それぞれに事情を抱えた青春真っ盛りの高校生たちと、終戦間際からタイムスリップしてきた軍人・三平の出会いを通して、本当の幸せや自由とは何かを世の中に問いかける青春ヒューマンコメディー。
ジャニーズJr.の人気グループ「美 少年」が初主演することで話題となっています。
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『真夏の少年～19452020』のあらすじと感想
※ネタバレを含みます。まだ見てない人は気をつけてくださいね。
第1話
- 見逃し配信
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『真夏の少年～19452020』第1話の見逃し配信は、2020年07月31日に配信終了しました。
第1話を無料で見たい方はこちら
- あらすじ
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とある街の高校に通う、風間竜二（岩﨑大昇）、瀬名悟（佐藤龍我）、春日篤（浮所飛貴）。格好はヤンキーでも中身がダサい3人は、クラス（2年B組）で密かに「見掛け倒しトリオ」と呼ばれていた。
いつものように3人でつるんでいたある日、悟は教室から“誰かがビルの屋上から飛び降りる瞬間”を目撃する！慌てて2人を連れ、現場に行ってみるものの誰かが落ちた気配はなし…。諦めて教室に戻ろうとする悟だったが、植え込みに白手袋を見つけ、それをそっとポケットに入れて持ち帰る。
その頃学校は、2年B組の生徒・財前康隆（林蓮音）が飛び降り自殺を図ったことで大騒ぎになっていた。しかもその原因が悟のカツアゲによるものだとされ、なんと無期停学の処分が下されてしまう！
「悟はいつ戻ってくるんすか」――竜二と篤は担任の東村秀太郎（神保悟志）に詰め寄ってみるものの、期待するような答えはもらえない。さらには学校に乗り込んできた、クラスメートで生徒会長の柴山道史（那須雄登）の母親・奈津子（水野美紀）に「ウチの息子を同じ目に遭わせたらただじゃおかない」と凄まれてしまい…。
「悟は誰かに罪をなすりつけられているんじゃないか…」、そう考えた竜二と篤は真犯人探しをしようと、悟を呼び出し、秘密基地に集合する。するとそのとき、突然の大きな揺れと激しい雷鳴が！ それと同時に大爆発したかのような雷が落ち、3人は激しく壁に叩きつけられる！
次の瞬間、彼らの目に飛び込んできたのはリュックを背負い、薄汚れた軍服を着て銃剣を構えた男だった。逃げようとするも、男に拘束されてしまう竜二たち。「日本人か？」「どこの部隊だ」と一向に噛み合わない問答を続けるうち、三平三平《みひら・さんぺい》（博多華丸）と名乗るその男が終戦間際の大宮島（現在のグアム島）から“タイムスリップ”してきたということがわかり…!?
三平に令和2年の街並みを見せてあげようと街に繰り出した3人は、これまでに感じたことのなかった楽しさや充実感を覚える。
「この人と一緒にいたら、何かが変わるんじゃないか」――そう考えた竜二、悟、篤は三平にひと夏をともに過ごしてくれるよう懇願。こうして、クラスメートで町長候補の山田ゲルハルト節子（長谷川京子）の息子でもある双子、山田明彦（藤井直樹）・和彦（金指一世）も加え、高校生たちの熱い夏が幕を開けた。
番組HPより引用
- 感想
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先ずは博多華丸の熱い演技に驚かされました。名言を連発させる軍人役を完璧に演じきっていて正直、役者レベルだなと感じました。ドラマ的にもタイムスリップした軍人と高校生たちとの交流というのも、かつてない設定だなと思いました。どこに向かっていくのかが読めないドラマでワクワク感もあるんです。笑いありドタバタ劇ありそして若者達の青春というのも今後ありそうだし期待が持てるドラマだなと感じました。次回も間違いなく見たいと思います。
前半はドタバタしていて正直いまいちなドラマだと思いましたが、華丸さん演じる三平さんが出てきてからはドラマが一変し少年達と三平さんの関係がこれから素敵なものになっていく予感でいっぱいになりました。無気力な少年達に活力となる怒りを教えてくれて、生きているだけで感動できる三平さんに自然と涙している自分に驚きました。また、脇をかためる大人達の役も豪華な俳優さん達で、見どころが多いドラマだと思います。これから始まる少年達と三平さんの夏が楽しみです。
ジャニーズの出演ドラマということで、実はそんなに期待しないで見ましたが、意外と面白かったです。３人の髪形が８０から９０年代風で、ちょっとダサくて笑えたのも良かったです。ジュースのお金を本当に借りただけなのに、疑いの目をかけられたのは日ごろの行動や容姿の問題もあり自業自得ではないかと思いましたが少しかわいそうでした。動画で実況中継する女子、タイムスリップしてきた人、保護者役の水野さんなどもいい味を出していたので、今後が楽しみです。
いま活躍しているジャニーズJr.なだけあって顔はいまどきなのに比べて髪型とかが昭和みたいな感じで笑えましたし、こんな子今どきいないしありえないなと思いました。金髪はありえるとしてもリーゼントがありえなくておもしろかったです。海岸線を自転車で漕いで通学できているっていうのがすごくきれいでかっこよくてあんな風に、通学したいなと思いました。放送部の悪質さがいじめとかにつながりそうだなと思って怖かったです。
戦時中からタイムスリップしてきた三平を華丸さんが演じていましたが、軍服がとても板に付いた感じで演技も旨くて驚きました。日本を守る為に命をかけてきた時代の人らしく、誠実で真っ直ぐな印象の三平が、高校生の悟達に話す言葉がとても心に残る言葉で、悟達の頭にも響いている感じがしました。また、柴山道史の母親役の水野美紀さんが演じていましたが、まさにモンスターペアレント。何かあると学校に押しかけているようで、授業中でも教室内に入ってきて生徒にも文句を言っている姿が印象的で、息子にとってはいたたまれない感じがしました。
第2話
放送日：2020.8.7
- 見逃し配信
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『真夏の少年～19452020』第2話の見逃し配信は、2020年08月14日に配信終了しました。
第2話を無料で見たい方はこちら
- あらすじ
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秘密基地でささやかに三平三平（博多華丸）の歓迎会をしていた風間竜二（岩﨑大昇）、瀬名悟（佐藤龍我）、春日篤（浮所飛貴）の前に、“山田リッチブラザーズ”こと山田明彦（藤井直樹）と和彦（金指一世）が現れる。2人は竜二たちよりも前からこの秘密基地を使っていたと主張し、隠されていたもう一つの部屋の存在を公開。話し合いの結果、お互いに干渉し合わず秘密基地を共有することになる。
悟と三平を基地に残して登校した竜二と篤は、クラスメートで放送部の小泉明菜（箭内夢菜）に「悟が財前（林蓮音）のお見舞いに行くところを撮らせてほしい」と言われ憤慨。時を同じくして、担任の東村秀太郎（神保悟志）は生徒会長の柴山道史（那須雄登）に、生徒会として財前の問題に取り組むよう、理不尽な指示を出す。
その頃、秘密基地に残った悟は三平から「大切なもの」について聞かれ、その「大切なもの」を守るために一度財前の病室を訪ねようと思う、と打ち明けていた。
基地に戻ってきた竜二と篤。たまたまそこで明彦の体にひどいあざがあることを知った彼らは、明彦がいじめに遭っており、そのいじめた人物が財前のことも自殺未遂に追い込んだのではないかと推測する。その人物を割り出し、悟の無実も証明しようと意気込む3人だったが…？
やがて、竜二が思いを寄せる「あざとい」と評判のクラスメート・牟呂由真（今泉佑唯）と英語教師の近藤誠三（片桐仁）の密会不倫現場が放送部によってリークされ、学校中が大騒ぎに…。竜二も激しく落ち込む。そして、ひょんなことから富室高校の購買部で欠員補充として働き始めた三平は、由真の行動を非難する竜二たちに“ある言葉”をかけ…？
番組HPより引用
- 感想
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ドラマ、第２話のストーリーもとても面白かったです。今回はアザカワ女子と言うクラスメイトの登場、そして竜二の恋の予感も印象的でした。新しい仲間も加わり、意外とみんなにすんなりと溶け込んでゆく三平さんが現代を楽しんでいる様子もコミカルでよかったです。そんな三平さんになついてゆく、少年達がとても可愛らしかったです。三平さんの言葉もとても胸に響きました。自分にとって大切なものとは何か考えてしまうようなストーリーでもありました。次回はどんな物語が展開されてゆくのか楽しみです。
ジャニーズが主演のドラマだったので、正直あまり期待してなかったのですが、想像以上に面白かったです！演技もとても上手で、若いファンの子の為だけに作られたドラマだと思っていたのが、恥ずかしくなりました。青春特有の甘酸っぱさや、爽やかさ、そして感動するところもあったりで、最初は冷やかし程度に見ていたのに、すっかり楽しみにしているドラマの一つになりました。自殺の原因もまだ分かっていないし、続きが気になります！
秘密基地という場所が人生を学ぶ場所となっていることを実感した回でした。秘密基地に集まる高校生それぞれが悩みを持ち、三平の存在がその悩みを仲間たちと共有できるきっかけとなっていました。また、ネットにより未来を見失いそうになる若者に対し、「非難するなら責任を持たなければならない」という目に見えない敵に対しての三平の言葉は重く感じました。便利すぎるが故に不器用に生きる高校生が戦争という壮絶な体験をしてきた三平によって生きる力を見出していく姿は胸が熱くなります。また、三平の娘が生存している可能性があることから、三平のタイムスリップの理由が娘に近づくことで見えてくると感じ、次回も目が離せないと感じたドラマです。
三平三平のための歓迎会からの秘密基地に二人登場するくだりはなかむつまじくて好感がもてました。お互いに干渉し合わないというほどよい隔たり具合が現代的な感じがあって良かったです。そんな三平三平が潜入するかのように欠員補充理由で購買部にいるのは違和感がありながらもちょっと可笑しくも思えました。今回は片桐仁さん演じる近藤誠三さんが不倫ネタでトラブルに巻き込まれているのがタイミングが悪いとゆうか少しかわいそうにも感じられました。
今回も三平の名言が飛び出したなと思いました。自分のために一途になれる人は素晴らしい、しかし人はそれをあざといと批難するというのは確かにそうだなと感じました。芯を食ってるんだよな三平の言葉はと感嘆とさせられました。自分の言葉に責任を持てというのも今のネット社会に告げているようだなと感じました。三平を演じる博多華丸の演技も絶讃できるほど素晴らしかったです。正直、博多華丸の演技に感動させられるとは予想だにしていなかったです。
柴山道史の母親の毒親っぷりが半端ないです。生徒会長でもある柴山道史にとっては一番やっかいな存在って思うけど、母親は全く気付いていない所も柴山道史にとって最悪なことだと思いました。戦時中からタイムスリップしてきた三平さんの場面場面の言葉がとても心にしみるものがあって、イマドキの高校生にも響いているところがいいなって思います。「あざとい」という言葉も三平さんにとっては、他人が妬んで使う言葉。あざとくって何が悪いって言って貰った牟呂真由も救われたんじゃ無いかなって思いました。
第3話
放送日：2020.8.14
- 見逃し配信
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『真夏の少年～19452020』第3話の見逃し配信は、2020年08月21日に配信終了しました。
第3話を無料で見たい方はこちら
- あらすじ
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秘密基地に集まり、三平三平（博多華丸）の娘を探し出して再会させてあげよう、と画策する風間竜二（岩﨑大昇）たち。するとそこへ「家出してきた」という柴山道史（那須雄登）がやってくる。生徒会長として教師たちの評価も高く、学校イチの秀才でもある道史が、突然家出してきたことに瀬名悟（佐藤龍我）、山田明彦（藤井直樹）らはびっくり。しかし、「放っておいてくれ」と荒れた様子で、奥の部屋に閉じこもってしまった道史になすすべもなく…？
その頃、道史の母・奈津子（水野美紀）は携帯電話の位置情報を頼りに、スポーツカーを飛ばして道史の居場所を探していた。
道史が秘密基地に来ていることが奈津子にバレたらめんどくさいことになるのではないか――そう危惧した春日篤（浮所飛貴）は、タブレットがないと騒ぎ始めた道史を「忘れ物したくらいでオロオロして、結局母親の呪縛から逃れられないだけじゃん」と挑発。「お前みたいなマザコン野郎が一番ムカつくんだよ」と吐き捨て、「マザコンじゃない！」と怒った道史ともみ合いのケンカになってしまう！
三平にバケツの水を浴びせられ、冷静になった2人。「タブレットにはそんなに大事なものが入ってるの？」と尋ねる山田和彦（金指一世）に道史は、有名進学校である慶明高校の生徒が使っている門外不出の問題集が入っていたことを明かす。その高校の名前を聞いた篤は、なぜか苦い表情。実は篤には、竜二や悟には話していない過去があり…？
翌朝、登校した竜二と篤の前に奈津子が現れ、「道史ちゃんはどこ？」と詰め寄る。なんとか誤魔化す2人だったが、道史が秘密基地にいることが奈津子に知られてしまう！ さらに、道史の家出が「悟がそそのかしたせい」という根も葉もないウワサが流され、再び学校では悟の悪評が立ち始める。
そんな中、ビルから転落し入院していた財前康隆（林蓮音）が退院。放送部の配信動画のコメント欄は「まだ入院してろ」「被害者スマイルうぜー」といった誹謗中傷で荒れ模様となり…？
番組HPより引用
- 感想
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道史が母親の奈津子からの束縛から逃れるために秘密基地へ逃げ込んで来たのを見て、個人的にかなり厳しく怖い母親だなと以前から感じていた奈津子だったのですが、三平と親としての目線で話していたのを聞き、慶明高校の問題集のジーニアスを道史が勉強しやすい様に修正してあげていた事も含めて、暖かく優しい女性だったんだなと感じられ、ホッコリ楽しく見られた回でした。また、花火大会が何者かによって邪魔されかけている展開も、一体どうなるのか次回が気になり楽しみになりました。
同じ大学受験生の息子を持つ母として、毒母の立場でドラマを見ていました。子供の将来を心配するあまり口出ししすぎて子供に嫌われてしまう、子供が自立しなくなってしまうという状況を自分の事のようにつらく感じました。自分達も同じかもしれない不安に感じていたところ、門外不出の問題集を母が頭を下げて手に入れ消しゴムで消していたことを知った三平さんが、「毒母じゃない」と言ってくれて自分の事のようにほっとしました。カラオケで息子にむけて熱唱するシーンや、子供が家に帰ってタブレットを見ながら机で寝ているシーンは、親から子、子から親への愛情が伝わってきてとてもよかったです。
道史さんはちょっと他の若者達とは違う空気感があって秘密基地の中でも浮いている感があって徐々になじんできたらいいのになあと思いながら観ていました。もめかけている時に三平が水をかけてやるのも少し衝撃的な感じはありましたが、切り替えが早く単純だけども一番の即効薬で場の空気が変わったので良かったです。登場の仕方とキャラクターとしてインパクトがあったのは道史さんの母親を演じた水野美紀さんでお高くついてる感が全面に出ていて貫禄みたいなものが感じられました。
今回は篤の過去が明らかになり、進学校に通っていた事に驚きました。しかも道史に対して「マザコン！」と言って絡んでいたのは、自分のお父さんに若い奥さんがいたからだったんですね・・。道史も自分のお母さんを『毒母』と言ってましたが、三平のお陰で『愛情』があっての事だと分かって良かったです。『我、反抗す 故に我らあり』の言葉は初めて聞きましたが、三平の「窮屈だったら逃げても良い、必ず誰かと繋がる」って良いな、と思いました。財前くんが退院したみたいなので、そろそろ自殺未遂の理由が知りたいですね。
毎回、三平の名言というのを楽しみにしているんですが今回も篤が進学校にいたのを黙っていたことに怒る悟と竜二の場面が印象に残りました。三平の黙っているということはウソをついていたことになるのかというコメントはシンプルで分かりやすかったです。篤は言おうと思ったが言えなかったことを直ぐに悟ってあげる三平というのは頼もしい存在だなと感じました。若者たちの亀裂が入りそうな出来事を食い止めて友情の大事さを後押しする三平は今回もナイスガイでした。
柴山道史がとうとう家をでてしまったけど、秘密基地にやってきた柴山道史がいつもの真面目な感じから素の自分になっているところに驚きました。柴山道史が家に戻らないことで、母親の奈津子が、携帯電話のGPSをつかって息子の居場所を探していたけど、息子に固執するところが凄すぎて怖いと思いました。こんな母親はやっぱり毒親で、同級生も毒親だと感じる位だから、柴山道史にとってはたまらなくストレスになっていると思いました。柴山道史がかわいそうに思いました。
第4話
放送日：2020.8.21
- 見逃し配信
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『真夏の少年～19452020』第4話の見逃し配信は、2020年08月28日に配信終了しました。
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- あらすじ
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富室町の花火大会が突然中止になっていしまい、その日に三平三平（博多華丸）を娘と再会させようと準備していた風間竜二（岩﨑大昇）たちはがく然とする。生きていれば80歳になっているという三平の娘。山田和彦（金指一世）は「僕たちで娘さんを探そう」と提案し、町中のお年寄りに声をかけてみることを考えるが…？
その頃、春日篤（浮所飛貴）が1人暮らしするアパートには、クラスメートの山名彩香（松風理咲）が押しかけていた。篤に一方的に思いを寄せ、鍵の隠し場所を割り出して勝手に掃除・洗濯をしていた彩香。迷惑がる篤だったが、彩香が作ってきた唐揚げの味が、亡くなった母親のものと似ていることに気づき、ふと笑顔を見せる。
そこに現れた篤の父・兼太郎（湯江タケユキ）。運送会社を営む兼太郎は、急に長距離の仕事が入ったため、妊娠中のマリア（筧美和子）が産気づいたときはそばにいてあげてほしい、と篤に頼む。「家族でもない人の面倒押し付けるな」「母さんを裏切って俺を見捨てたくせに」――そう言い残し、篤は兼太郎の前から走り去ってしまう！
そうは言ったものの、兼太郎とマリアのことが気になる篤は、三平の「家族とは、離れていても片時も忘れることはない“厄介なもの”」という言葉を聞き…。
一方、退院した財前康隆（林蓮音）の動画の不自然さを兄の優（望月歩）から指摘された瀬名悟（佐藤龍我）。車椅子に乗り慣れていないはずの財前が手慣れた様子でエレベーターから降りてきたことから、悟と柴山道史（那須雄登）は「財前は端から怪我なんかしていなかったのではないか」と疑い始める。さっそく財前の家の前で様子をうかがっていた2人は、デリバリーサービスの配達員がやってきたのを見て、一緒に中に入ろうとし、衝撃の光景を目にする！
番組HPより引用
- 感想
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三平の描く妖怪の絵柄がかなりポップで意外に思いました。水木しげるのような絵柄をイメージしていたので、ちょっと現代感を覚えてしまいました。彩香が健気で可愛かったです。恋する女の子の戦略がキュートですが、コンタクトレンズ落とした発言には、そんな古典的な、と思わず呟いてしまいました。彩香は家に押しかけたりお弁当を勝手に作ってきたりはちょっとやりすぎです。が、彼女のように可愛い子に尽くされたらクラッときそう。というか篤は尽くす系の女性に縁があるようで、羨ましいような面倒なような。とにかく妹が無事に生まれてホッと安心しました。
この回の初めに言った三平さんの言葉に心に刺さりました。今は戦後ではなく戦前だということを弁えた方がいいと言っているのが、ごもっともすぎて驚きました。そんなことを考えたことがなかったので考え方が変わりました。やっぱり平成生まれとかは考え方が安易なのかなと思いました。高校生にまでなって購買で配られる妖怪カードに人気が出るのかと思ったのですが、すごく人気が出ていたのでかわいい高校生が多いなと思いました。
父親の再婚相手のこと、その再婚相手が妊娠していることをすんなり受け入れることができない年代だという点には共感するものがあります。ただ、浮所くんのキャラクターが役に出てしまっていて、反抗・葛藤しているシーンでもどこか優しくほんわかした雰囲気を感じ取ってしまいました。きっと受け入れて家族円満になるんだろうと、展開を予想してしまうほどです。実際に新しい母を助けようとする思いには感心しましたが、どこか予想通りという流れに少しがっかり感もありました。
山名彩香の恋の話が面白かったです。少しやりすぎな感じはしますが、篤とすごくお似合いだなと思いました。そして、篤の複雑な家庭環境もわかりはじめて、ますます面白くなりそうだなと感じました。そして財前のことの真相解明も始まり、いろんな物が複雑に絡み合っていそうだなと思いました。また得意な絵をいかしておまけのカードを作るなどして、今の生活を楽しんでいる三平の、たくましさや適応力の高さに驚きました。鬼軍曹のキャラが、あまり出てこないのがすごく残念です。
財前康隆が退院し、自殺の原因を作ったと疑われている瀬名悟が財前の自宅へ乗り込みましたが、何だか何かを隠している様にも感じられ興味深く見られました。放送部の高橋仁が財前を尾行し歩道橋で財前が車イスから立ち上がったシーンは、やっぱり歩けたかと謎めいた行動に更にワクワクしてしまいました。山名彩香の動画をヒントに小泉明菜が財前のイニシャルの入ったドローンを見つけた終盤を見て、財前の自殺騒ぎとどう繋がっていくのだろうかと早く続きが気になった4話でした。
篤の義母のマリアさんが、篤の実の母のレシピノートをちゃんと使っていた事に感動しました。
「これから春日家の家族になるひとへ」と書かれた字が乱れていて、実のお母さんが病気で亡くなった事が分かるようになっていて上手い演出だと思います。
しかも財前が車椅子を降りて、その車椅子を篤がマリアの為に持っていく展開が面白かったです。後で「これ誰の？」って(笑)
財前はやっぱり普通に歩けていましたが、なんで悟のせいにしているのか？ガードしている男たちは誰なのか？とても気になりました。
あと、もしかしたら三平の娘さんってツブラさんかも、と思います。
第5話
放送日：2020.8.28
- 見逃し配信
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『真夏の少年～19452020』第5話の見逃し配信は、2020年09月04日に配信終了しました。
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- あらすじ
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瀬名悟（佐藤龍我）と春日篤（浮所飛貴）は、ビルから転落し大怪我を負ったはずの財前康隆（林蓮音）が、車椅子なしで歩いている場面に遭遇。しかし突然目の前に車が現れると同時に、財前も2人の前から姿を消してしまう！ すぐに風間竜二（岩﨑大昇）らにもその状況を語って聞かせるが、みな一様に半信半疑。しかし三平三平（博多華丸）が見ていた伊藤沙織（日比美思）の路上ライブの動画に財前が映り込んでいるのを発見し…？
ライブ動画の再生回数も好調な沙織は、すっかり富室高校内でも人気者に。そしてなぜか沙織の“プロデュース”を買って出た担任の東村秀太郎（神保悟志）は、花火大会が復活した暁にはそこで沙織がステージに立つことが出来るよう、山田ゲルハルト節子（長谷川京子）に打診する。しかし、沙織はなかなか新しい楽曲を生み出すことができず、苦悩するのだった。
すっかり東村に出し抜かれてしまい悔しがる放送部の小泉明菜（箭内夢菜）だったが、明菜には回収した財前のドローンの解析、という命題が…。
その頃、悟たちは三平の娘・マドカ探しに本腰を入れることを決意し、町で「三平マドカ」という人物について聞き込みを始める。そんな中、三平の誘いで秘密基地に遊びに来た堀田未来（間島和奏）とその妹弟たち。父親がいない未来は日々バイトに明け暮れながら、妹弟たちの面倒を見ていた。
学内の人気者になりながら、アーティストとしての苦悩も見せる沙織と苦労をしながらも明るく生きている未来――2人の同級生の姿を目の当たりにした悟は…？
やがて、三平のタイムスリップの原因を探っていた山田明彦（藤井直樹）の研究にも進展が…！
番組HPより引用
- 感想
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ライブ動画が人気になり、周りの態度が変わりはじめたことで、戸惑っている沙織の姿が印象的でした。悩みながらもしっかりと、自分の道を決めていたのが、すごく良かったです。そして財前のことや三平の娘さん探し、沙織のことなどでかなり忙しかった悟ですが、凄く楽しそうでやる気に満ち溢れているのがすごく良かったです。また三平の娘さんかもしれない女性とすれ違うシーンですが、意外な人物で驚きました。ここからどう繋がっていくのかが、楽しみです。
路上ライブの盛り上がりからプロデューサーを買ってでた担任の東村先生はちょっとあざといというかそんなに深いつながりもないのに何を考えているだろうと疑問でした。もうただの営利目的にしか感じられないようでいまいち展開がよく分からなかったです。三平三平さんのタイムスリップの件については自分もこのドラマが始まってからずっと気になっていた事柄だったのでこの部分に力を入れてきたのは嬉しかったのともっとここの尺を設けて欲しかったです。
財前のものと思われるドローンが見つかり、放送部の小泉明菜が高橋仁と映像を確認しようとしましたが、パスワードが分からない展開を見て、この中に財前のどんな秘密が隠されているのか凄く気になってしまいました。そのドローンが盗まれたのも展開としては面白く、盗んだ犯人をこれからジックリ推理しながら見たいとも思いました。伊藤沙織のライブ動画に財前が映っていたのも気になり、益々財前に注目した回でした。沙織が花火大会のライブが決まり、周りに勝手に自分の知らない自分を作られていく事で悩みましたが、最終的に自分らしく曲作りを始めた内容も、あれこれ悩むからこそ生まれるモノがあるんだと共感しながら見られた5話でした。
歌うことが好きな沙織が身勝手な大人に振り回されてしまうのは、見ていて可哀そうに感じました。有名になったことで近づいてくる人が多いなか、偽りのない悟の真っすぐな言葉に沙織が救われる気持ちは共感できました。素直に人を褒められるのは悟の良いところで、沙織が悟のことを気になるのも納得でした。自分が大変な状況でもポジティブな考え方を持っている未来が、沙織の側にいてくれたのも嬉しかったです。沙織に寄り添ってくれるような三平の言葉も素敵でした。
三平が戦争のことを悟達に話さないのは同情されたくないというのは意外な理由だなと感じました。お前らに気持ちはわからないという突き放した言い方は三平らしくないなとは思いましたが、わからないことが幸せなんだという最終的にはやはり三平らしい深い言葉でした。今回、面白かったのが沙織が悟の自宅にやってきて泣いて帰ってしまう場面です。何の非もない悟を悟の家族が蔑んだ目で見ているのがやたらとツボにハマってしまいました。
前回、財前が見ていたのは沙織のライブだったんですね。財前がライブの動画に映っていて、悪い事って出来ないもんだなと思いました。三平が、新しい曲が出来なくって悩んでいる沙織に「自分に起きた事の中から『お宝さがし』してごらん」って神社で語るシーンが良かったです。（『LOVE 100円玉』って良い曲ですね！気に入ってしまいました）前からツブラ（津村）さんが三平の娘さんかな、と思っているのですが・・今回すれ違った場面にドキドキでした。お互い振り返って顔を見ていたので、本当の父子だと良いな、と思います。
第6話
放送日：2020.9.4
- 見逃し配信
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『真夏の少年～19452020』第6話の見逃し配信は、2020年09月11日に配信終了しました。
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- あらすじ
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放送部の小泉明菜（箭内夢菜）と高橋仁（松尾龍）が保管しておいた財前康隆（林蓮音）のドローンが何者かによって持ち出されてしまう。仕掛けておいた防犯カメラまで切られるという周到さに、明菜はあらためてドローンの中身にはとんでもない事実が隠されていたのだと確信を。さらに明菜は、すっかり富室高校の人気者になった三平三平（博多華丸）の素性までも探ろうとし始める。
その頃、三平のタイムスリップの謎解明に取り組んでいた山田明彦（藤井直樹）は、その謎のヒントは“雷”にあるのではないか、という結論にたどり着く。三平が秘密基地にやってきた日、そして75年前の同じ日のグアムにも雷が落ちていたことがわかり、そこに時空をつなぐ秘密がある、と和彦（金指一世）に熱く語るのだった。それを聞いた和彦は、三平が昭和に戻ってぜんそく持ちの娘・マドカのために現代のぜんそくの薬を届けてあげたいと話していた、と打ち明け、なんとかできないかと明彦に相談を…。
一方、瀬名悟（佐藤龍我）、風間竜二（岩﨑大昇）、春日篤（浮所飛貴）、柴山道史（那須雄登）の4人は、財前に会って話をする方法を画策。その結果、悟に思いを寄せる伊藤沙織（日比美思）に頼んで財前を誘い出してもらうのが最善策だという意見で一致する。
財前の件がクリアにならなければ、いつまでたっても無期停学処分が解けないことに焦る悟。「なんでも言うこと聞くから」という条件で、沙織に財前の誘い出しを頼み込み、どうにか再会にこぎつけるが、またしても寸前で謎の男たちにより、財前はその場から連れ去られてしまう！
時を同じくして、富室町にショッピングモールが建設されるというウワサが…。東京の会社が参入し、町の大規模な開発に着手するというのだ。
常に監視され、人と会うことすら許されない状況にある財前は、この件に関して何か知ってはいけない秘密を知ってしまったのではないか――そう考えた悟は、財前を救い出そうと…。
やがて三平のことを調べていた明菜たちの行動が、とんでもない事態を招くことに…！
番組HPより引用
- 感想
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財前の謎と黒幕の存在、三平のタイムスリップの理由と娘への言及等、序盤のコミカルな展開から終盤の謎の解明に向かってシリアスな雰囲気になっていく、物語の転換点としての回で、見応えがありました。また、富室町の自分勝手な町人達の三平を町から追い出そうとする動きや生徒の不用意な行動から三平が逮捕されるという、三平が危機に立たされる回でもあります。その危機を三平と少年達がどの様に乗り越えてラストを迎えるのか不安ながらも期待させてくれる回でした。
三平と節子が仲良くなったのは意外な展開でしたが、節子の意外な一面を見れて良かったです。普段とは違って節子がリラックスしているように感じて、三平は人の自然な魅力を引き出してくれる才能があると思いました。三平が娘のまどかといよいよ会えるかもしれないと思いましたが、マズイ展開になってしまって心配です。身勝手な明菜の行動には腹が立ちました。反省しているようにもなくて呆れましたが、自分の行動を見つめ直してほしいと思いました。
三平が明菜の取材に応じた際のやり取りが印象に残りました。日本兵で昭和からタイムスリップしてきたというのを流しても誰が信じるんだろうかと不思議には感じました。結局は三平が銃刀法違反で捕まる流れになりましたが三平が潔かったのが流石だなと思いました。予想通り暴れることなく出て行ったのは三平の人間性を感じました。最後、三平が警察に連れて行かれるのを追いかける若者たちというのはまさかの金八先生の加藤を思い出させてくれて懐かしくて嬉しかったです。
ツブラというお婆さんが瀬名悟の兄の優と二人で居た時に帰り際、本に挟んでいた三平が描いている、マドカと妖怪のしおりを優が落としましたが、それを三平が見つけて生きていれば80歳になっている筈の娘のマドカが見つけた下りと、戦死した父親から薬が届いたという下りから、やはりツブラは三平の娘なのかなと興味深く見られました。瀬名が財前に接触を図りましたが、黒服の男達に連れて行かれ、瀬名達が財前が飛び降りた際に何かを見たのではと推測していた内容も、一体何を見たんだろうかと凄く気になってしまい、あれこれ推理しながら楽しく見られた6話でした。
ドローンが盗まれるだけではなくて防犯カメラまでも盗難にあってしまうというのはさすがに用意周到な犯人だなあといたずらというレベルでは済まされないような匂いがしてある意味でミステリーのようで面白かったです。三平三平さんについてはいよいよ周囲の人に疑いのような目で見られているのでちょっと気になりました。タイムスリップの件はたしかに謎が多かったので今回を機会に少しずつ明かされていったらより興味深いなあと思いました。
やっぱりツブラ（津村）さんって、三平さんの娘のマドカだと思いました。三平さんが言っていた喘息の薬を持っていたし、落としたしおりが何よりの証拠だと思います。三平さんの「親とは、子供のための不自由が苦にならない」って言葉が素敵で、心に響きました。でも明菜たちがバズりたかった為に、三平さんが警察に逮捕される事になって残念です。早く釈放されて、父娘の再会を実現させてあげて欲しいと思います。あと、ゲルハルト節子がやたら「富室町の為に」と言ってましたが、裏でショッピングモールの誘致をしていると思いますね。
『真夏の少年～19452020』の番組情報
『真夏の少年～19452020』の放送情報
| 放送局 |
放送時間 |
放送開始日 |
| テレビ朝日 |
金 23:15 |
2020年7月31日 |
『真夏の少年～19452020』のスタッフ情報
- 【脚本】
- 樋口卓治ほか
- 【監督】
- 及川拓郎、竹園元、小野浩司
- 【主題歌】
- Kis-My-Ft2『ENDLESS SUMMER』
- 【メインテーマプロデュース】
- S.E.N.S. Company
- 【メインテーマ】
- 有木竜郎
- 【ゼネラルプロデューサー】
- 三輪祐見子
- 【プロデューサー】
- 服部宣之、布施等、森一季
- 【制作】
- テレビ朝日、MMJ
- 【番組HP】
- https://www.tv-asahi.co.jp/manatsunoshonen/
- 【公式SNS】
-
『真夏の少年～19452020』のキャスト一覧
- 富室高校（2-B）
- 瀬名悟：佐藤龍我
- 『見掛け倒しトリオ』の1人。ある日、同級生が飛び降り自殺を図り、その原因が悟のカツアゲだったとされ、無期停学処分になる。明るい母親と、真面目な父親。そして病を抱えた兄・優の四人家族。何不自由ない普通の家庭。心のどこか物足りなさを感じており、もやもやしている。まだこの平凡のありがたさに気づいていない。
- 風間竜二：岩﨑大昇
- 関東近郊にあるベッドタウン・富室町に住む高校2年生。リーゼントスタイルで決めたヤンキーで悟、篤とつるんでいるが、カッコだけで中身がダサいため、残念ながら『見掛け倒しトリオ』と呼ばれている。お調子者でお人好し。女手一つで育ててくれた母親に反抗ばかりしているが実は母親思い。
- 春日篤：浮所飛貴
- 『見掛け倒しトリオ』の1人。前の高校でカンニングがバレ、学校にいられなくなり春に転入してきた。それまでチヤホヤしてくれた教師たちに掌を返すように冷たくされ、大人を信用できなくなる。クールで言葉数は少ないが転入後、仲良くしてくれたのはヤンキーの悟と竜二で、その後友だちになった。前の高校が偏差値の高い進学校だったことを言えずにいる本当は秀才。父親は再婚。再婚相手は今、妊娠中。
- 柴山道史：那須雄登
- 竜二らと同じクラスで生徒会長。勉強ができて、責任感が強く、まさに絵に描いたような優等生。誰からも一目置かれる存在だが、実は母親が毒親で、道史に過剰な期待を寄せており、強すぎる愛情に息が詰まりそうになっている。母の期待に応えるためにクラスのリーダーを演じているが、そんな強烈な母親のせいで友だちもなかなか寄り付かない。ヤンキーの悟たちの自由さに憧れを抱いている。
- 山田明彦（兄）：藤井直樹
- 竜二らと同じクラスで二卵性双生児・山田兄弟の兄。町の権力者で町長候補の山田ゲルハルト節子を母親に持つ。家が金持ちというだけで、陰でいじめを受けていた。化学オタクで、天才的な理系の頭脳を持つ。
- 山田和彦（弟）：金指一世
- 竜二らと同じクラスで二卵性双生児・山田兄弟の弟。漫画オタクで三平と徐々に打ち解けていく。
- 市川唯香：高野渚
- 伊藤沙織：日比美思
- 岩城孝子：宮部のぞみ
- 小泉明菜：箭内夢菜
- 財前康隆：林蓮音
- 高橋仁：松尾龍
- 野崎朝美：菊池姫奈
- 藤井日向：佐藤綾香
- 堀田未来：間島和奏
- 三浦恵子：加藤菜津
- 牟呂由真：今泉佑唯
- 山名彩花：松風理咲
- 富室高校（教師等）
- 東村秀太郎：神保悟志
- 2年B組担任、現代文教師。
- 里中真智恵：皆本麻帆
- 日本史教師。
- 佐山尚子：福岡みなみ
- 保健教師
- 近藤誠三：片桐仁
- 2年学年主任、英語教師。
- 綾瀬サクラ：長井短
- 購買部の店員。
- その他
- 三平三平：博多華丸
- 戦争末期に43歳で招集された。大宮島（現在のグアム島）で敵兵から逃げ回っている内に、部隊とはぐれてしまい、なにかの拍子にタイムスリップして現代の富室町に来てしまった。子どもの頃から漫画を描くのが好きで戦時中にも隠れて同人誌に漫画を描き続けていた。ひょんなことから竜二たちと出会ったことで、やがて富室高校の購買部で働くことに。そこで、自由で平和なはずなのに、不自由で生きづらそうな生徒や教師たちの姿を目にし…？
- 山田ゲルハルト節子：長谷川京子
- 双子の兄弟、明彦と和彦の母親。山田ホールディングスの社長であり、富室高校の理事長。病院、スーパーなども経営する町の絶対権力者。次期町長候補でもある。表向きは町長選に向け、町の開発反対を支持しているが、裏では業者と癒着し開発を推し進めている。ある日、そのことが表沙汰になりそうになったことで、とんでもない事態を…！
- 柚木原健太：西村元貴
- 山田の秘書。
- 柴山奈津子：水野美紀
- 富室高校生徒会長である道史の母。良家の出身で、プライドが高く、厳格な性格。道史の教育にも異常なくらい熱心で、過度な愛情を注ぎ続ける典型的な“モンスターペアレント”。過保護につぐ過保護で、息子の友だちも厳しくチェックしていたため、いつしか道史の周りには1人も友だちがいなくなっていた。
- 瀬名優：望月歩
- 悟の兄。
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かんさん（男性／40代）