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【ただ離婚してないだけ】第7話の感想・ネタバレ/雪映の豹変ぶりに驚愕

ただ離婚してないだけ 第7話

ただ離婚してないだけ第7話 感想 ※ネタバレ注意

何より雪映の豹変ぶりに驚かされた回でした。すでに取り返しのつかない事態であるのに、今後ますます深刻化するであろう現状に恐怖さえ感じます。

前回、倒れた姿で発見された雪映は自殺を図ったようでした。病院へと運び込まれ、正隆が付き添いますが、やってきた妹に「お姉ちゃんの側にはいてほしくない」と返されます。今までずっと辛そうな雪映の姿を見てきた妹だからこそ、正隆を毛嫌いするのは当然。

その後、病室から姿を消した雪映が、妹に家に帰ると伝えたシーンは、雪映の覚悟のようなものを感じましたし、「俺が雪映を守るから。」と話した正隆には、初めてカッコよさを感じた瞬間でもありました。

人殺しを無かったことににして、いつも通りの日常を送ることがどれだけ精神的な負担になるか分かった上で、これからもそれを続けていくと決めた雪映は、子供さえいれば全てやり直せると信じていたのでしょうか。

あの時手に出来なかった正隆との幸せに固執しているようにも見えますし、どんなことがあっても正隆を愛しているということなのかもしれません。

一方で、贈収賄疑惑が報じられた、柿野製薬。義父の利通は危篤状態で弟の利治から連絡が来るものの、正隆は会うことを拒みました。このシーンで見た北山さんのブチ切れる演技はすごい気迫がありました。

その後、思い直して病室に向かったものの一足先に息を引き取った義父。「兄さんの育てた会社ダメにしてごめん」と利治が正隆に話し、兄弟がようやく向き合えたように見えました。「何を恨んできたんだろう。自分の挫折ばかりにしがみついて」と、今まで腐っていた自分をようやく冷静に顧みれた正隆。

正隆がもっと早く義父と向き合っていられたら、弟の苦悩を分かってあげることが出来たら、支えてくれる雪映に素直に甘えられていたなら、不倫をしなかったら、萌を殺さなかったら‥。過去に戻ることはできないけれど、こんなことが無くても、早く向き合えていたらまた違った未来があったのかもしれませんね。

また、蒼甫は萌の捜索願いを出しに警察へと向かいました。「人は見た目で判断されるから、ちゃんと話が聞いて欲しい時はちゃんとした格好をしてればいいの」萌が買ってくれたスーツを着て、足元はスニーカーなのが、蒼甫らしかったですね。萌の捜索が始まれば正隆は捜査線上に上がってくるような気がしますし、まだまだ正隆たちは追い詰められるのではと不安がよぎります。(当然のことではあるのですが)

家に戻った2人。父が死ぬ前に何か言おうとしていたことを伝え、何を言いたかったのか知りたいんだと話す正隆。雪映は正隆の手を握り、「それはあなたが父親になって見つければいい。生き直すの。私、必ずこの子を産む。今度こそ。」と語りかけました。

自殺して、一度は死のうと思った雪映が、子供の命が無事で嬉しいと感じた気持ちに正直に、母になるという強い決意を感じました。そしてその覚悟が、こんなにも1人の人間を豹変させてしまうとは‥。

自宅に訪ねてきた佐野は暴れ、さらに萌を殺したんじゃないかと正隆に迫りました。咄嗟に階段から突き落としてしまい、また人が死んじゃったの!?と不安が過ぎりましたが、なんとか一命は取り留めたようでホッとしたのも束の間、ガムテープで拘束しても襲いかかる佐野。本当にハラハラする展開が続きましたが、状況を一変させたのは雪映でした。

佐野に熱湯をかけ、「静かにして」と冷酷に言い捨て、さらには顔を踏みつけ「言うことを聞きなさい」。佐野の脅迫に怯えていた雪映はもうそこにはいませんでした。あの雪映だよね?と疑いたくなるほどに人が変わり、誰もが驚かされたと思います。母になる覚悟はこんなにも人を変えてしまうのか。次週、佐野はどうなってしまうのか、気になる展開となりました。

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