【ミステリと言う勿れ】第5話の感想・ネタバレ/菅田将暉と小日向文世の二人芝居が見応えたっぷり

ミステリと言う勿れ 第5話

ミステリと言う勿れ第5話 感想 ※ネタバレ注意

今回は小日向さんがゲストとなり、ベッドの上で見せる菅田さん演じる久能との会話劇は、さすが小日向さんという素晴らしさがありました。病室から一歩も動いていないのに、見応え抜群でしたね。

前回ラストで転落した久能は検査のために入院。そこで出会ったのが小日向さん演じる、元刑事の牛田でした。

牛田はクイズのように相棒・霜鳥と担当した事件を話し出し、22年前に売春する女性が次々に殺害された未解決事件についても語りました。

容疑者と特定された羽喰に狙われているという女性との待ち合わせに遅れて行くと、女性は殺され、霜鳥も重傷を負ったという過去の事件がどう関係しているのか‥。

しかし、まさかこの羽喰玄斗役に千原ジュニアさんが起用されていたのはサプライズでしたね◎なるほど、そうきたかという感じで(笑)

久能は単純に考えて思いつく一つのケースがあると、相棒の霜鳥が犯人の場合について言及します。

罪を他人になすりつける話、空き巣を犯罪に利用する話はここへの伏線であることもしっかり見極めた久能の観察眼はやはり凄いですよね。

そして「相棒の罪に気がついたのに誰にも言えなかった。誰にも言わずに死んでいいのか。」と苦悩する牛田に、「怖いのは相棒の罪が暴かれること?それとも罪を庇ったあなたの罪がバレること?」と問う久能はまさに核心をついていました。

刑事として負け、病気にも負けるのは情け無いと嘆く牛田。そんな牛田に繰り広げられた久能の闘病への持論は、本当いつも通り、確かにそうだなと思わせてくれる説得力がありましたね。

「闘うっていうから勝ち負けがつく。どうして亡くなった人に鞭打つ言葉を無神経に使うのか。」こんな風に考えれる人がどれだけいるのでしょうか。

「負けたから死ぬのか?努力が足りず負けたから死ぬのか?そんなことない。」これは病に苦しみ亡くなった全ての人に伝えてあげたい言葉でした。

そして、続く「勝ち負けがあるとしたら医者や医療であり、患者本人が負けるんじゃない。」というセリフも本当その通りですね。

病と必死な向き合ってきた患者に負けたなんて言葉は失礼ですし、残された家族にそんな言葉をかける人間にはなりたくないなと改めて感じました。

また、このシーンで牛田が話した「病と闘うぞ、と思う気持ちも大事なんだよ。その気持ちが必要な時もある。」というセリフもうなづけるものでしたよね。全く別のベクトルにはなるけれど、両者の言いたいことはすごくよくわかりました。

そして、「それでも人は病に負けたから死ぬんじゃない。僕はそう思う。」久能の真っ直ぐな言葉は、死期の迫る牛田の心にしっかりと届いたと思います。

牛田は霜鳥の罪を暴くべきかずっと悩んでいましたが、治療費を肩代わりしたいとやってきた霜鳥と再会したことで気が変わったと言いました。

プライドを傷つけたとか、怒らせたとかそんな単純なことではなく、そういう申し出をされるのが嫌な人間だということを、かつてずっと相棒だった霜鳥に忘れられてしまっていたことが悲しかったんじゃないかと久能は指摘しました。

ずしんと響く言葉でしたね。久能が話していたはずの牛田が、久能の入院前には亡くなっていたという不思議な現象も含めて、印象的な回でした。

また今回、意外だったのはまさかの風呂光が久能に恋愛感情を?という展開でした。ちょっと求めていた流れとは違うなという思いはありましたが、久能みたいな一風変わった人間が居たら気になるのも当然かも知れませんね(笑)

それが恋愛的なものなのか、人間としてなのか、定かではありませんが‥。

そして、新たにライカという女性が物語に加わりました。『自省録』の本一冊を暗記していて、ページ数や行数で暗号のように久能に話しかけるライカ。

ライカの登場で物語はどのように進むのでしょうか。久能に花を贈ってきた我路もきっとどこかでまた出会うでしょうし、目が離せませんね。

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