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【リッチマン、プアウーマン】第10話の感想・ネタバレ/日向・真琴、お互いが伝えられずにいる想い

リッチマン、プアウーマン

リッチマン、プアウーマン第10話 感想 ※ネタバレ注意

朝比奈が遠野のリークにより逮捕されたことがわかりました。遠野は「日向や朝比奈に敵に回すんじゃなかった、あいつはすごいと認めて欲しかった」と語ります。

遠野も朝比奈も、みんな日向に認められたかったんだと思うとやはり日向はそれだけすごい人間だったんだということが分かります。そして、名声にこだわらないそんな日向に苛立ちを感じてしまうのだということも。

真琴と一緒に営業周りをする日向。今まで営業なんてやってこなかった日向は、思いのままに発言します(笑)

それを真琴に指摘され訂正され‥。少しずつ営業スキルも身につける日向。

ある日の帰り道、真琴から今日の点数を75点だと言われ、完璧だったと主張する日向に、真琴は指示されたその先までやって完璧っていうんですよ。といつか言われたセリフをそのまま返しました。このシーンあったなぁと思い返され、クスッと笑わせられました(笑)

そして、今度はうまくやりたいんだと語る日向に、今まで見たどんな日向よりカッコいいと真琴は話します。その帰りのバスで居眠りする真琴が寄りかかってきたのを、そのまま受け入れる日向。2人の関係が微笑ましく思えました。

ところ変わって、バーチャル試着システムを発表した日向たち。記者からの質問にチームみんなで考えたものだと返す日向は、以前の日向からは想像つかない姿です。

そんな日向に120点、完璧だと真琴は伝え、日向のすごさを改めて痛感し、自分なんかが届く相手ではないと思い知らさせた様子でした。

一方、朝比奈に会うために拘置所を訪ねる日向ですが、朝比奈は誰であろうと面会を拒否しています。

そんな中、山上からネクストイノベーションに戻ってきてほしいと言われる日向。今は守りたいものが他にあると断ります。

しかしその後、ネクストイノベーションが中国企業に買収されると言うニュースを話す安岡たちに、自分が戻って立て直すかと明るく話します。慌てる安岡たちを見て冗談だと言う日向。本心は戻りたいと思っていたに違いありません。

自分の分身だったネクストイノベーション。気になるのは当然です。しかし、着いてきてくれた真琴や安岡たちを置いていくことも今の日向には出来ませんでした。

その頃、休みをとっていた真琴ですが、何日経っても出社しません。連絡がつかない真琴を心配する日向。「嘘つき女。居なくならないと言った。誰かのために働く楽しさを教えてくれた。」と困惑する日向。

僧侶は「人に近づき過ぎれば心を乱される、嫌な自分にもなる。それを含めて相手を受け入れる。それが誰かと一緒にいるということだ」と話し、日向は「あいつの顔が見たいだけなんだ」と返します。

日向が会いたいと思える存在であることを、真琴の存在の大きさを自分自身もようやく感じ取っているようでした。

真琴を実家にまで探しに出た日向は耀子に遭遇します。真琴には会えませんが、耀子は朝比奈から託された母の住所を日向に伝えます。

母の元を尋ね、オムライスを出される日向。そして母は、日向徹、有名な社長がやってきたことに気がつき、こんな息子さんいいなって思ったのよと話しました。

その後、「恨みも怒りも何もなかった。元気そうで良かった、あんなに探していたのは何だったんだろう」と日向は話します。耀子はもっと会いたい人があるからそう思うのだと返し、真琴に会いたいんでしょ?と問うのでした。

あれほどまでに会いたかった母を前に、日向は名乗ることもせず、ただ出された懐かしいはずのオムライスを黙々と食べました。恨みや怒りの感情はきっと、澤木千尋の名を語る真琴に会い、真琴のパワーで少しずつ和らいだのかも知れません。

大学にまで連絡し、真琴にやっと会えた日向。驚く真琴に、従業員が急に居なくなったら心配するのは当然だと日向は会いたかったという本音は隠したままです。

そして、朝比奈が帰ってくる場所を残しておきたいとネクストイノベーションに戻る決意を伝えます。やはりネクストイノベーションのこと、朝比奈のこと、日向は見て見ぬ振りは出来なかったのだと思いました。

大切な存在を守りたい、そんな気持ちが日向を突き動かながらも、少し弱気な日向に「日向さんならできる。」と真琴は声をかけます。日向が弱音をはける人がいること、それが真琴だということ、これは日向徹にとって、真琴という人間はすごく大切な存在だと思います。

お前に言われると本当にやれそうな気がするよと返し、母に会えたことも話す日向。

「顔が見れただけでいい。探していた人に会えて良かった。でも僕が会いたい人は他にいる」と真琴への気持ちを話そうとする日向でしたが、肝心な時に自分の気持ちを素直に話せません。

おまえ‥の話はなんだ?と言い出せずに話を誤魔化す日向に真琴は「会えますよ!朝比奈さんにはきっと前みたいに。」日向の会いたい人が自分では無く朝比奈だと思っているようでした。

去っていく日向は名残惜しそうに後ろを振り向き、真琴も振り向くのですが、ここに来ても2人はすれ違ってしまいます。すごくもどかしい展開ですが、ラストへの期待が膨らみました。

これからネクストイノベーションを立て直していく日向の姿も楽しみです。

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