【SUPER RICH】第3話の感想・ネタバレ/まさに0からの出発。衛と優の関係を期待させるような流れも

SUPER RICH 第3話

SUPER RICH第3話 感想 ※ネタバレ注意

古い一軒家を借り、気持ち新たに『スリースターブックス』を始めた衛たち。空や零子はもちろん、「ついてきてくれる人は全力で歓迎する。」という言葉を信じインターン生もついてきます。また、衛と一緒に優がその家に住むことに、空は複雑そうでした。衛の一回泊まったことある発言にも分かりやすく驚いていましたね(笑)オフィスを引き払い、辞める社員には就職先を斡旋したり、前回話したように責任をしっかり取ろうとする衛はさすがでした。

2人きりの家。亮を殴った時にできた傷をアラフォーの傷は長引くと話す衛に、長引いてもちゃんと治るという優の言葉は、衛の亮に対しての心の傷もいずれ癒える時が来るという励ましの言葉に聞こえました。そんな中送られてきた「常に5メートル離れろ。」という空のメッセージも、既読スルーする優(笑)2人の関係性が少しクスっとさせてくれました。

以前の仲間の笑顔の写真を見て頑張らんと!と気合を入れる衛。一軒家に移ってからの初仕事として、“ビッグバン作戦”を決行しようとします。有望な新人作家を発掘するための漫画コンクールを開催したり、最近作品を描いていない漫画家や、作品を電子書籍化していない作家にもオファーをするという作戦のため、衛も大ファンだという北別府に声をかけることに。

衛が北別府に会いに出かけると、後ろからストーカーのように優がついてきます。「あほか!36やで。誰が初めてのお使いや」と関西弁で突っ込みながらも、電車の路線図を見て途方に暮れる衛(笑)乗り換えの多さに困惑し、タクシー乗ろうかなと言うシーンは衛らしくて、優と衛、いいコンビだなって思っちゃいました。

北別府宅に無事着いた衛と優。過去の作品の主人公のおまじないのセリフを合言葉のように尋ねた北別府に対して学生の頃からファンだった衛は作品の素晴らしさを熱く語りました。これって優里さんの歌詞でしたよね。まさかこんなところに登場するとは粋な演出でしたね。そのまま、北別府との交渉も、すんなり成立かな?って思いましたが、そんなに甘くはなく‥。新作を大事にしたい、一元さんにお渡しできたないと断られてしまいます。しかしこれには理由がありました。

北別府の夫がまさかの碇(笑)まさか碇に浮気の末に離婚したという過去があるとは‥(笑)そのせいで北別府との交渉が決裂し、インターン生にやじられる姿は、編集長の面目なしでしたね(笑)

一方、今回、投資家を名乗る男性が会社を突然訪ねて来て、融資したいと言い出しました。そんなうまい話あるのかと思いながら見守っていたのですが‥そういうことね‥と苦笑いしてしまいました。あんな作品を看板作品にしてほしいだなんてちょっと無謀ですよね(笑)

新たにスタートはしたものの、このままだと3ヶ月で倒産というピンチは以前変わらず。心配する零子に、「2人で頑張ろ。ダメになったら誰も知らない場所に逃げよう。」と北別府の漫画のセリフを使い、零子を励ます衛でしたが、零子は単なる友情という言葉では片付かないような表情をしていたように思いました。零子も衛のこと好きなのかと勘ぐりたくなるシーンでした。

料理を作り、雨漏りも直してくれた優に、「うちにいつまでもいることないからね。周りが見えてるし、どんな会社でも働けるよ!」と衛は声をかけます。これは衛なりの優しさのですよね。その時「迷惑ですよね?厚かましいってわかっている。」と遠慮ぎみの優に「大丈夫。わかっている。私は君のこと君が思う以上に好きだから。」と、またも漫画のセリフを引用する衛。尊敬してやまなかった衛に突然そんなことを言われ、戸惑いながらも、きっと尊敬以外の気持ちを感じていましたね。

ところ変わって、社内で仲間割れする空や東海林を前に、僕にチャンスをくれと優が動き出した。「つきましては‥2万貸してください。」は笑っちゃいましたけど(笑)社運を握る優に、意外と見どころあると思うと語る衛は、優の魅力を十分に理解し、信頼していましたね。

そんな中、空の衛に対しての気持ちは零子にも筒抜けてしまうほどでした。「衛さんが本当にやりたくないことを僕はしたくない」「やりたくないことはやりたくないと言ってほしい。嘘はつかないでほしい。」と空は衛の気持ちを第一に考え、優の存在に杞憂したりと、明らかに気持ちがダダ漏れです(笑)

またペンネームを使い応募していた北別府に対して、衛は大ファンなんで言いますと前置きし、面白くないと話し出しました。そして、「ゼロってだめですか?ゼロから始めれるってそんなあかんことですかね?ゼロだからこそやれることがあるって私は信じてる。」と話します。すごく印象的なシーンでした。

そこへ「今ゼロになった人たちと仕事している。みんなカッコ悪い、大人なのに喧嘩ばっかして。でも、カッコいい、だからその人たちのそばにいたい。」とそれを後押しした優の言葉も響きましたね。

美味しい話ではあるはずの融資を断り、「せっかくゼロになったんだから、やりたくないことはやらん!」と話す衛の心意気も、その決断に笑顔を見せる空たちも、プライドを持ち仕事していることが表れていました。腕の傷の治りと共に、衛の心も少し癒えたんじゃないかなと思ってしまいます。

そして、最後の流れは今後の2人の関係を期待させるものとなりました。手をとり、「僕は衛さんが‥。」といい雰囲気になるのかと思わせておきながらの大量の水!雨漏り直ってないじゃんっていう‥(笑)2人、笑いあいながらも優が、「大丈夫です。分かってます。俺たち衛さんのこと。衛さんが思っている以上に好きですから。」衛に言われた漫画のセリフをそっくりそのまま使い、自分の気持ちを伝える姿は可愛かったです。“俺”じゃなくて、“俺たち”と言ったのも優ぽかったですよね。

次回は空の過去が明らかになりそうですね。空推しとしては楽しみでしかないです(^^)

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