オー!マイ・ボス!恋は別冊で第10話 感想 ※ネタバレ注意
素敵なラストでした。ラブコメだけど、恋だけじゃなく、夢や仕事、家族のことなど描くのが、この時間のドラマのいいところです。人は恋だけで生きていけないでしょう。みんなが夢を持てるわけではないです。夢のない自分に悩んでいた時に、潤之介の言葉で救われたのが奈未でした。だから、観ている人の多くは、特別な夢は持っていなくても、引け目を感じることなく観ていられます。
それにしても、潤之介と別れた後の奈未は引きずりすぎです。マンガのよう。結局前向きになれてよかったです。
「責任を取ることでしか生きられない」という麗子、強いですね。どんな仕事でもできるすごい人です。頼ることが下手なのですね。
やっぱり、父が家を継がせたいのは自分じゃないと、分かっている潤之介。なんか切ないです。先週、姉の麗子が「継がなくてごめんなさい」と言っていたことが気になっていました。
中沢、やっぱりいいことを言います。潤之介が奈未にわかってもらう努力しないと始まらないなんて、確かに、潤之介が家継ぐからと言って、必ずしも別れなければいけないわけではないですよね。
奈未のお母さんの気持ちわかります。娘がしあわせで、元気に明るく生きていれば、それでいいと思います。普通って、実はよくわからないことですから。
ピンチはチャンス、結束力が強まっていますね。麗子が言った、写真が世に出たことがそんなにたいへんなことかということがきいています。
中沢と遥もいい感じになりそうですね。遥は、奈未を見ていて勇気が出て、自分の本音を出せるようになってきているのかもしれません。
一度は返したMIYAVIのゲラを読みながら、優しい笑顔からだんだん涙に変わっていく麗子。「うまくいかなかったとしても、無駄じゃないよ」と言って家を出て、ベンチで泣いていた自分に再会した気持ちになったのですね。
スッキリとした笑顔になった麗子、おしゃれをして編集部に。時代とともに移り変わっていくファッション、雑誌。変わらないのが作り手の情熱。ここにはそれがあると、もう一度一緒にやらせてって。遥も頼もしくなり、中沢はさりげなくの荷物を持ってあげています。またこき使われている奈未ですが、とても楽しそうに見えます。
理緒はもうプロのバイオリニストとしてはやっていけないのですね。でも、夢に向かって行ったことは後悔していないと言います。潤之介はどうかと聞いて、もっとわがままになっていいと言います。カメラマン辞めていいのかってことですよね。
潤之介の「奈未ちゃん」の言い方がかわいいです。1日だけ彼氏のフリって言っているのに、子供みたいにはしゃぐのが、何とも言えずかわいいです。潤之介のコートかわいいなって思ったら、袖口にGucciの文字がありました。やっぱりお金持ちです。
奈未は、尾芦が捨てられずにレンタル倉庫に保管していた作品を、もう一度潤之介に見て欲しかったのですね。潤之介は人の痕跡が好きだって、本当に優しくて、人が好きってことでしょう。尾芦も、潤之介が本当に好きな写真を捨てていいのか心配しているのですね。だから奈未に見せたのでしょう。
「夢に縛られたり、夢を持つことにとらわれたりして、それで笑えなかった意味がない」って言った潤之介に救われた奈未。あの頃、自分に夢がないことに引け目を感じていた奈未でしたが、夢はなくてもいいのかと思えました。実際、大人になると、夢のない人がほとんどかもしれない。でも、奈未は潤之介に「夢にふたをして、それで笑えなかったらもっと意味がない」とい言います。
潤之介には笑っていてほしいという奈未、いつか笑うために、辛くても頑張るのが夢、いいですね。潤之介の笑った顔が大好きだという奈未。潤之介の気持ち、変わっていくのでしょうね。
潤之介は父に、会社は告げないと言い、写真の道を進むことを告げます。勝負から、挑戦することから逃げていたけど、逃げたくないというのは、今までは会社を継ぐことを言い訳にもしてたってことですね。
優しい潤之介は、姉に小さな劣等感を抱きながらも、自分が会社を継ぐことで父母を安心させようとしていたのでしょう。麗子も帰ってきて潤之介を応援します。「うまくいかなくても無駄じゃない」と言って、2人を抱きしめる父でした。ここ、一番泣きました。麗子の言葉を覚えていたのですね。
父と母だって、潤之介の気持ちに気づいていないわけではなかったのかなと思います。冒険する勇気もなくて、父母を悲しませることも嫌だったのだろうと思うのですが、父母も自分の道を進もうとする息子、まぶしく見えたに違いありません。
麗子は会社を辞めて、副社長に頼らせてと言います。自分で好きな雑誌を作るっていうこと。頼らせては、麗子にとっては愛の告白と同じでしょうか。
麗子が去るときに、2人の思い出がたくさん。麗子が、あなたのおかげで素敵な雑誌を作ることができた、ありがとうって。
なんか来てるぞって、なんの時間だって背中おす中沢、かっこいい。潤之介、編集部に現れて、カンボジアで頑張ってくるから待っていてほしいと言います。こんなみんなの見ている前で。中沢も、目をそらしておめでとなって。最終的には中沢も、潤之介の背中押していた気もします。
3年後ドS先輩の日めくりカレンダー本当に作っていました。確かに、名前が書いてあるわけではないですね。
奈未は、麗子の新しい雑誌に行きましたね。編集長のアシスタントは私だけだと。いいコンビです。副社長もいました。
3年間も音沙汰なしなんて、奈未でなければ待てないかもしれないですね。ケンちゃん、ちょっと軽すぎるとは思っていたけど、ユーチューバーになってるなんて。そしてバックに見える、カンボジアの写真に気づいてその場所に向かったら、潤之介の写真でした。
いつものベンチに行ったら、潤之介がいるなんて。驚かそうと思って、連絡してなかったのですね。会いたいときにきてくれる私のヒーローだという奈未に、それは奈未が自分にとって特別だからって、さすがの潤之介。「ただいま」「おかえり」いい言葉ですね。
キスしようとしたら子供って、「恋あた」と同じ感じ。そして、またペンキ塗りたてのベンチに座ってしまうのですね。
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