【ルパンの娘2】第1話の感想・ネタバレ/許されない関係の結婚は大変…美雲とLの一族の関係とは

ルパンの娘

ルパンの娘2第1話 感想 ※ネタバレ注意

代々泥棒一家「Lの一族」の娘、華と、代々警察一家の息子、和馬との決して許されない恋愛を描いたラブコメディーがついに戻ってきました。前作もとても面白くて、今作も楽しみにしていました◎大注目のドラマです。

前作で、指名手配されていたLの一族は死んだことにして追っ手から逃れることに成功。一方、和馬は捜査一課の刑事に昇進したのですが、Lの一族の娘と交際していたことを理由に所轄に左遷されます。許されない関係の2人は困難を乗り越え、やっと結ばれますが、結婚は公に出来ず、和馬は独身と偽りながら事実婚状態という流れ。これからどんな展開が待っているのか、わくわくしながら見進めることが出来ました。

華の両親である尊と悦子は、和馬の家である桜庭家での仮住まいの間も懲りずに盗みを続けます。警察一家で盗みなんてあり得ないと考える和馬の両親、典和と美佐子は盗みの品で次々と溢れ返る自宅に困惑し、体調を崩す有様。板挟みされる華の気持ちを考えるといたたまれないですが、泥棒と警察の対比が実にユニークで笑ってしまいます。

今回Lの一族は再始動をかけて、新たなお宝を狙って作戦を練ります。そこに居合わせた和馬は空気を読んで、秘密の通路から先に自宅に戻ります。泥棒の分際で警察に気を遣わすなんてと華は両親を嗜めました。和馬に気を使う華や、警察としての線引きをきちんとする和馬、2人はある意味、お互いを尊重しながらも暮しており、これが許されない関係の結婚なのか、大変そうだなと思ってしまいました。

また、桜庭家を訪ねた尊たち。泥棒することで経済を回していると強気の悦子に美佐子は厳しい口調で返します。正反対の悦子と美佐子のやりとりは前作同様、刺々しく、2人の言い争う姿は懐かしく、また面白く見ることができました。

言い合いは加熱し、和馬の不遇と泥棒一家への嫌悪を嘆く美佐子たちに、それを覚悟の上で2人は結ばれたはずだ、有名人に噂はつきものだと言う悦子たち。すると和馬は誰のせいでもない。これは俺が選んだ道だと話します。

華を真っ直ぐに愛する和馬は本当にカッコイイですし、これだけ愛される華って幸せ者だなぁとしみじみ思ってしまいます。今後、華への愛情と警察という職業に和馬が板挟みになってしまうのかと不安はよぎりますが、これが、このドラマの永遠のテーマと言っても良さそうです。

また、円城寺のミュージカルも前作同様、相変わらずでした。重い雰囲気の時もぶっ飛ばしてくれる破壊力がありました(笑)

一方、華は左遷された和馬が犯人を逮捕することで同僚たちの見る目も変わるのではないかと、事件を調べ犯人を探し出します。しかし、こんな真似までして手柄を取りたいとは思わないと和馬は断りました。ここでも和馬の真面目で真っ直ぐな性格が現れているなと感じます。

Lの一族と付き合っていた和馬は公安警察からマークされており、華が逮捕されるくらいなら警察を辞めると考えた和馬。それを知った両親は華に和馬と別れてほしいと頼みにきました。

一度はLの一族である華を受け入れた典和と美佐子でしたが、別れをお願いするなんて、きっと心苦しさもあったと思います。典和たちは和馬のことだけでなく、華のこと、また今後生まれてくるかもしれない子供のことも見据えて、悪役になってくれたのかなとも思えました。

何があってももう泥棒はしないと約束した和馬と華でしたが、和馬が犯人に拘束されているのを盗撮したカメラで見てしまった華はやはり今回もLの一族として動き出します。和馬の文集に将来の夢は刑事だと書いていたのを見つけた華は和馬に幼い頃からの夢も諦めさせてしまうと思い、踏ん切りがついたようにも見えました。

また今回、新たなキャラクターとして、名探偵一族、北条家の北条美雲も現れます。祖父の宗真から探偵指南を受けていた美雲。祖父を亡くした今、Lの一族の新たな宿敵として今後どう絡んでくるのか、こちらも気になる展開となってます。

ラストシーン、和馬の前から姿を消した華。華は妊娠していることを和馬には話さないと決めているようでした。華の決意は相当なものだと思いますが、せっかく結ばれた2人は、今後どうなってしまうのかとても気がかりです。

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