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【ミステリと言う勿れ】第6話の感想・ネタバレ/放火事件の謎、整を襲う急展開

ミステリと言う勿れ 第6話

ミステリと言う勿れ第6話 感想 ※ネタバレ注意

ライカに導かれるように梅津と出会い、さらに放火事件の現場にたどり着いた久能。ラストシーンは陸太により久能自身にも危険が及び、次回はどんな展開になるのか続きが気になるラストとなりました。

ライカに「明日昼3時、この場所で。」と言われた久能は、待ち合わせまで院内のレストランへと向かいます。そこで、陸太とぶつかってしまったことが全ての始まりでした。

陸太は謝れと執拗に迫り、土下座しろと言い放つのですが、「土下座でいいんですか?ただの動作だから簡単でお金もかからなくて、心がこもってなくても、別のこと考えてても出来ちゃうわけですけど。治療費出せって言う方がまだ解ります。」と口早に返す久能にはもう笑っちゃいました。

まさにその通りなんですけれど、そんなに正論ぶつけなくても‥(笑)

そして、「土下座に意味があると思うということは、あなたはそうしろと言われることがすごく嫌なんだということですね。」と、心理分析まで。感心でしかなかったです。

絡まれても、それを遥かに上回るウザさで掻い潜る久能はさすがでした(笑)

そして、ライカとの待ち合わせの3時。ライカの姿はないものの、前回のように暗号が残されていました。

久能は暗号を読み解き、鉢の中から鞄を見つけます。しかし、その鞄は訳ありで、温室の管理をする梅津は、鞄を持ってきてしまったこと、さらにはその中にもお金が入っていたことなどを包み隠さず久能に話しました。

事の経緯を聞いた久能は「子供がそういう風な態度をとる場合、大抵、親の方が先にひどいことをしています。子供がそうなるには理由がある。家族や身内に厳しくても他人には優しい人がいる。そのことが子供を追い詰める。」と話します。

まるでそんな経験があるのかのように話す久能に、久能の幼少期はどんなものだったのだろうかと考えてしまいました。

その後見つけた、桜の木にピン留めされたライカからのメッセージによって、放火現場へとたどり着いた久能。放火現場に残された、火の象形文字のような赤いマークがまさか放火の依頼だったなんて‥。

放火現場に残されるのは犯人からのメッセージではないかと思いがちですが、虐待に合う子供が送る天使を呼ぶメッセージだったんですね。

「桜切るバカ、梅切らぬバカって知ってます?桜は、傷つけたら枯れる。」と話す久能に、「桜は傷つけちゃダメで、梅は傷つけていい?それは人が花を美しく見たいがための都合で本人達に聞いたわけじゃないよね?」とライカは返しました。

このシーン、珍しく久能が言いくるめられた気がします。そして、「この桜が咲く頃には、私はこの世にいないけどな。」と暗号混じりに呟き、千夜子という妹がいると話したライカ。せっかく仲良くなったライカは我路のように、また久能の前から姿を消してしまうのでしょうか‥。

この放火事件、可哀想な子供を見つけた陸太たちが勝手に放火するのではなく、子供の意思を確かめて、子供に決めさせるという点がすごく切ないなと思いました。

子供からしたら、自分が選んだ結果だから納得なのかもしれないですが、そんなことしなくたって守られるシステムが日本にあればいいのに‥と。

久能も「日本では強制的に親と子を離す権利がない。医療関係の人も悔しいと思う。」と語りましたが、虐待が行われているのなら、無理にでも離してやってほしいですし、どうにか介入する仕組みを作れないものなのでしょうか。

訴える力が弱い子供を、守れるのは大人しかいないのに。その守り方が放火という手段なのは悲しさしかありません。

今回、岡山天音さんが演じる陸太、早乙女太一さん演じる香音人、2人ともすごく良かったですね。ナイスキャスティングで、原作のイメージにぴったりだったと思います。久能に訪れたピンチは果たしてどうなるのか‥。次回も引き続き楽しめそうですね。待ち遠しいです。

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