【ミステリと言う勿れ】第12話(最終回)の感想・ネタバレ/続編を意識してか、やや消化不良な結末

ミステリと言う勿れ 第12話

ミステリと言う勿れ第12話 感想 ※ネタバレ注意

今期注目度の高かった「ミステリと言う勿れ」もついに最終話を迎えました。続編や映画化を匂わせるような結末は、少し消化不良ではありましたが、今回も久能の常々思っていたというバージンロードについての疑問には核心をつかれ、愛珠の死の真相を巡る我路の物語も続きが気になるものとなりました。

印象派展からの帰りの新幹線で隣の席に座った美樹谷紘子とのやりとりから、思わぬ真実を見つけ出した久能はやはりいつも通りの観察眼でした。

紘子が持つ手紙を目にした久能は“な・ご・や・に・は・く・る・な”という隠されたメッセージを見つけます。他の手紙に描かれたイラストの頭文字を並び替えてみても、「だまされるな」、「うそだ」、「もどるな」、「あぶない」など、手紙の内容とは反して紘子に警告しているようなメッセージばかり。

両親を幼い頃に亡くしたと思っていた紘子でしたが、亡き母の親友でもある育ての母に宛てて、父親から返してほしいと訴えた手紙を見つけたこと、そして、父親にバージンロードを一緒に歩いて欲しいと頼むため会いに向かっているところだと話は展開されていきました。

久能はその話を受けて、実の母が父にバレないように警告を出したかった、紘子を守るため、父から逃すために親友に託したのではと話しました。子を守りたい母の決意には胸を打たれ、そんな優しさに気づかせてくれた久能には毎度ながら感心してしまいました。

そして、さらに何故バージンロードは父親と歩くのが基本なんだろうかと素朴な疑問を投げかけた久能。手間と時間をかけてくれて、育ててくれているであろう母を傍に立たせて、どうして父親と歩くんだろういう疑問は今まで当たり前のようにあった慣習の根底を覆すようでした。

真実を知り、バージンロードを産みの母、育ての母と3人で歩きたいと涙ながらに語る紘子には感動させられたのですが、ここからまた驚きの展開が用意されており、さすが「ミステリと言う勿れ」といった衝撃が走りました。

最後に1枚の手紙の意味を育ての母である、高畑淳子さん演じるサキに確認した紘子。BGMが止まり、高畑さんの醸し出す雰囲気から何かあるんだろうとすぐに感じました。

絵をたどりながら“ひろこ、しあわせで”と読んだ紘子でしたが、久能は、“ふたりでころした”【風船(ふ)、焚き火(た)、両足(り)、テント(で)、コーヒー(こ)、蝋燭(ろ)、食パン(し)、鷹(た)】と解読し、そのことをサキにぶつけます。このシーンは本当にゾッとしましたね。

「私たちはこれからも2人であの子を守っていく。通りすがりのあなたは全て忘れて。」と返した高畑さんの目の演技は本当に圧巻で、何も喋らなくても目が全てを物語っていました。娘を守りたいサキの強さや覚悟、そしてあの久能すらも黙らせてしまうような力は、さすが高畑淳子さん!といった演技力でした。

また一方で、愛珠の死の真相に我路が近づきました。愛珠がカウンセリングにいったのは大切な人である寄せ木細工職人の月岡の存在があったからという事実は、我路が愛珠が幸せを感じていたことを知るきっかけになりホッとしたのですが、そこにはまた謎が残されていました。

ジュートが愛珠に紹介したというカウンセラーの“なるこたつみ”は一体どんな人物なのか、星座にまつわるジュートの指輪や、我路が寄木細工から見つけた愛珠の指輪の存在も気になるところです。

そして、エピソード2.5と言うだけあって、エピソード3へと繋がりを見せました。入院した時に我路から久能に送られてきた指輪はこれだったんですね。そして、続く「整くん、君の協力が必要なんだ。一緒にいこう。」という我路の言葉に「どこへ?」と返す久能。物語はここで終わりとなりましたが、まだまだ続きがありそうなそんな含みを大いに持たせたラストシーンは、フジテレビ!って感じでしたね(笑)続編に期待したいです!

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