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【リッチマン、プアウーマン】第8話の感想・ネタバレ/すべてを奪われた日向、残ったのは真琴だけ...

リッチマン、プアウーマン

リッチマン、プアウーマン第8話 感想 ※ネタバレ注意

会見が終わった日向は朝比奈のもとへ詰め寄り、お前がやったことなのかと問いただします。

朝比奈は狂ったように笑い出し「才能はあるが社会性のないガキを煽てて、好きなように遊ばせてやった。全部俺がやったことだ。」と言い放ちました。

日向に初めて見せる顔で「甘やかしすぎると腐る」と冷たく言い放つ朝比奈。No.2だと言われ続けた朝比奈は、自分が全て仕組んでいたんだと言うことで、自分の存在の大きさを主張しているようでした。

株の占有率も朝比奈が40%を占めており、パーソナルファイルも新事業として取締役会で認められ、会社に所有権があると日向はアクセスすら出来ない状態に。

とことん日向を追い詰める、朝比奈の執拗なまでの計画には嫌悪感しかありません。

しかし社員の前で「そんな深刻になることはない、新しいことを始めるだけだ」と話す日向。

そこに朝比奈がやってきます。朝比奈は、ネクストイノベーションの舵取りをすると自信満々にみんなに表明します。そこで置いてけぼりの日向。そんな日向を真琴は心配そうに見つめています。

そんな中「日向についていく」と言ってくれた安岡たち3人。3人を見つめる日向はすごく嬉しそうでした。人に執着しないように見える日向ですが、やはり寂しさがあるのだと感じる印象的なシーンでした。

会社を出ていく日向。朝比奈はずいぶん身軽だなと声をかけます。

「よく考えたら持っていかなきゃいけないものなんて1つもなかった。」と朝比奈に話す日向。

これは実際そうなのかもしれませんが、もしかすると日向の強がりのかもしれません。

そんな日向から社員証までも回収する朝比奈。信頼していた朝比奈に、急にここまで態度を豹変され、日向は戸惑いしかないのではないのでしょうか?

一方、朝比奈から正式にネクストイノベーションで採用したいと言われる真琴。

真琴は「2人は何か強いもので結ばれてますよね。だからきっと大丈夫ですよね」と朝比奈の本音を確かめようとします。これには2人の絆を信じたい、真琴の願いが込められているように思いました。

送別会。日向はみんなに挨拶をします。

「この先はもっと面白くなると思っている。僕1人でこんなところまで来れたわけじゃない。僕は朝比奈がいてくれたから‥。ネクストイノベーションを朝比奈の手に委ねることに不安はない。」

そんな風に話す日向、朝比奈のことを全く悪く言いませんでした。

そんな中、朝比奈はJIテックとパーソナルファイル事業を共同開発すると記者会見します。

日向について行こうとしてくれていた3人も寝耳に水の話に驚き、ネクストイノベーションに残ろうとします。このタイミングで情報を出す朝比奈。そこまでして、日向が持っている全てを奪おうとする朝比奈に嫌悪感しかありません。

徹底的に奪われた日向は、こんな時、初めて安岡の名前を呼び付いてくるよう叫びます。「なんで今、正解出るかな」と涙ながらに話す安岡。

この3人の複雑な気持ちも分からなくないので、余計に複雑です。

「似合わないぞ、孤高の男じゃなかったのか」と語りかけ、「俺がいなきゃ何も出来ないもんな」と日向にだけ聞こえる声でささやく朝比奈。

憎しみさえ感じてしまうこの発言に、日向もついに、なんでここを去らなきゃいけないんだ。ネクストイノベーションは僕が使ったんだと感情を爆発させます。

追い出された日向。送別会の料理を任されていた耀子も一連の流れを見ており、朝比奈の頬を一発殴ります。

朝比奈に感情をぶつけながらも与えられた仕事はやると話す耀子。耀子がみんなの前で真実を話してくれたらいいのに‥と思ってしまうほど、日向の追い込まれ方は胸が痛くなりました。

エレベーターを降りていく日向に真琴は声をかけますが「お前にだけは今の僕は見られたくない。」と日向は拒みます。日向も真琴をしっかり意識しているんだと感じさせるシーンでした。

そして真琴は朝比奈に「大事にしているものを何故自分で壊すのか」と問います。これは朝比奈の核心をつく一言だと思います。

日向のもとに行こうとする真琴を引きとめようとする朝比奈ですが「日向のことが好きだ」と真琴は去りました。朝比奈って真琴のこと意外と本気だったのかなと思ってしまいました。

その後、「全部断ってきました!日向徹についていきたい!」と日向に真っ直ぐに話す真琴。日向が救われた、その瞬間でした。

そして、ネクストイノベーションのビルを見上げ、「今日は記念すべき最初の日。何かが終わる日ではない。2度目のスタートの日」と日向に話す真琴。

真琴のこの言葉は、確実に日向を前に向かせました。ドン底の中、日向は支えてくれる真琴の存在の大きさに改めて気付かされたのだと思います。そして、この時2人の絆が固く結ばれたように感じました。

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