【ラジエーションハウスII】第10話の感想・ネタバレ/雨上がりの虹のように希望を与えてくれる

ラジエーションハウスII ~放射線科の診断レポート~ 第10話

ラジエーションハウスII ~放射線科の診断レポート~第10話 感想 ※ネタバレ注意

雨上がりの虹が誰かの希望となるようにレインボーベビーがしずくやしずくと同じように辛い経験のある人たちに与える大きな希望の素晴らしさに感動させられた今回。また最終回に向けて、杏は唯織のことを思い出すのかという期待も膨らみ、どんな結末が用意されているのか待ち遠しくなりました。

「皆さんの力を借りる時が来ました」エコー画像を見せた渚は、生後もって数日の命になるかもしれない胎児のためラジエーションハウスに協力を求めます。そして、胎児の母である池田しずくが心臓カテーテルでの治療を望んでいると話しました。鏑木はカテーテルは最善の治療ではない、前例もないと反対し、さらに灰島の決定により、渚は担当から外されてしまいました。渚が今までコソコソしていたのは、灰島たちに反対されるのがわかっていたからだったんですね。

そんな中、カルテに胎児の腹部エコー画像が追加され、唯織はあることに気がつきました。まさか食道閉鎖症も患っているとは‥。患者の望みに応えるのが医師の仕事だと話した渚でしたが、前例がないものに挑戦することは胎児の身に危険を及ぼす可能性も高く‥。そこまでして何故カテーテル治療にこだわるのかという疑問が残りました。

しずくが5年前にも生まれてすぐの赤ちゃんを手術による合併症で失っていたことが明らかになり、何故しずくが外科手術ではなくカテーテル治療にこだわるのかが分かります。今度こそ助けてあげたいと話す渚でしたが、そう簡単に院内の方針が覆るわけもなく‥。「治療方針を決めるのは技師でなく医者だと思っていた。その医者ですら自分の意思通りに決められないこともあるなんて。」という言葉が重くのしかかりました。病院側の決定には逆らえないという実情は悲しいですがありうる話なんですね。

そんな中、前例がない以上どうしようもないと話す田中たちに「最初はどんな治療方法だって前例はない。前例がない中で医学はいつだってたった1人の誰かを救いたいという強い思いが周りを巻き込んで進歩してきた。」という唯織の言葉は印象的でした。確かに、全て初めの一回があったからこそ、それが前例となり、慣習となり‥。そして、その初めの一回は、大切な誰かを助けたいという強い気持ちが生み出してきたもののはず。今回も渚の強い思いが、ラジエーションハウスのメンバーを巻き込み、鏑木を巻き込み、しずくと赤ちゃんを救うことが出来ました。

今回、作中で登場した「Rainbow Baby」という言葉を、私は初めて知りました。早くに亡くなった赤ちゃんの後に生まれてきてくれた赤ちゃんをそう呼ぶんですね。悲しみの中にいる夫婦のもとに来てくれた赤ちゃんは雨上がりの虹のように希望を与えてくれるという意味が込められているなんて、すごく素敵です。

退院時、5年前渚の元を訪ねたのは間違っていなかったと話したしずくに、涙を浮かべる渚。ワシントンに留学し、専門外の分野である小児の心臓カテーテルを学んだ渚。院長のポストを捨ててまで、救いたいという信念を突き通した渚の行動には感動させられましたね。

また、留学を考える杏に、本気で考えるなら離れている間放射線科医として現場に戻ってもいいと鏑木も杏を後押ししました。渚や唯織のようにやりたいことはやるべきだと話し、意思免許を持つのに技師をやりたいだなんて検討もつかないが面白い男だと唯織についても話した鏑木。今回の件ももちろんそうですが、鏑木の存在がここまで心強いものになるとは思いませんでしたね(笑)杏の留学を知った広瀬もどんな行動を起こすのか気になるところです。

ラストシーンには、杏や唯織の小学校時代の同級生、郷田一平という男が現れ、杏と唯織の関係が大きく動きそうだと予感させました。杏は郷田のことはなんとなく思い出していそうでしたが、肉まんと言うフレーズから唯織のことも思い出せるのでしょうか。次回はいよいよ最終回。どんな結末になるのでしょうか。映画も公開されるとありましたし、気になりますね。

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