【リッチマン、プアウーマン】第6話の感想・ネタバレ/すれ違う日向と真琴、そばにいて欲しい時に君はいない

リッチマン、プアウーマン

リッチマン、プアウーマン第6話 感想 ※ネタバレ注意

前回、朝比奈の裏切りによってNIの個人情報が流出、日向は緊急記者会見を開きます。

個人情報流出が起こる前のこと。真琴は悩みも聞いてもらおうとかけた友人への電話で逆に呼び出され、合コンに参加することに。そこで日向に遭遇します。

真琴は気まずさの中、耀子という存在がいるのに合コンなんかしていていいのかと日向に問うと、日向は株主総会での手土産の準備で来ているだけという事実を知ります。

真琴から見ていい雰囲気の2人。耀子の名前を出し、日向の口からそんなことないという言葉をどこか期待していたのかもしれません。

真琴も日向自身がわざわざ手土産を選ぶだなんて意外そうでしたが、私たちが思っている以上に日向って律儀なのかなと思ってしまいました。

その後、日向の荷物を運ぶ真琴は、「社長が大変な時、何でも言ってください」と話します。意気込みは認めるがお前に任せられることはないと笑って返す日向。

前回に続き、2人の関係が少しずつ回復しているんだなと感じさせるシーンです。そして、「凹んだり笑いたい時は呼んでほしい」というか真琴に、わかったといい日向は去りました。

日向に誓った通り仕事に励む真琴。朝比奈の置き忘れた車を取りに行くも、足を負傷中の朝比奈は運転できません。

朝比奈に変わり真琴が運転する帰り道、真琴は何かにつけて日向の話ばかりします(笑)真琴って本当に日向のことが好きなんだろうと誰でも気がついてしまいそう(笑)

もちろん、するどい朝比奈にもそんな真琴の気持ちは筒抜けです。朝比奈から日向への気持ちを聞かれるも全力で否定する真琴に、素直な人だな。と返す朝比奈。

真琴の分かりやすさ、誤魔化しの効かないところはある意味、長所なのかもしれないです(笑)

家の前までつき、上がっていく?と聞く朝比奈に戸惑う真琴。冗談だと笑いあうところへ遠野が後ろからやってきます。

すると、遠野と関係があることを知られたくない朝比奈は真琴を抱き寄せ、その場をやり過ごします。

そして、前回のラストシーンへ繋がっていきます。

情報流出に騒然とする社内。このタイミングで株主総会があることを山上は嘆き、パーソナルファイルについては保留だと話します。

総務省からも何かお咎めがあるかもしれないと真琴に探りを入れさせようとする山上に、朝比奈たちは雇用期間がもうすぐ終わることを理由に反対します。

それでも行かせてほしいという真琴に、日向は苛立ちを見せながら「お前は社員じゃない。大人しくしてろ」と一喝。

きっと真琴は、日向のピンチを助けるために自分が出来ること、何でもしたいと思っていたと思います。しかし今の日向にはそんな気持ち届くはずもありませんでした。

一方耀子は客入りの悪さを何とか挽回しようと料理教室を開くことを提案。「やらせてください」と頭を下げる姿は今までの耀子からは想像がつきませんでしたが、耀子の負けず嫌いだけれど、素直なまっすぐさが現れているようにも思いました。

そこへ通りかかった真琴は、耀子と日向はお似合いだと口走るのです。そう話すことで自分を納得させたいのか、真琴ならやってしまうだろうなと思ってしまうシーンでした。

そして、ついに株主総会。予想通り株主達は罵詈雑言を日向に浴びせます。するとなけなしの200万で株を買ったというフリーター、酒井が話し出しました。

時価総額3000億円というのは日向徹っていう今まで何か違う、世の中をよくしてくれる人への期待の表れだと話す酒井に、日向は頭を下げ、「託してくれた200万という期待に応えられなくて本当に悔しい。必ず世の中をよくする。株を売らないで。いつか必ず君を喜ばさせる」と話します。すごく心に響く言葉でした。

しかし、こんな中パーソナルファイルの話を持ち出す日向に、株主の怒りは収まるはずもなく、用意した手土産を投げつけられてしまいます。

株というのは企業へ対する信頼のようなもので、それを裏切られ、損失を被る株主の声としてはリアルだなと感じました。

その後、朝比奈は株主を必要以上に怒らせた日向に怒りをぶつけます。そして、パーソナルファイルだって母親探しの延長なんだろ、本気でやるなら妥協だって戦略だと言い放ちます。

日向を潰したいはずの朝比奈のこの言葉はどういう意図なんだろうと考えずにはいられません。パフォーマンスだとすれば、朝比奈ってかなりブラック‥。

そして、底値だろ、買えるだけ買っとけと電話する朝比奈。やはり朝比奈はこのままさらに裏切りを続けるのでしょうか。

残された日向は、かなりこたえているようでした。真琴も何か声をかけたいと思うもののいい言葉が見つかりません。

「僕のやり方は間違っていたんだな」と目に涙を溜め話す日向。いつもの強気の日向の姿はすっかりなく、ことの重大性を物語っていました。

総務省に向けた資料作りをする朝比奈と真琴。日向を心配する真琴に朝比奈は「やるしかない今までもそうしてきた。日向と2人で。俺はあいつを支えていくしかない。」と話します。

ならなぜ裏切る‥。あんなことをやっておいて、優しい顔で、このセリフが出てくる朝比奈が怖いです。

1人部屋で落ち込む日向は、凹んだ時に顔芸で笑わせると話してくれた真琴を思い出しています。真琴のケータイを鳴らす日向ですが、その頃真琴は、朝比奈に「この前抱きしめたのは冗談ではない」と打ち明けられています。

朝比奈って本当に真琴のことが好きだったのでしょうか。今までそんな素振りを見せなかったので驚いてしまいますが、もしかすると日向への対抗心から、日向のことばかり話す真琴を振り向かせたいと思ったのかも知れません。

真琴への電話を諦め、嘘つき女と呟く日向。するとちょうどインターフォンがなりました。日向は足早に玄関へ。きっと真琴が来たと思ったのだと思います。

しかし、現れたのは耀子。耀子はストレートに気持ちをぶつけ、日向にキスをします。そして、日向も。

波乱の第6話。朝比奈の裏切りはいつ日向にバレてしまうのか、耀子と日向。真琴と日向。三角関係はどうなっていくのか気になる展開がまだまだ続きそうです。

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