リコカツ第2話 感想 ※ネタバレ注意
交際0日婚からすぐに離婚を決意した咲でしたが、階段から転げ落ちる自分を守ってくれた紘一の「まだ君の夫だから」という言葉が胸の奥で響いていました。離婚というフレーズを出してしまったものの、咲は紘一の離婚したくないという言葉をどこか待っているように見えます。
また、絶対に仕事を失いたくないから、リコカツのためにも仕事に協力してと話す咲。ラルフローレンのパーティーに同伴するための衣装選びのシーン。さすが瑛太さん。スーツの着こなし完璧でしたね。足の長さに驚愕。君の価値観を押し付けるな!なんて言ったものの、スーツ代を咲が払うと分かりあっさり受け入れてて笑っちゃいました(笑)
そして、プレゼントしたことないと話す紘一が選んだお返しの光るボールペン。不器用ながらに選び、渡した紘一に、あっさり別のものがいいんじゃないかと話す咲(笑)とことん2人の価値観は違うんだろうなと感じるシーンでした(笑)さらに職場恒例のBBQに対して、今度は咲が「あなたの価値観を押し付けないで!」と返し、2人自身も価値観の違いを存分に感じているんだろうなと感じました。価値観の違いって離婚理由によく聞きますもんね。2人がどこかで折り合いがつけられる日が来るのか、来ないのか。
そして、発覚したパーティーとBBQのダブルブッキング。家訓を守れてないなんて攻撃する咲(笑)今回は確実に紘一が劣勢でしたね。
さらに、落ち込む咲の気持ちを後押しするかのように現れた青山。いつでも咲の味方だよとさらりと話し、幸せ?なんて聞く青山。弱っている時にこんなセリフは‥。いつも通りの青山の接し方に、「私の結婚なんてなかったみたい、なんか悔しい。結婚にこだわっていた自分が馬鹿みたい。結婚ってなんだろう。」と自問自答する咲。「1番の味方になってくれる人がずっと一緒にいるなんて最強だと思ったのに、紘一といると喧嘩ばっかり‥。」と話す咲はきっと紘一とだって上手くやりたかったはず。
一方、水口家でも不穏な空気が。武史に不倫相手がいると睨む美土里に、マカロンは2つあったと推理する孫の発言はクールすぎて(笑)武史と浮気相手のボーリングデートの現場に、カメラ構えてヒールで乗り込む美土里は強すぎでしたね。これからどう転んでいくのかも気になるところ。
その頃、緒原家。置いていかれた正とは反対に、新しい人生を謳歌する薫。すごくいい表情でイキイキしてましたね。薫のことを、外で上手くいくわけがない、いずれ戻ってくるなんてたかを括っている正でしたが、この感じだと帰ってくる感じしないです。薫のありがたみを正が言葉にする日がくるのでしょうか。薫が離婚届を残し家を出た日も咲に当たり前のように夕食作りを要求したりと、事態に危機感を感じている様子すらなかったですもんね。感じていたとしても態度には表さないのが正なのかもしれないです。咲のことを思うと、ウーバーイーツがあって良かったとも思っちゃいました(笑)
そんな正に、いつも父の言うことを優先してきたと母の気持ちを代弁する紘一の言葉は印象的でした。薫が甘い卵焼きが苦手だったと話したエピソードは、切なかったですが、きっとあの頃の薫は無理をしているという気持ちはそこまでなかったはず。きっと積もり積もって、爆発したんだろうと思います。一言感謝の思いや労いの言葉があるだけで変わってくる気がしますが、正がそんなセリフ口にするとは思えないですもんね。
あの堅物すぎる父親に、自分を曲げて我慢したことがあるのか、夫婦で妻だけが我慢するのはおかしいと説得を試みる紘一は一歩踏み込んでいたと思います。そして、その自分の発言で、自らの行いを顧みる紘一。この時初めて咲が自分の価値観を曲げながらも歩み寄ってくれたことを思い返すのです。
パーティーとBBQ、それぞれ別々に参加した2人。ラルフローレンのパーティーでは、夫が来ていないことを説明しようとするも、結婚の意味はあるのかと聞き返された咲。咲だってそんなこと痛感しているから言い返す言葉に詰まります‥。そんな咲の元に、ずっこけながらも登場した紘一は最高でした(笑)大事な時に駆けつけてくれた紘一の姿を見て、夫のためにできることをしたいとせっかくの場を走り出す咲。借りを作りたくないだけなんて言いましたが、紘一の登場は嬉しかっただろうし、同じく紘一の職場での立場も妻として守らなくてはと感じたのかなと思いました。
BBQに参加し、片付けの最中、紘一の後輩に連れ出され、山に迷い込んだ咲。やっぱりあの女性、何かするんじゃないかと思ってました。紘一に想いを寄せていましたもんね。だけど、人の命を守る立場の人間がこんなことしてほしくなかったな‥なんて思ってしまいました。咲を暗い山の中、助けに来てくれたのはやはり紘一。なんだかんだ、咲をいつも助けてくれるのは紘一なんですよね。しかもプレゼントのあのペンが大活躍(笑)
「2度と俺のそばから離れるな。」力強いその言葉に「まだ君の夫だ。」今回もそのセリフを聞ける展開になるとは思いませんでした。不器用な紘一だけど、いつも咲を全力で守ってくれますよね。咲は素直に嬉しそうでした。
咲がインスタで見つけた薫の姿。突然新居にやって来て一緒に住むと言い出した美土里。まだまだ波乱の展開が続きそうです。
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