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【桜の塔】第9話(最終話)の感想・ネタバレ/ついに決着!最後は上條のほうが上手だった

桜の塔第9話 感想 ※ネタバレ注意

ついに、上條の千堂への復讐は完了しました。これで本当に、腐敗した警察の正義を正すことができたのでしょうか。

証拠の捏造により追い詰められ、屋上から落下した蒲生は、意識が戻っていません。証拠もそろっているから捜査が打ち切られそうになりました。そこへ富樫が、蒲生のアリバイを見つけたと戻ってきます。富樫は3日3晩寝ずに聞き込みを続けていたのです。チャーハンの練習をしていてコショウがなくなって、買いに行ったところが、店の防犯カメラに映っていました。断ったものの、千堂が証拠を捏造としていたことを知りながら、黙っていたことに責任を感じていたのです。富樫が正義を持ち続けているのがよかったです。

これで蒲生の容疑は晴れ、意識も回復しました。水樹は、富樫のおかげで、自分の正義を取り戻せたと言います。2人の絆は強まったようです。

そんな時、優愛が会いに来て警察を訪れ、ロビーで自首しに来たと、刈谷を殺したのは自分だと言います。千堂に会いに行った上條は「これが5年かけた計画だ」と言います。やはり日記は、わざと優愛に読ませていたのですね。優愛をマインドコントロールして、自分の思いどおりに動くように。

優愛の行動に、上條の関与も疑っている水樹。優愛の取り調べを担当します。

上條は、千堂に、優愛をマインドコントロールして、自分のために刈谷を殺害したと告げました。それでも、千堂は優愛の正当防衛にしようとします。千堂は厳しい警察となって、取り締まっていくというのです。それが正義だと、勝者が正義だから、警視総監になりたいと。優愛から刈谷殺害を聞いた千堂が、優愛の犯罪をもみ消すのを待っていたという上條。

今回も上條と千堂の対決は素晴らしかったです。でも、上條の方が上手でした。優愛が実家に帰っている間に罪を犯したから、実家のすべてが家宅捜索されます。それが本当の狙いでした。父の死の真相のわかる防犯カメラのテープがあるからです。千堂が犯人であることと、矢上総監が押収品の横流し関わっていたこともわかります。権藤が総監に証拠を突きつけています。

全部一人でやったという優愛ですが、水樹は上條がかかわっていると思っています。優愛に会って「自分のことを話さなかったんだ」と言う上條。しかし、優愛は、操られてはいなったというのです。上條を愛しているから、自分の意志で、父を追いつめたと言います。上條に「罪悪感など抱かずに、実父の意志を受け継いで立派な警察官になってください」というのです。初めて、夫婦の心が通い合ったように見えました。

他人のために涙を流せる富樫に、大切なことを気づかせてくれてありがとうという水樹は、やるべきことが分かったと言って、上條を呼びだしました。水樹は、上條が優愛に読ませるために日記を書いたことも、自分が刈谷を殺すと言いながら、行かなかったことで優愛に殺させたことを見抜いたのです、終わったことだという上條に、銃を向ける水樹。私にしか裁けないと。この2人には、恋愛を超えた何かがありますね。富樫が嫉妬していたこともわかります。

上條も望んで水樹に撃たれました。しかし父の形見にあたって助かったのです。「これでサッチョウの悪魔は死んだ、おかえり漣」という水樹。水樹は知っていて狙ったのでしょうか。上條は、本当は楽になりたかったのかもしれません。

権藤が警視総監に、千堂は左遷されたけれど、事件はやはり内々に処理されていたのです。

水樹と富樫はおそろいの指輪をしています。「キャリアに染まるなよ」という水樹。富樫の正義はこのドラマの中で唯一の希望でした。富樫のおかげで、水樹が正義を見失わずに、人を助けるために警察官になりたいという思いを忘れないでいてくれてよかったです。

最後、上條は、呼び出した富樫に、「お前にとって正義とはなんだ」と言って、終わりました。これは見ている人にこれは見ている人に向けて言っているようにも見えます。上條は、今度こそ、本当に正義を貫いてくれていると思います。市民を守るための警察でいてくれると思います。

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