【ルパンの娘2】最終話の感想・ネタバレ/ラストは両家そろって円城寺ミュージカルで大団円

ルパンの娘

ルパンの娘2第8話 感想 ※ネタバレ注意

前回は、ついに杏にLの一族だとバレてしまい、和馬は美雲をかばいナターシャのナイフが胸に突き刺さって… ハラハラ続きの展開でした。

杏にLの一族であることがバレてしまった華たち。悦子やマツは誤魔化そうとするのですが、いずれわかることならば、俺たちの口から話した方がいいと尊は杏に真実を話しました。

杏と向き合わずに逃げる方がよっぽど傷が深くなると話す尊は、以前も華にこういう想いで伝えたことがあるのかなと感じました。

真実を伝えられることと、他の誰かから聞かされること。例え受け入れたくない事実であろうと、やはり他者から聞かされるなんてショックが大きいはず。

尊は誤魔化そうと思えば誤魔化せそうだった今回、きちんと杏に伝えました。そこに杏を大切にしたいという思いがこもっていたと思います。

ところ変わって、美雲の前に現れた尊。全てを知っている人間だと祖父の巌も連れてきています。

そこで、美雲の祖父、宗真は調査資料を狙っていた盗賊たちにやられたと明らかにします。死の間際に書かれていた55巻が盗まれていると話す尊たちに「全部嘘だ、信じない」と美雲。

そして、「55巻を奪いに行く。自分の目で真実を確かめるといい、名探偵の君の力を貸して欲しい」と話すのでした。

敵の前に姿を現すなんて覚悟がいることだと思いますが、Lの一族と北条家がここに来て協力する形になりました。

一方で、一命を取り留めた和馬のもとにやってきた杏。

「パパは知ってたの?パパも嘘ついていたの?」と尋ねる杏に和馬は昔、華を捕まえようとしていた時のことを話しました。

「ママが苦しんでいるのを知っていたから捕まえられなかった。これからだって何があっても絶対離さない。ママのことが大好きなんだ。そうやって生まれてきたのが杏だ」と和馬は伝えます。

さらに「大好きな杏と離れてママは心を痛めているはずだ。パパからのお願いだ。また会いたいと思ったその時はぎゅっと抱きしめてあげて」と和馬は話すのでした。

どんな時も華を愛してきた和馬らしい、華への思いが存分に感じられるシーン。全て誤魔化すことなく真実を話した和馬は杏にとって最高の父親だと思います。

今まで犯行に使ってきた記憶を消すスプレーの効果が切れ、Lの一族が生きていることが広く世間に知れ渡ってしまった現在。この騒動を終わらせると尊は話します。

一方、和馬に「必ず復讐する、その想いだけが生きる糧だった」と話す美雲。そして「あなたが好きでした。疑いながらもどうしても悪い人だとは思えないでいた、私も一度だけ信じてみることにした」と話しました。

美雲はLの一族を追いながらも和馬に恋をしたことで、苦悩する様子も見られましたが、それを乗り越え、より一層強い人間になれたように思います。

もうこれ以上、和馬のことも杏のことも傷つけたくない。だから逃げない。盗むことで運命を変え、和馬と一緒になれた。今度は盗むことで守ってみせると決意する華。

華はいつだって、和馬のため、杏のために、Lの一族となり愛する家族を守ってきました。今回はその集大成。この時はまだ、まさか本当の意味での家族総出の決戦になるとは思いませんでした。

そんな中「自分の手で守ってみせる、華たち家族を。」愛するものを守るために命をかけると、傷も癒えない和馬ですが、助けに向かいます。

いざ決戦。襲われる美雲を庇い、カッコよく現れた渉。「君を迎えに来るのに8年もかかった」といいますが、あっさりやられます(笑)

さらに美雲からも「誰?」と言われる始末で渉の果てしない片想いが如実になります。

この後、2度目に助けに入った時はしっかり活躍しており安心しました(笑)渉もあんなに動けるんだと感心させられる程でした。

そして、杏は捕まってしまった華たちを助けに駆けつけました。子供ながらに超強い杏。まさに立派なLの一族。

犯人を制圧した後、杏も和馬も加わり華麗にポーズを決めました。なんだか達成感があるシーンです。

華と杏。ごめんねと謝る華を杏は静かに抱きしめて「パパが言ったの、ギュッて抱きしめてあげてねって。そして、杏もママが大好きだよ」と伝えます。

杏と華が分かり合えたこと本当に良かったです。杏にとって華はいつも優しいママであり、きっとこれからはカッコいいママでもあるのだと思います。

盗み出した最後の調査資料55巻にはもう1人のLの一族として三雲玲の名が記されています。

今まで語られることのなかった玲の存在。尊に兄妹がいたなんて驚きです。今後どのように描かれるのか興味深いですが、今回はお預けとなってしまいました。

今まで奪ってきた宝を全て手放し、今回の犯人に全てなすりつけることに成功した尊たち。

悦子はもちろん大事なお宝を全て放出することに不服そうでしたが、尊は家族が平穏に暮らせる日常こそが何よりのお宝だと話します。

まさにその通りのこの発言に、だったら泥棒辞めようよと華。最初から最後まで、華の意見は一貫しています(笑)

杏にバレてしまったのをいいことに、学芸会で使うカメラを盗んできたと堂々と話す悦子たち(笑)

教育上よく無さそうなこの状態を居合わせた美佐子はもちろん大否定します。またも悦子と美佐子のケンカ勃発かと思われたのですが、円城寺のミュージカルで締めくくられました。

なんと両家が参加し、泥棒と警察、見て見ぬ振りで仲良くしようと手を繋ぎ歌います(笑)まさにこの作品ならではなコミカルさでまとめ上げてくれ、ほのぼのとしたラストでした。

そして!Lの一族、映画化が決定されました。今回新たに紹介された尊の兄妹、三雲玲。この人物に焦点が当てられるのか。

逃げ去ったナターシャがまた絡んでくるのか。杏がLの一族として活躍するのか、まだまだ未知の世界ではありますが、今から公開が楽しみです。劇場での円城寺にも期待したいですね(笑)

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