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【ミステリと言う勿れ】第8話の感想・ネタバレ/山荘でのミステリー会は意外な方向に動き出す

ミステリと言う勿れ 第8話

ミステリと言う勿れ第8話 感想 ※ネタバレ注意

蔦の山荘、アイビーハウスで行われたミステリー会。そこに集う人の中で嘘をつく人がいるから見ていてほしいと頼まれた久能と、嘘をつかない人がいるから見ていてほしいと言われた風呂光。2人はどんな真実を見つけるのか。次回が気になる展開となりました。

「殺すのか?殺されるのか?やっぱり殺すしかないんだろうな」冒頭、映し出された映像と1枚の写真は今までの作風と少し変わり、事件の重苦しさを表していましたね。

幼い頃に優しくしてもらった美吉喜和のお墓参りで、久能は大学教授の天達に高校の同級生たちと開くミステリー会に招待されました。まさか風呂光までもが参加する流れになるとは思いませんでしたが(原作とは違うようですね)もしかすると、天達の久能に対する親心のようなものが風呂光を誘ったのかもしれないと感じました。

蔦に覆われた山荘、アイビーハウス。天達や整たちを玄関で迎えた橘高は、マイボトルにマイスリッパを持参し、テントで寝るという徹底ぶり。

さらにアイビーハウスの主人の蔦に、蔦が招いたというゲストのデラ、パンも登場。

大学教授役の鈴木浩介さんを始め、佐々木蔵之介さん、田口浩正さん‥役者陣もとても豪華な顔ぶれでした。この中に嘘をついている人間はいるのでしょうか?

そんな中、蔦から教師に向いていない気がすると言われた久能が、向いているから教師になりたいわけではないと返した言葉も、「自分に苦手なものがあると認識している教師は生徒にも苦手なものがあると理解できる。自分ができることは人もできると信じている教師は、多くを取りこぼすことになる。」と話した天達の言葉も印象的でしたね。

喜和もですが、天達の言葉の数々が今の久能を作り上げているように感じました。

始まったミステリーナイト。蔦は別荘の以前持ち主であり、とても幸せそうに見えた夫妻が遭った事件について話しました。バルコニーから転落して亡くなった妻の死の真相は、久能が1番に解いてしまいました。ゲストの活躍も無いままに‥(笑)

出かける時も常に一緒、近所で評判の仲のいい夫婦。その裏を返せば、強い束縛があったのではと推理した久能。

並べられた16枚の花の絵の花言葉のラインナップの恐ろしさにはゾッとさせられましたね。「死んでも離さない、嫌悪、貴方は冷たい、貴方は信じられない、冷淡、失望、触れないで、悲嘆、絶望、憎悪、敵意。」そして、その次に飾られたキスツスの花言葉「私は明日死ぬだろう」から、自殺か逃げようとして落ちたのでは?と久能は推理して見せました。

重苦しい雰囲気の中、拍手する蔦と、情報の出どころを確認しろと言う天達。まさかこの事件が作られたものだったとは思いもしませんでした。

「彩子さんが死んでいないならその方がいい。」とホッとする久能の人柄はいつもの久能でほっとさせられたのですが、橘高だけが1人浮かない顔で、このアイビーハウスで喜和がストーカーに殺されたんだと話し始め、衝撃が続きました。

橘高が指摘する通り、蔦が友人である天達の悲しい思い出を利用したのは不謹慎すぎます。なぜ、蔦はわざわざこの話をミステリーとして扱おうとしたのか。何か意図があるようにも思いました。

そして、久能にとっても大切な存在だった喜和が、まさか今この場所で命を断たれたなんて‥。久能の気持ちを思うと居た堪れません。

春になると居なくなると語ったライカを思い出し、桜が咲くのがゆっくりだといいなと語った久能。「大人なんだからダンゴムシになっちゃダメ。」そんな風に自分を鼓舞しながらも、眠りにつこうとする久能は、事件の真相にたどり着けるのでしょうか。次回が待ち切れません。

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