらも、助けに来るのがどうか華ではありませんようにと願う姿からは、華への愛情や裏切らないでいて欲しいと言う願いを感じ、切なくなりました。

それに対して、華は自分が和馬に嘘をついていることにずっと後ろめたさがありました。いつも優しく自分を大切にしてくれる和馬に、本当のことを話せず、思い悩む姿は可哀想で、どうにか泥棒ということがバレず、普通の恋人同士として過ごせないものかと願わずにはいられませんでした。さらにその悩みを、父の尊に相談するシーンや華のために秘宝を盗んだと話す尊の姿には、普通の父娘よりも深い絆の強さを感じさせられ、胸が熱くなりました。

Lの一族だと和馬にバレてしまった華。今後どんな展開を繰り広げていくのか、次回が待ち遠しいです。

放送日:2019.8.15/視聴率:5.4%

あらすじ

和馬にLの一族であることがバレた華は落ち込んでいた。そこに渉から獲物を見つけたと連絡が入る。都内の美術館に飾られる100億の価値があるという名画「追憶」。政務活動費を使い込んで辞職した悪徳政治家が所有しているという。ブラックマンバという国際窃盗団も狙っているというこの名画。今回は華もLの一族の娘として参加すると意気込んでいた。下見に来た華たちは厳重な警備に、慌てて撤退をした。家に帰ると尊は、華に任務遂行中に他のことを考えるなんて言語道断だと、今回は外れるように言い渡すのだった。

ところ変わって、円城寺と話す華。和馬に正体がバレてしまったこと、そのことを尊たちにも言えていないことを話していた。逃げないと危ないと言う円城寺に覚悟は出来ていると華は返した。

一方で、縁側で晩酌する和馬は典和に相談をする。母にもし嘘をつかれていまらどうするかと問う和馬。嘘の奥に秘めているのはなんなのか、そこまで見抜くのが本物の刑事だと典和は話した。

和馬は休日、巻に呼び出された場所に向かうと、そこにはエミリの姿があった。元気がない和馬のことを聞き心配だったと話すエミリは私のことも見てほしいと伝えるのだった。

華は、尊に和馬と別れたことを報告した。尊は自由にさせてやれないことを謝るが、華はこの運命からは一生逃れられない。と覚悟を決めたようだ。そして和馬への思いを断ち切るためにも任務を遂行したいと言うのだった。

華と尊が家に帰ると円城寺が訪ねてきていた。海外に大きな仕事がありしばらく日本を離れると言う。幼い頃から仲の良かった渉と円城寺。渉は華と円城寺が結婚すれば本当の兄弟になると言い出すが、両親たちは空気を読み、渉の音声を消す。円城寺は帰り際、華を呼び出した。今までは妹のようだと思っていたが今は愛しい人だと伝え円城寺は去っていった。

捜査三課では巻が上層部からの通達だとして、証拠を捏造してでもLの一族を捕まえるよう伝えた。巻たちは追憶の絵画も絶対に狙いに来るだろうと話し、美術館へと向かう。防犯カメラの映像を確認する和馬はそこに映る華の姿を確認していた。さらに、取り調べ中の強盗がブラックマンバの指示によるものだと口を割っていた。それを受けて巻たちはLの一族を捕まえるため、ブラックマンバを泳がせようと目論む。巻からLの一族を殺してでも捕まえろと言われ、和馬の胸中は穏やかではなかった。

その夜、和馬たちが警備する美術館へブラックマンバたちは侵入し、追憶の絵を盗もうとしていた。絵を抱え、逃げ出そうとした時、そこへ華が現れ、横取りに成功。しかし、警察の追手はすぐそこまで来ており、逃走が困難となる。華は一旦絵を隠し、身を隠そうとするがブラックマンバに捕まり拘束されてしまった。

和馬は巻に嘘の報告をし、一人でLの一族として追われている華の元へ急ぐ。そこにはブラックマンバが華を捕まえ、拳銃も構えていた。和馬はブラックマンバたちを見事制圧し、華の元へ駆け寄った。そして、華を拘束していた縄をほどき、逃げるよう伝えた。

翌日、華の働く図書館を訪ねてきた和馬。和馬は捜査一課に異動になったと伝える。そして、この運命を一緒に乗り越えようと華にプロポーズをし、指輪を渡すのだった。

感想

華がLの一族と知り、一旦は別れも決意していた和馬でしたが、和馬はLの一族であることを自分の胸に秘めていました。頭では分かっていたものの、現実が受け入れられず、心が受け付けなかったのかなと感じました。華もバレてしまった後、落ち込みはしましたが、逃げも隠れもせず現実を受け入れているように見えました。和馬になら捕まってもいいと思っていたのかも知れません。

和馬は今回の事件で、上司からは殺しても捕まえろと指示されていたにも関わらず、拘束されていた華を助け、逃げるように言いました。さらには翌日、華にプロポーズまでする和馬。和馬は今までのLの一族の事件を思い出すと、華たちがやってきたことは、一見盗みではあるが弱い人たちを助けるためのものだと考えていたのです。縁側で父と話す和馬は、嘘をつく、その真相を見抜けないようでは刑事失格だと言われていました。その言葉がきっと和馬の心に響き、和馬は思い直したようでした。そしてなにより華のことが大好きでどんな華でも受け入れよう、共に運命を残り越えようと決意したのかなと思います。華はどんな返事を和馬にするのか次回が待ち遠しいです。

また愛する人とは言え、泥棒である華たち家族を見逃していることは警察官である和馬にとって重大な職務違反です。このことがいつ周囲にバレてしまうのか気になる展開が続きそうです。

放送日:2019.8.22/視聴率:6.7%

あらすじ

和馬にプロポーズされた華は帰宅後、両親に嬉しそうに報告する。尊は俺からLの一族であることを話すと言うが、華は私から言うから言わないでと念を押した。

一方、和馬も捜査一課に異動になったことを報告した。桜庭家から初めて捜査一課の刑事が出たことを典和と美佐子は大変喜んだ。そして、和馬は約束だった華との結婚も認めてくれるよう言う。すると典和は和馬の祖父への報告も必要だと返すのだった。

結婚の挨拶に三雲家を訪ねる和馬。本当にいいのかと不安がる華に華への気持ちに変わりはないと和馬は返す。部屋に上がり、両親に結婚の承諾を求める和馬。尊は、結婚を許し盗んできた高級シャンパンで乾杯をしようとするが、和馬は盗んできたものを口にする勇気がなく躊躇いを見せた。そんな和馬の様子を見て、華が和馬のグラスのシャンパンを飲みフォローする。その後、家を後にした華と和馬はお互いに嘘はつかないこと、泥棒をしないことを約束するのだった。

翌日、両親の留守中に和馬を本当の家へと案内する華。和馬はお宝だらけの家に目を丸くしていた。そこへ尊と悦子が帰ってきてしまい、華は慌てて寝ている渉の部屋へ和馬を隠す。そんなことも知らず尊たちは警察の無能さを話し出し、華は泥棒のくせに偉そうに言わないでと言い放つのだった。尊は渉の部屋の前から動かない華を怪しみ始めるが、マツが機転をきかせ、和馬の存在はバレずにすみ、ことなきを得た。

帰宅後、和馬は桜庭家が代々結納を行う旅館があると両親から知らされ、華に相談をする。お互いの素性がバレないようにと2人は頭を悩まされるが、現れたマツは良い考えがあると言う。マツの考え通り、和馬は両親に渉が引きこもりなったのは、中学生時代痴漢に間違われ厳しい取り調べを受けたことが原因だと話した。そして警察官であることは隠すように頼むのだった。

旅館に着いた両家。華は不安で仕方ないが、和馬は運命共同体だ、この苦しみは華だけのものではないと励ました。結納が無事終わり、食事が始まった。相変わらず、悦子と美佐子は馬が合わず、互いに皮肉を言い合っていると華の祖父、巌が突然現れた。巌が亡くなっていると思い込んでいた和馬は驚いていた。その後、両親を長く居合わせないように、和馬は尊を温泉に誘った。

温泉に浸かりながら、尊はLの一族を知っているかと和馬に聞く。事情を全て知っている和馬は悪者からしか盗みを働かなない、悪い人ではないのではないかと答えた。すると華にはまだ早いと止められていたがと前置きをしながら、尊は和馬に自分たちがLの一族であること、和馬にも後々はLの一族を頼みたいと話すのだった。

一方、典和は華の祖父、巌に逮捕術を披露していた。しかし伝説のスリ師である巌はするりと交わしてしまう。そんな典和を見て、美佐子は飲み過ぎだと制し、部屋に連れて帰った。

また一方で、美佐子に誘われ、温泉へ向かう華。先に着いた美佐子は既に入っている悦子が脱ぎ散らかした服を片付けていた。そこには以前Lの一族か盗んだと思われる秘宝があり、美佐子は疑惑を持ちながらも部屋に戻ってしまった。部屋に戻り、典和を叩き起こす美佐子。なかなか起きない典和に苛立ちながらも貴重品ボックスが空いていることに気がつく美佐子。中に入れた財布はなく、財布は頂いた、Lの一族と書かれたカードを見つけるのだった。

現場の確認にやってきた警官に、自らも警察官だと名乗った典和は美佐子や和馬を連れて聞き込みへと向かう。典和の言動に驚く尊は普通の公務員ではないのかと聞くと美佐子は桜庭家は代々警察官であると言うのだった。

夜の町を散歩する華。昼間から女将の様子が気がかりだった華は居合わせた女将に事情を尋ねた。闇企業の息子と恋に落ち、2人の仲を引き裂くために旅館に嫌がらせを受けていると話す女将。今回の事件もそれが原因だと話し、財布を取り戻すと闇企業へと向かっていった。和馬と二度と泥棒はしないと約束した華だったが、弱きを助けることが三雲家のポリシーだと言う祖父の言葉で決心する。

無事に女将らを救出した華。戻ってきた華は、荷物をまとめている尊たちから、桜庭家のみんなが警官であることを知ったと聞く。その頃、三雲家がLの一族だと完全に気がついた桜庭家も警察官と共にLの一族を取り押さえるために駆けつける。そこには複雑な表情の和馬の姿もあった。

迫りくる桜庭家と警察官をなんとか撒いた尊たち。和馬は華に駆け寄り、必ず迎えにいくからと伝えるが、華は首を横に振る。運命を共に乗り越えようと約束した2人だったが、華は逃げるしか無かった。

感想

今回、ついに桜庭家が警察官だと、三雲家がLの一族であると互いにバレてしまいました。華を追う形となった和馬でしたが、この状況でも華に運命を共に乗り越えようと訴えかけました。自分の警察官としての立場よりも、華との関係を守ろうとする和馬の姿には心打たれました。思い合う2人の恋の行方はどうなるのか、どうにか上手くいかないかと願うばかりです。

また、すでに死んでいると思われた華の祖父、巌。和馬ともう泥棒をしないと約束をした華でしたが、巌の言うLの一族のポリシー、立場の弱い人を助けるべく、決意しました。和馬との約束も大切だったはずですが、華の正義感の強さはこの件を見過ごすことができなかったのだと感じました。巌が現れたことで今後のストーリーに何か動きがあるのか、こちらも気になるところです。

素性を知った互いの家族はこれから華や和馬にどう働きかけるのか。今後どのような展開を見せるのかとても気になります。

放送日:2019.8.29/視聴率:5.7%

あらすじ

Lの一族だとバレてしまった三雲家。警察の追手から逃げながらも1週間後に落ち合う場所を決め、一旦身を隠すこととなる。仮住まい用の家には家宅捜索が入り、華と交際していた和馬は立場を悪くしていた。典和からも華がLの一族だとは知らなかったこと逮捕することで証明しろと言われる和馬。

1週間後、三雲家一同は約束の場所へ集まった。Lの一族が指名手配となったことを受け、ほとぼりが覚めるまでは別々で暮らすよう話す尊。偽造免許を渡し、迎えにいくまでは各々偽の戸籍で生きるよう告げ、三雲家解散と宣言した。

捜査三課では防犯カメラ映像などからLの一族はまだ都内にいると考えていた。巻は和馬にまだ恋愛感情があるのかと聞く。答えに悩む和馬に、あの女は犯罪者だ、刑事としてやるべきことをやれと巻は言う。

ホテルや漫画喫茶などの宿泊施設を虱潰しに探す和馬。一方、華は漫画喫茶でお金も盗まれ、あてもなく彷徨い、街で倒れてしまった。そんな華を助けたのはスナックのママだった。事情も聞かずに食事を提供し、店で住み込みで働くよう言うママ。そんな中、渉は公園で子供達から石を投げつけられながらも生活をしていた。

ところ変わって、査問会議にかけられる和馬。厳しい追及に合いながらも、和馬は潔白だと主張する。その後、和馬は上層部がこれほどまでにLの一族を執拗に追うのには訳があるのではとエミリに尋ねた。エミリは何も知っておらず、華のことは忘れた方がいいと和馬に伝えるが、和馬は会ってはいけないと分かっているが、それでも会いたいのだと心のうちを明かすのだった。

一方、スナックで働く華。ママは華がLの一族であると気が付きながら知らないフリをし匿ってくれた。同じくスナックで働く女にも華のことは言うなと忠告する。警察が指名手配のビラを持ち聞き込みにくるが、ママは何も言わず追い返した。

和馬は華への手がかりを探すため、仮住まいと本当の住まいであるタワーマンションをつなぐ地下駐車場へと来ていた。そこには円城寺の姿があり、初めて会う円城寺は和馬に挨拶をするのだった。

その夜、訳ありばかりが集まるというこのスナックに、元銀座クラブのママを装い悦子がやってきた。演歌歌手として尊や着飾ったマツまでも集まった。各々偽の身の上話をすると、ママは涙を流しながら自分の身の上話も始めた。

そんな時、同じスナックで働く女が、懸賞金目当てで華のことを警察に通報していた。華が触ったボトルを和馬たち捜査三課に女は渡した。

店ではママが話を続けていた。昔、ヤクザと付き合っており敵対する若頭を撃って逮捕されたという男。出所後も許せずにいたが、やはりその男のことが忘れられないと言う。3人がLの一族であることを見込んで新たな罪に手を染める前に男を盗み出してほしいと言うのだった。

麻薬の取引現場に向かい、乱闘に乱闘を重ねるLの一族たち。渉も遠くから援護する。そしてついに男を奪還し、男は無事ママのもとへ帰ることができた。尊は2度めの解散だと言い、またもや別々に歩き出そうとする三雲家。ママはそんな華に気がつき荷物を用意してくれていた。そして、迎えにいくと言った和馬の言葉を信じてやれと華を励ますのだった。

スナックに和馬たち警察官がやってきた。和馬は自分に行かせて欲しいと巻に言い、1人スナックへと入る。2人は抱き合うが、その後、和馬は華の手に手錠をかけるのだった。パトカーに連れ込まれ、華は連行されてしまった。

感想

ついに、華が逮捕されてしまいました。迎えにいくと言ってくれた和馬の言葉を信じようとしたその時、スナックにやってきた和馬。2人は抱き合いましたが、この時の和馬はどんな気持ちだったのだろうかと考えさせられました。泥棒であるとわかってからも華を愛し続けた和馬があっさりと逮捕へと踏み切ったのには何か理由があるのだろうか、華を助け出すため何か本当は思惑があればいいのにと思ってしまいます。

また今回のストーリーで偽の戸籍で身を隠すことになった三雲家でしたが、それぞれの設定が無茶苦茶で笑ってしまいました。シリアスな話ばかりでないのがこの作品のいいところだなと感じます。

どんどん物語が佳境へと近づいているように思いますが、次回、逮捕された華はどうなってしまうのか、和馬は本当に華を諦めることにしたのだろうかと気になります。

放送日:2019.9.12/視聴率:6.9%

あらすじ

逮捕されてしまった華。連行中、突然パトカーが止まり顔を上げると、そこには円城寺の姿があった。華のピンチだと聞き緊急帰国した円城寺は、和馬に会ったと話す。華が逮捕されてしまうと案じた和馬は華を守って欲しいと頼んできたと伝えた。

円城寺が用意した部屋で和馬からもらった指輪を見つめる華。そこに円城寺は食料を持ち帰ってきた。思い詰める華に僕じゃダメかと抱きしめる円城寺。華は冗談だよね?と返すが円城寺はこれはマジなやつだと答えるのだった。

一方、和馬は捜査一課へと正式に異動が決まった。華を逮捕したのは確かだが結局は逃げられてしまった和馬。それにも関わらず、捜査一課へ異動できるなんて何か裏があるのではと考えていた。エミリを呼び出し、元警視総監を祖父を持つエミリなら真相を聞き出せるのではないかと頼む和馬。祖父に気軽に話すことなど難しいと言うエミリは、私のことを見てほしいという返事が欲しいと和馬に伝えた。しかし、和馬は誰かを好きになることは二度とないと思うと返す。

一年後。
桜庭家には婚約者としてエミリが訪ねて来ていた。一方、三雲家もタワーマンションにみんな戻ってきており、Lの一族を再始動しようと話していた。再始動に反対する華に、尊は一年も経てば世間はすっかり忘れていると言う。そして、渉にお宝のターゲットは見つからないかと声をかけるのだった。

ところ変わって、華は円城寺とデートに繰り出していた。円城寺はチャペルへと華を連れて行く。華の心の中にまだ和馬がいることは分かっている、和馬を想う華ごと受け止めると円城寺は伝えた。そして日本を立つまでに返事が欲しいと話す。

その頃、和馬とエミリも同じくチャペルを見学に来ていた。完成した指輪をエミリにはめる和馬。エミリはこんなに幸せなのは生まれて初めてだと言う。和馬はエミリを抱き寄せ、これからもよろしくと伝えるのだった。

ところ変わって、捜査一課では、連続して女性が連れ去られる事件について捜査会議が開かれていた。その後、久しぶりに巻と話す和馬。エミリと結婚することを巻は大変驚いた。華を忘れられなかった和馬だが、そんな和馬をエミリは受け止めると伝えてくれたと話す。巻は巻家でノンキャリなのは俺だけだ、お前は幸せになれよと伝えた。

連れ去り事件の聞き込みをする和馬。2人の怪しい男の情報を掴んだ。女性たちに行き過ぎた要求をしては店を出禁になっていたという男たちの共通点はSNSだということまで分かった。和馬は、犯人は3人組、もう1人犠牲者が出るのではと危惧していた。

その頃、清掃の仕事に勤しむ華を何者かが調べていた。仕事終わりの華は、祖父、巌のもとへと出向く。家に戻ってくるよう説得する華だが、巌はまだやることがあると言う。本当に手に入れたいものがあるならその手で盗み取れ、そうすれば運命は変えられると巌は言う。しかし、華は盗むことで大切なことを全て失ったと嘆いた。そんな華に泥棒として生きると決めた時から全てを失う覚悟はできていると巌は言うのだった。

華が自宅に帰ると円城寺が来ていた。華がプロポーズされたことは悦子にしか話していなかったが、家族には筒抜けのようだった。すると、華は円城寺に話がしたいと外に連れ出した。結婚はすぐに考えられないが、もしそれでもいいのなら付いて行ってもいいかと尋ねた華。円城寺は喜び、華の笑顔をずっと守ると誓った。

円城寺に返事をした華はどうせならすぐについて行くと翌日には荷物をまとめ、家を後にした。尊や悦子はLの一族も安泰だ、新しい恋に踏み出せて良かったと安堵していたが、渉だけは華は和馬のことが忘れられないんだと言う。渉は自分自身に盗みの才能がなく華にLの一族を背負わせてしまっていることをずっと申し訳なく思っていた。そんな話をしていると、円城寺のもとに向かう華が何者かに連れ去られてしまったことが渉のつけたてんとう虫3号でわかった。

一方、エミリの自宅を訪ね披露宴の会場の報告をする和馬。エミリの父は祖父が大変喜んでいると伝えた。その帰り、和馬にぶつかってきた男。男の手首には連れ去り事件の防犯カメラに映っていた男と同じタトゥーがあった。エミリに断りを入れ、和馬は男を追った。

同じ頃、華は廃墟で監禁されていた。一酸化炭素で華を標本にすると言う男たち。ガスの栓を開けた男は部屋に鍵をかけ、去ってしまった。そこに和馬が助けに来た。華は和馬だとすぐ気がついたようだ。状況を教えて欲しいと扉越しに話しかける和馬に、新しい生活をするため空港に向かっていたと話す華。和馬も結婚が決まったと伝えた。過去の恋だと華のことを話す和馬はその人以上に好きになれる人はいないと話した。それを聞いた華は感極まっていた。扉を開けるためなんとかしようと駆け出した和馬は、戻ってきた犯人3人に遭遇した。3人を次々に制圧し、和馬は無事華を助け出すことができた。

自宅で目を覚ました華。尊たちが助け出したのだと聞き、華は驚いていた。ちょうどテレビでは河川敷で発見された焼死体について取り上げられていた。ニュースを見た尊は巌が死んだと呟くのだった。

感想

前回のラストシーンで華が捕まったと完全に思っていましたが、和馬は最後の最後まで華を助けようとしていたのだと分かり、少し安堵しました。警察官である自分が華のために出来ることを模索し、円城寺に頼った和馬。自分の立場が危ぶまれようとも華を助けたかったという和馬の気持ちが痛いほど伝わりました。

一年後の2人。和馬はまさかのエミリと、華は円城寺と関係を築いていました。しかし、2人ともお互いへの想いは断ち切れてはおらず、エミリも円城寺もそれでも受け止めると決断した器の広さは素敵だなと思います。

Lの一族を捕まえることができなかった和馬がなぜ捜査一課へと異動できたのか謎は残ります。ノンキャリの和馬を気に入っているエミリの祖父の思惑があるのでしょうか?

また今回、焼死体となり発見された華の祖父の死は何が原因なのか、これらの謎にも注目しながら続きを楽しみたいと思います。

放送日:2019.9.19/視聴率:8.3%

あらすじ

巌が亡くなった。三雲家に衝撃が走る。悦子やマツは信じられない様子だが、焼死体として発見された立嶋雅夫という名は巌の偽名だと尊は言う。

一方で、拘束された時、華が鈴木花と名乗っていたことを思い出し戸籍を調べた和馬。焼死体の遺留品を見つめる和馬は華の祖父が身に付けていたものだと気づき、考え込んでいた。和馬は華の職場を調べ訪ねて、巌の遺留品を華に見せた。巌の持ち物である錠前ネックレスを見て亡くなったのはやはり巌だと悲しみながらも確信する。あの時、助けてくれたのは和馬だと気がついていた華はお礼を伝え、もう私たちに関わらない方がいいと言うのだった。

家に帰ったら華は巌の錠前ネックレスを見せてもらったことを告げる。マツは自分が持っている鍵でしかそのネックレスは開かないと言い、三雲家はそれを確かめようとしていた。そのためにも、Lの一族として警察に忍び込むことを決めた。

警察官に扮装し侵入した華。遺留品保管室へと向かう途中、美佐子に遭遇するが円城寺の力も借りて、何とか交わす。そして、無事に巌が持っていたという錠前ネックレスを奪うことに成功した。

一方その頃、和馬は焼死体が発見された現場に来ていた。そこで、衣服の燃えかすと思われる布片を見つけた和馬。そこにエミリから電話が入り、祖父が今晩会いたいと言っていると伝えられた。

三雲家では、錠前ネックレスがマツの持っている鍵で開くか確認しようとしていた。みんなが開かないことを祈っていたが鍵は開いてしまい、巌が亡くなったことが現実味を帯びてきた。中には、和馬と華かと思われる写真があった。マツはそれを若かりし頃の自分と和馬の祖父、桜庭和一だと話す。その横には若い頃の巌も写っている。華はどうして和馬の祖父が写っているのかと聞く。

若かりし頃の話を始めたマツ。
マツ、巌、和一は同級生だった。和一から想いを告げられ、付き合うようになったマツ。しかし、和一の家が代々警察官だと知り、その頃すでにLの一族として盗みを働いていたマツは驚き悩んだという。その頃、巌はマツに恋心を抱いていたものの、親友の和一と仲睦まじい姿を見て諦めていた。帰宅中、何者かに襲われたたマツは警察に届けようという和一に、自分がLの一族の娘であることを告げたマツ。思い合う2人だったが、お互いの立場の違いから別れてしまった。その後、大阪へと拠点を移したマツは、Lの一族に婿入りするためにスリの腕を磨いた巌と再会し、結婚。そして今に至るのだと話した。

そんな巌と和一だったが、一年前に再会を果たした。巌はあの時マツを襲った犯人を見つけたことを和一に伝えた。さらに華とデートする和馬の姿を見たことも告げたのだと言う。そのことを結納の日の晩に聞かされたとマツは話すのだった。

遺留品保管室で錠前ネックレスを探すエミリの姿を思い出し、推理する尊。エミリの祖父である元警視総監の巻英輔が巌を殺した犯人ではないかと話す。放浪しながらもずっとマツを襲った犯人を探していた巌。首元のあざからようやく見つけ出した男は元警視総監だった。警察の手も及ばぬ相手に巌は殺されたのだ。60年前の事件でさえも揉み消そうとした巻英輔。事件の真相を追う和馬の命すらも危ないのではないかと尊は言うのだった。

一方で、和馬はエミリの祖父である巻栄輔に結婚の挨拶へと来ていた。捜査一課に推薦したのは私だと言う英輔。焼死体事件を担当している和馬に捜査の進捗を聞く。和馬は帰宅後、両親に育ててもらった感謝を伝え、最後に一つだけ頼みを聞いてもらいたいと、あるお願いするのだった。

和馬との写真を見つめる華に盗みに行くぞ、花婿の和馬くんをと声かける尊。そして、英輔に花婿を頂くとLの一族からとして手紙を送りつけた。

結婚式当日。エミリのもとを訪ねた英輔は和馬から目を話すなと念を押した。チャペルで愛を誓う2人。神父に変装した尊は和馬に本当にエミリを愛しているのかと問う。そこへ華が現れた。あらゆる手を振り解きながら和馬のもとへ駆けつける華。華は和馬の手を引きながら教会を後にする。

感想

マツと巌、さらに和馬の祖父である和一にそのような過去があったとは驚きでした。マツも華と同じように恋した相手との立場の違いに悩み苦しんでいたと知り、和馬が警察官であると分かってからも華を応援してきた理由が分かったような気がします。

また、警察に忍び込み盗んだ遺留品の錠前ネックレスからも巌が亡くなったことが濃厚となり、犯人は元警視総監の巻英輔だと尊たちは睨んでいます。この事件の真相は何なのか、和馬が現場で見つけた布片の燃えかすは何を意味するのか、まだまだ疑問が残ります。

ま結婚式の前夜、和馬は両親に一つだけ頼みを聞いてほしいと言っていました。このことが何を示しているのか、こちらも気がかりです。
花婿の和馬を奪い去ることに成功した華たち。最終話の次回。この後どんな展開が待ち受けているのか、とても楽しみです。

放送日:2019.9.26/視聴率:9.8%

あらすじ

結婚式場から和馬を連れ去った華。華たちの住むタワーマンションで目を覚ました和馬は、尊から詳細を聞いて驚く。そこへ部下を引き連れ、英輔たちが乗り込んできた。和馬に式に戻り、Lの一族から逃げてきたと言えと言う英輔。和馬は英輔の部下に式場へと連れ戻された。

マスコミが押しかけ大混乱の式場に和馬が戻ってきた。騒ぎで迷惑になるからと、マスコミ陣を披露宴会場へと通す和馬。そして父の典和から昨日頼んでいたものとして封筒を受け取り、控室にいるエミリのもとへと急いだ。和馬は封筒の中身を確認し、エミリと巻に話を切り出した。

一方、Lの一族を取り押さえた英輔。娘のために花婿を奪うなんて愚かだと言う英輔に、祖父を殺したことを絶対許さないと華は返す。Lの一族はここで終わると英輔は言い放ち、命が危ぶまれる中、突然悦子が私たちが悪かった、許してほしいと頭を下げた。尊やマツは屈するなと言うが、悦子は英輔に取り入ろうとする。知っていることを全て話すと言う悦子に答える形で尊が話し出した。

60年前。英輔は上官たちの不正をもみ消すことで、異例の速度で出世していた。そのせいでLの一族の標的になった英輔は不正の証拠として書き連ねていた証拠のノート盗まれてしまう。英輔は1人でLの一族を調べ上げ、マツを襲い、その後、警視総監まで上り詰めていた。ところが、60年経って再びLの一族が表に出てきた。事件には常に和一の孫である桜庭和馬が関わっており、Lの一族と何らかの関係があるのではと疑念を抱いていた英輔。そこで、和馬の上司にあたる巻を使い、監視させていた。そんな中、英輔のもとに真実を掴んだと巌から電話がかかり、事実の発覚を恐れた英輔は、巻に巌の殺害を命令したのだと言う。

和馬も焼死体事件を追う中で、その真実にたどり着いていた。現場で発見した布片の燃えかすは鑑定の結果、巻のオーダーメイドのスーツだった。そこには焼けた皮膚の一部がついていると報告もあり、和馬はDNA鑑定を両親に最後の頼みとしてお願いしていたと言う。追い詰められた巻は和馬に英輔に頼まれて断れなかったと真実を告白する。そこへ、英輔の部下たちが和馬を取り押さえにきた。英輔に操られていたエミリが密告したのだ。

英輔は手始めに悦子を殺せと言うが、マツがそれなら最初に私を殺せと名乗り出た。マツが殺されると思ったその時、死んだと思われていた巌が突如現れた。巻が殺したのは偽名を使っていた巌では無く、本物の立嶋雅夫だったという。巌はそれを利用し自分が死んだように偽装したのだった。

役者が揃ったと立ち上がる尊。これは俺たちが仕掛けた罠だと続ける。Lの一族を抹殺することが目的だと見抜いた尊たちは、社会的に英輔を抹殺することを真の目的として結婚式場で花婿を盗んだのだと言う。そして、ここでの会話は、渉の仕掛けた隠しカメラで披露宴会場へ集められたマスコミに筒抜けとなっていると伝えた。和馬がマスコミを誘導してくれたのだと尊は誇らしげに言う。

そこで尊が和馬に連絡を取ろうとすると、巻や部下たちに取り押さえられていると分かった。和馬を助け出しに向かうLの一族。殺せと言う英輔の命令に、部下たちが襲いかかる。渉が狙われたその時、咄嗟に華が助けに入った。しかし、渉は立ち向かいLの一族は俺が背負っていく、華は自分の道を行けと言うのだった。死闘が繰り広げられる中、和馬の祖父、和一も助太刀にやってきた。60年前の恨みを晴らそうと和一と巌は英輔にかかり、見事取り押さえることができた。

マツと60年振りに再会した和一。和一はすまなかったと涙を流し謝った。うちらがこうなったのも運命だとマツは言う。共に青春を過ごした3人はようやく時を取り戻したように見えた。

ところ変わって、英輔の部下たちに拘束されたままの和馬。巻に拳銃を渡し、お前が和馬をやれと部下たちは言う。和馬が打たれるかと思ったその時、華が現れた。華と和馬の2人で次々に部下を投げ倒し制圧した2人。警察はすぐそこまできており、和馬は華に早く逃げるよう言った。そして、和馬は裏切られていたはずのエミリに救われたのは事実だと感謝を伝える。エミリは全て祖父に言われてやっただけだ、和馬のことなど愛していないと言う。頭を下げ和馬は去った。

逃げる華にチャペルに向かうよう指示を出す尊。そこには和馬がいた。和馬は華に運命を乗り越えようと言ったのに、華の手を握りしめて連れ出す勇気が持てなかったと謝った。運命を乗り越えるのが怖かった、だけどもうこの手を決して離さないと言う和馬。例え誰かに何も言われても華以外愛せないと言う和馬に、華も私もだと返す。2人は抱き合いキスをして、チャペルで永遠の愛を誓うのだった。

ここにも警察の手が迫り、和馬のもとを離れた華。タワーマンションへ帰ると、尊たちは秘策があると言う。てんとう虫型の飛行船に乗り込み、飛び立った一同だったが不具合で飛行船は海へ墜落してしまった。

ニュースではLの一族は全員死亡かと取り上げられていた。そのニュースを見守る桜庭家。しかし、三雲家の一同はなぜかみんな桜庭家に集合していた。典和と美佐子はなぜ生きているのかと尊らに問いかける。全員死んだことにしたかったと尊は答え、爆発する前にパラシュートで脱出したと続けた。当面うちにいていいと言う和馬に焦る典和と美佐子。和一も好きなだけ居ていいと言い、三雲家は居候することになった。

玄関で和馬を送り出す華。2人は運命を共に乗り越え、幸せそうだった。

感想

和馬と華のハッピーエンドが見れて一安心しました。一度は運命を乗り越える勇気が持てず離してしまった華の手を、もう離さないと愛を誓うシーンはとても感動的でした。さらに、和馬のもとへ向かう華へ、ずっと機械を通して話していた渉が、Lの一族は自分が背負うから華は自分の道を生きろと言うシーンは、強さと優しさがあり胸に響くものがありました。

また、マツ、巌、和一の3人の止まっていた物語も60年を経て動き出し、友情や愛情の素晴らしさを教えてくれたように思います。

そして、英輔の指示で和馬と婚約したというエミリでしたが、エミリは優しい和馬を完全に愛していて、だけど祖父にも逆らうことができないという葛藤があったのかなと感じました。巻やエミリ、エリート一家に生まれた2人が祖父の力に押しつぶされることなく生きていけるといいのになと思わずにはいられないラストシーンでした。登場人物が様々な運命を背負いながらも、信念を曲げず生きることの難しさや大切さを教えられたように思います。

互いに素性を知ったLの一族としての三雲家と警察官としての三雲家の関係は今後どのようになるのだろうかと続編が楽しみになるような終わり方でした。

ルパンの娘番組情報

三雲華(深田恭子さん)は代々続く泥棒一家の娘。公務員の彼・桜庭和馬(瀬戸康史)の実家にあいさつへ行くと、桜庭家は代々続く警察一家でした。

家業を継ぐのが嫌で図書館司書になるものの、実は誰よりも盗みの才能がある華。そんな彼女が事件に巻き込まれる和馬を助けるため、嫌々ながら泥棒スーツに身を包むと泥棒一家の血が騒いでしまう。

泥棒一家と警察一家、本来なら決して結ばれるはずのない両家の禁断の恋はどのような結末をむかえるのでしょうか。

放送局・放送日程

放送局 放送時間 放送開始日
フジテレビ系 木 22:00 2019年7月11日
フジテレビ系 火 26:00 2021年7月27日

関連作品

視聴率

平均視聴率 7.1%

スタッフ

【原作】
横関大『ルパンの娘』
【脚本】
徳永友一
【演出】
武内英樹、品田俊介、洞功二
【音楽】
Face 2 fAKE
【主題歌】
サカナクション「モス」
【プロデュース】
稲葉直人、荒井俊雄
【製作著作】
フジテレビ第一制作室
【番組HP】
https://www.fujitv.co.jp/Lupin-no-musume/
【Twitter】
https://twitter.com/lupin_no_musume
【Instagram】
https://www.instagram.com/lupin_no_musume/

キャスト

Lの一族
三雲華(32):深田恭子
祖父から泥棒の英才教育を受けて育つも、ごく普通の生活を送ることを望んでいる。
三雲悦子(55):小沢真珠
華の母。美の追求に貪欲で30代にしか見えない美魔女。
三雲渉:栗原類
華の兄。筋金入りの引きこもりだが、ハッカーとしては超一流。
三雲マツ:どんぐり
華の祖母。昔は華とうり二つだったが、訳あって整形した。
三雲巌(76):麿赤兒
華の祖父。華に泥棒技術を教えた伝説のスリ師。家に寄り付かない。
三雲尊(55):渡部篤郎
悪人からしか盗まないがモットー。いいかげんに見えるが、腕はピカイチ。
桜庭家
桜庭和馬(30):瀬戸康史
一度は捜査一課に配属されたが、華と付き合っていた責任を取らされ、所轄に左遷されている。
桜庭美佐子:マルシア
和馬の母。鑑識課の非常勤職員。家族思いだが、見た目は一見こわもて。
桜庭典和:信太昌之
新谷香:さとうほなみ
桜庭和一:藤岡弘
和馬の祖父。元警察官。現役時代は鬼の捜査三課長と呼ばれていた。
その他
円城寺輝:大貫勇輔
橋元エミリ(28):岸井ゆきの
巻栄一:加藤諒
横塚:杉崎シュンペーター

ゲスト出演者

第1話
金剛丸修司(53):前川泰之
龍崎剛(70):藤原喜明
新谷幹雄:FISHBOY
第2話
猪熊良治:西沢仁太
警護役の秘書の男:成松修
朝田雅彦:富田健太郎
菊池和夫:篠田薫
第3話
鬼塚翔平:成田瑛基
月城悠人:一條恭輔
早船久志:伊島空
第4話
木口智子:山崎静代
橋元慶一:近江谷太朗
蛭沼隆:諏訪雅
第5話
双葉美羽:田中みな実
依田:真壁刀義
大岩:本間朋晃
第6話
三好哲太:小島久人
六見義男(35):山本浩司
磯山樹里(30):真魚
第8話
薄井佐知:遠野なぎこ
浅見源太:本宮泰風
瀬川明世:中原翔子
第9話
多田野冬彦(46):やべけんじ
松永:オラキオ
三枝夏彦(43):福澤重文
戸口秋彦(49):イジリー岡田
第10話
巻英輔:浜田晃
英輔の護衛:高岩成二

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2019.07 ルパンの娘
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