【桜の塔】第8話の感想・ネタバレ/蒲生が見舞われる悲劇... さすがに悲惨すぎる

桜の塔 感想 ※ネタバレ注意

まだまだ怒涛の展開だと思っていたら、次回で最終回なのですね。そして、上條の言葉によると、何か、まだ隠しているものがあるような‥・。

富樫は自分のせいだと悔やんでいます。水樹も、正義の輪郭が分からなくなってきたと、珍しく弱気です。

千堂が刈谷に襲われましたが、傷は浅く無事でした。上條の日記を読んで、父のしたことと苦しみを知ったという優愛に、上條が言った言葉はわざと聞こえなくしています。優愛は、信じて着いて行くと言いました。何を言ったのでしょう。最後の切り札と何か関係があるのでしょうか。日記はわざと読ませたと思います。

刈谷は上條の父が死んだ夜、夜勤を休むようにお金で指示されていたのでした。そのため、本当はずっと上條は刈谷を恨んでいたのですね。

刈谷は何者かに打たれて死にました。上條にごめんと言うのが最後の言葉でした。

富樫は水樹がまだ上條のことを好きだと思って嫉妬しています。でも、水樹と上條は、もう恋愛を超えた仲なのでしょう。上條は結婚もしているし、水樹は優愛とも普通に話しています。

富樫の気持ちもわかります。2人の間に、強いきずながあることは感じ取れます。千堂に対して行った行動により孤立してしまった富樫に、千堂は、富樫と上條との違いはどれだけ非情なれるかだと言います。富樫は、普通に正義の心で警察官になったのだから当たり前です。

刈谷がクラブに持ってきていたぬいぐるみの中にSDカードがあり、上條が見つけました。東大派の吉永と刈谷がつながっていた証拠の音声データでした。刈谷を使って千堂を襲わせたやりとりが残っていました。

千堂が警視総監にふさわしくないとわからせるためという吉永です。警察の未来のために裏金もと言います。権藤は、誰でも過ちは犯すけれどどう悔い改めるかだと言います。それが定年間近に警視総監になる意味だと。権藤の言うことが真っ当だと思うのですが、千堂は清濁併せのんでいなければ警察のトップにはなれないというのです。

吉永は辞表を出して、立件は見送られました。刈谷のことは殺してはいないと言います。この中の誰かだと、殺人を犯した人がトップになる、ひどい話ですね。

証拠の捏造、富樫にはできないでしょう。してほしくないのが本音です。富樫だけは正義であって欲しいです。

ずっと着いて行くと言った優愛は、離婚届を置いて出ていきました。これからもずっと愛してると言い残して。どういうことなのでしょう。

河川敷で、刈谷殺害の改造銃が見つかり、蒲生の指紋が付着していました。富樫の様子に注目している上條です。

富樫は本当に更生しているのに、水樹はもちろん信じています。でも、警察官として、蒲生の取り調べをして、犯人じゃないことを証明すると言います。水樹の父もあいつを助けてくれと言います。

本当にやっていないなら逃げなくても、と思うのですが、過去に捏造された恐怖から逃げてしまうのですね。

富樫はやはり捏造はできなかったのです。でも、同罪だという富樫。上條はこのままじゃ危ないといいます。殺して、被疑者死亡にされるということですね。

吉永局長の最後のあいさつです。「警察は人を守るためにある。それ以下でもそれ以上でもない。」という上條の父の言葉に感銘して、警視総監を目指したという吉永局長の言葉。どこで道を踏み外したのかわからないと言います。

上條には、警察官として、市井の人々の助けになって欲しいという吉永の言葉と、もう資格はないという上條。すべてが終わってからでいいと、警察の未来を託すという吉永。2人の会話と、蒲生の捜査のようすが重なって描かれていることに感動しました。

蒲生は校舎の屋上。飛び降りようとしているのでしょう、水樹の説得で、自殺は思いとどまったようです。それなのに、SATが銃を構えていました。富樫が気づいて水樹に伝えた時には遅く、蒲生は、後ずさりして屋上から落ちて、意識不明の重体です。

上條は千堂に最後の宣戦布告です。5年間沈黙していた理由も次回わかるのでしょうか。絶対に千堂を警察のトップにはつかせないと。あと1回ですが、全く最後が読めません。

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