リッチマン、プアウーマン 感想 ※ネタバレ注意
今回のINニューヨーク特別編。最終回で展開された朝比奈が復帰するまでの空白の時間を描いたものでした。どのように朝比奈がネクストイノベーションに復帰したのか、真琴と日向の関係は‥?と見どころたっぷりです(^^)
仕事の合間にニューヨークで束の間の幸せを楽しむ2人。久しぶりの真琴の姿に「一人前に見える。黙っているお前の横顔を見るのは新鮮でいい。」と照れながら話す日向の様子は真琴のことが好きなんだなぁと改めて感じさせられるものでした。
「仕事をしている日向さんが1番かっこいい。今度は時間を止めれるアプリを作って欲しい」と言う真琴を、日向が嬉しそうに抱き寄せ、寄り添う2人は幸せそのもの。このまま幸せな時間が流れればいいのにと思いますがそうはいきません。
その後、東京に一時帰国した真琴は安岡たちの勧めもあって日向の自宅へ。
朝起きて、真琴の私物で溢れかえる部屋を見て日向は驚愕。日向は究極のミニマリスト(笑)タオル掛けにタオルをかけることすら気に入らない日向と真琴のやりとりはなんだか笑ってしまいますが、こんな些細なことから2人の関係にどんどん亀裂が入っていきます。
いつものペースが真琴に乱され、イライラしてしまう気持ちも分からなくはないですが、真琴は真琴で一緒にいれることが嬉しかったんでしょうね。
一方、すっかり変わってしまった朝比奈。日向は独断で朝比奈をネクストイノベーションに戻そうとしますが、朝比奈は戻れないと拒絶します。
「お前と2人なら僕はやりたいことができる」と言う日向に、見たこともない景色を見るのが怖いのかと朝比奈ははっぱをかけるのでした。きっと朝比奈も本心では日向と共にやりたいと思っていると思います。だけど、それが許されるものではないこともそれ以上に分かっているからこんな声をかけたのかなと思います。
そんな時、真琴の会社が買収されることでアメリカでの勤務が絶対的になり、日向の近くに居たいと考える真琴は頭を悩ませます。
好きな人の側にいたいと思うのは当然のこと。やっと就職し、せっかく軌道に乗ってきたやりがいのある仕事と、天秤にかけ悩んでしまう真琴の気持ちはすごくよく分かります。そして好きな人の側を選びたい気持ちも。
日向に「ずっと海外で仕事するって言ったら寂しい?」と聞く真琴は最後の一押しが欲しかったのだと思いますが、その頃の日向は、仕事がうまくいかず、「どうでもいい例え話に付き合っていられない。雇われている人間が会社を語るな。」とイライラ全開です。そして言い合いになる2人。
「ここは僕の家だ」と言ってしまった日向に対し、「人と暮らすことに慣れてないですもんね」と真琴。気まずい空気が流れ、言い合いになった2人は止めることが出来ません。
「離れている方がよかった。お前といると僕は僕らしくいられない」と日向がとどめを刺し、最悪な状況になります。2人とも言い過ぎだよと思わずにはいられないシーンでした。2人の関係に嫌な予感が走ります。
そんな亀裂が入った状態での安岡の結婚式。バカップルとも言える安岡たちの幸せそうな姿を見ながら、「僕らがあぁいう風になれると思うか」と話し出す日向。
2人は一緒にいると痛いところを突きすぎる、戦友みたいだと淡々と喋ります。そして、幸せな写真撮影の合間に「別れよう。今ならさほど痛手がない。」と切り出すのです。
真琴はそんなこと絶対に思っていないのに「ですね」と返事をします。
2人は隣に座っているのに、一番遠いところにいるような感じで切なさが漂います。そして日向が選んだ服を見に纏う真琴に「似合っている。一人前の女だな」と声をかけました。
今その言葉を言う日向はずるいです。ずっと日向に認められたかった真琴。やっと認められた時、それがこの別れのタイミングだなんて辛すぎる展開です。結婚式という最高や幸せの場所で別れることになるなんて‥。
ところ変わってネクストイノベーション。社員たちから無理だと猛反対のパソコンでのパーソナルファイルの運用を、日向はそれを飛び越えて携帯端末ですら可能になると話します。
さすが日向だなと思わせる仕事ぶり。いつか、真琴に求められたその先までやって完璧だとも言うと話した日向の言葉をまさに体現しているようでした。
そして、お前が戻ってきたいと思える戦い方をしてやるよ言った日向を思い出す朝比奈はついに日向と共に働く決意をします。また2人が見れる。これを喜んでいるのは真琴だけではないと思います。
別れた2人は連絡も取ることもなく、真琴は仕事に打ち込むことで忘れようとしています。
そんな中、真琴のもとにみんなから日向に会うようにと気持ちを後押しする連絡がやってきます。日向の本音の部分を知った真琴はようやく自分の気持ちに素直になれました。
こんなにも応援される真琴と日向。「日向には真琴しかいない」本当、この言葉に尽きると思います。
ようやく会えた2人。日向への思いを全て伝える真琴に「僕はお前の顔が見たかったから、もういい。」と日向は話します。
もういいと言う言葉に一瞬突き放すような冷たい空気が漂う雰囲気でしたが、素直じゃない日向の気持ちが「顔が見たかった」というフレーズに全て表れています。
なかなか素直になれない2人。「ケンカするなら、相手はやっぱりあなたがいい。頑張って変わるから。でも完璧には出来ないから、だから、日向さんも変わって」と話す真琴。
日向は真琴にキスをして、「お前のためなら変われる。」あの日向がこんな言葉を言う日が来るなんて。変えてくれたのは間違いなく真琴の存在です。ようやく仲直りした2人。
「名前で呼んで!」と早速お願いする真琴に「無理!」と即答する日向。いつもの2人の関係にほっこりしてしまいます。
そして、最終話で見たように朝比奈のネクストイノベーションへの復帰と真琴の帰国。
またもや日向の自宅へとやってきた真琴に、「真琴のはそれだ。」と荷物を渡す日向。名前を呼ばれた真琴は満面の笑み。名前を呼び合い。キスをする2人という幸せなラストシーンで幕を閉じました。
すごく見応えがあり、リッチマンプアウーマンファンには最高のストーリーでした◎
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