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【SUPER RICH】最終回(第11話)の感想・ネタバレ/衛のスーパーリッチは何気ない日常の延長にあるもの

SUPER RICH 第11話

SUPER RICH第11話 感想 ※ネタバレ注意

幸せのカタチ、スーパーリッチを追い求めるキャリアウーマン・衛の波瀾万丈な半生を描いた『スーパーリッチ』。親友だったはずの亮に裏切られどん底の中、優と出会ったことが衛の人生をどんな未来へと向かわせるのでしょうか。

前回、スリースターブックスの作家と作品のライセンスを狙い、TOBを仕掛けてきた聡美。空も自分やりたいことをやってみたくなったと話し、不安な状況からどんな風に展開されていくのか気になる最終話となりました。

まずは空が裏切り者ではなかったことに安心しましたね。さすがに裏切る訳はないと思っていましたけど、このドラマの展開の速さは何が起きてもおかしくないという不安もあったので‥。「僕がやりたいことは、この会社を守ることです!」と話し、2年も前から今日の日のために動き出していた空は本当に頼れる存在でした。

作家も作品も社員もメディアの金儲けの道具にされたくない、ホワイトナイト探そうと動き出した衛たち。メディア社より高値で買ってくれ、尚且つ味方になってくれる投資家を探すことになったのですが、優による海外でのホワイトナイト探しは難航‥。(この時、お土産に変な人形なんかじゃなくて、免税店で化粧水を買って帰った優に成長感じました◎笑)

そんな中、衛のピンチを聞き亮が駆けつけました。最終話くらい、いいところを見せてくれるのかと思いましたけど、さすが亮(笑)「もう一生電話かけてくんな、あほ!」と言い放つ衛が最高でしたよね。

買収防衛策としてティンパラシュート、ゴールデンパラシュートを切り札にしようとするものの、潤沢な資産を持つメディア社からすれば想定内。打つ手がない衛は自らが退任し、保有するメディア社の株を手放す代わりに、一ヶ月社内調整期間の猶予をほしいと聡美の情に訴えました。

しかし、それは作戦で、その隙に衛は新たな会社を設立。作品のライセンスを作家にという契約に変えるなど、聡美を欺くことに成功するのです。こういう成り上がりシーン、シーズンを通してもう少し見ることができたらこのドラマもっと楽しかったかもしれませんね。

ラーメンを食べる2人。思い返せば、優と衛、2人の始まりは一杯のラーメンを2人で分けあったところからでしたよね。まさかあの時は夫婦になるとは思ってもいませんでしたが、優の温かさと純粋さが、衛を強くしたのかもしれないですね。

優は大学進学を目指し、零子には彼女が。空も衛の会社と連携をとりながら別会社のCEOを務めていたりと、みんな自分のありのままの姿で、やりたいことにチャレンジするというラストは清々しかったですね。優の両親も再び軌道に乗り出していそうでしたし。ただ、「やりたいことをやりたい場所でやりたいだけ」と話した聡美が何をしたかったのか。そこが触れられなかったのは残念でした。

「お金はなんぼあってもいい」の真意は、結局、何気ない幸せのため。「お金の心配せんと楽しくみんなと仕事して、美味しいご飯食べて、ふかふかのベッドで寝る。隣には優君がいてさ。それが私の‥。」人生を豊かにしてくれるのは、お金なんかではなく誰とどう過ごすか。

素敵な仲間と、優しいパートナー、やりがいのある仕事。衛のスーパーリッチは、そんな何気ない日常の延長にあるものでしたね。それはきっと、衛の人柄や優の人柄がもたらした幸せのカタチだとも思いました。

空役の町田啓太さんや聡美役の松嶋菜々子さんの美しさにはただただ見惚れ、役者陣の演技力に圧倒されたドラマでした。

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