【大豆田とわ子と三人の元夫】第10話の感想・ネタバレ/愛に溢れた最高のラストでした
愛に溢れた最終話でした。 前半は、とわ子の母・月子の恋文を通して、家族が愛し合うこと、素直に生きることが描かれていました。 医者を目指していたはずの唄は、自分ではなく彼氏の西園寺君が医者になることを応援することにします。自分の気持ちを大事にするより、現実的な可能性を優先する、それが楽に生きる方法と唄は思っています。 唄は、おばあちゃんの出せなかった恋文をみて、「おばあちゃんも、おじいちゃんも、ママもかわいそう」と言います。誰もが自分の気持ちを素直に表現できないまま、バラバラになってしまったから。 とわ子は ...
【大豆田とわ子と三人の元夫】第9話の感想・ネタバレ/このドラマの大きなテーマの答えが出た一話でした
人は一人でも幸せになれるか。孤独とどう向き合うか。夫婦とは何か。このドラマの大きなテーマの答えが出た一話だったのではないでしょうか。 今話で、一番良い役回りをしたのは慎森でした。小鳥遊にプロポーズをされ、仕事をやめてマレーシアに行くかどうか迷うとわ子に、慎森は言います。 「君は働いて恋をする人なんだから。人は働く、人は恋をする。働く君と恋をする君は別々じゃない、分けわけちゃダメなんだ。」 「もう一人は嫌なんだよ、限界なんだよ、誰かに頼りたいんだよ、守られたいんだよ。」と言うとわ子。 「人の孤独を埋めるのは ...
【大豆田とわ子と三人の元夫】第8話の感想・ネタバレ/恋の始まりってこういうことだよね
恋の始まりってこういうことだよねと思う始まりでした。 なんだか早く起きれたり、美容室に行ったり、手の込んだ料理を作りたくなったり、周りの人にハンカチ持ってる人っていいよねって言いたくなったり。 ーいつも通る道があるんですけど、この間そこで水遊びをしている子どもたちがいて。 ーああ、私、この一年何かを眺めながら歩いたことなかったなって気づきました。それは小鳥遊さんのおかげです。 小鳥遊から、人は人生を楽しんでいいに決まっている、という言葉をもらい、とわ子の毎日に色がついたようでした。人生を楽しむということの ...
【大豆田とわ子と三人の元夫】第7話の感想・ネタバレ/素敵な4人目の夫候補かと思いきや... サイコパスかよ
かごめの死の影がとわ子の生活を薄い膜になって覆っている、そんな第2章の始まりでした。色々な場面で、かごめがいてくれたらと思わせます。 仕事でうまくいかず、誰かと話したいなと思いながらも、オペレッタの前を通りすぎて、かごめのトロフィを見ながら一人でソファで眠るとわ子がいました。 向かいから女友達同士という二人組が、喧嘩をしながら歩いてきます。もう、かごめとは喧嘩もできない。 かごめが好きだったコロッケを歩きながら食べるとわ子。前から歩いてきた人たちに変な顔をされても、これが一番美味しいんだから!、知らなくて ...
【大豆田とわ子と三人の元夫】第6話の感想・ネタバレ/餃子パーティーの裏で衝撃的な展開
三人の元夫たちの恋が終わり、そして衝撃のかごめの死によって第一章の幕が閉じました。 冒頭は、三人の元夫たちにゆかりのある三人の女たちが、八作の店に集結するところから始まります。 鹿太郎が”危険スレスレの自己紹介”と表現したように、個性が発揮され、忖度のない本音が飛び交う笑い必至の自己紹介でした。 せっかく乾杯までたどり着いたのに、そこへ来ていつもの「乾杯っていります?」って聞いちゃう慎森がまたらしくて良い。「ようやくここまでたどり着いたのに、新しい課題産まないでよ」という鹿太郎のツッコミは、もはや芸人の域 ...
【大豆田とわ子と三人の元夫】第5話の感想・ネタバレ/八作のエピソードが目白押し!物語が大きく動き始めた回
今話は、第一章の大詰めに近く、八作ととわ子が離婚した理由や、八作の片思いの相手をとわ子が気づいてしまうなど、3回の離婚の大元となる二人の関係性が深く描かれていました。 そして、誕生日にとわ子は攫われたり、元夫たちに縁のある女性たちの本心も見えてきて、物語が大きく動き始めた第5話でした。 先週に引き続き八作のエピソードが目白押しで、ふわふわした掴みどころのない印象だった八作の本心が、細やかな脚本と松田龍平さんの演技で鮮明に描かれていました。 モテすぎて、望んでないのに親友から彼女を奪ってしまった八作。親友に ...
【大豆田とわ子と三人の元夫】第4話の感想・ネタバレ/かごめととわ子の関係性が素敵、八作はまだ多くは語られないけど心奪われるタイプ
第4話は、一番目の夫・田中八作ととわ子の親友・綿来かごめのお話でした。 ドラマの終盤、かごめは子どもの頃にとわ子と一緒に目指した漫画家”空野みじん子”を復活させるという決意を明かし、漫画を描きながらふと語りだしました。 「でも恋愛はしたくないんだよ。この人好きだな、一緒にいたいなと思っても。ごじょうさん、男でしょ、私、女でしょ、どうしたって恋愛になっちゃう。それが残念。 別に理由はないんだよ、恋が素敵なのは知ってる。キラキラってする瞬間があるのも知ってる。手をつないだり一緒に暮らす喜びがあるのも知ってる。 ...
【大豆田とわ子と三人の元夫】第3話の感想・ネタバレ/今回は角田さんの好演が光りました。ダンスシーンは映画のよう
ミスター小皿の異名をもつ佐藤鹿太郎のちょっと残念で、でも憎めない人柄が描かれつつ、社長としての、とわ子の苦悩が描かれた回でした。 予算を理由に自信のあった設計を不採用にされ辞めた若い建築士が、バーで友達に散々とわ子の悪口を言った後に続けます、 俺、社長好きだけどね。 あの人、嫌われても逃げないから。 みんなに良い顔して誤魔化したり、だったらお前がやれよって逃げたり、社長がそういう人だったら会社つぶれるでしょ。 あの人はちゃんと嫌われる役を引き受けたんだよ 嫌われる役回りを引き受けた。 それって、言葉でいう ...
【大豆田とわ子と三人の元夫】第2話の感想・ネタバレ/負けたとしても間違ったとしても、それを認めて受け入れ前に進んだ時、人は一緒に生きていける
元妻への行き場のない好意とプライドの高さ、自己肯定感の低さが相まって、非常にこじらせている3番目の夫・慎森が主役でした。 岡田将生さん演じる慎森の周りの空気を読まない「~って意味あるんですか?」「~っているかな?」は、周囲の人たちの日常を否定することで、孤独で虚しい自分を正当化しようとするみじめな行為です。お土産の温泉饅頭を否定したり、バスケを否定したり。 でも結局、自分の好きなパンダのお饅頭を食べられない羽目になって、ますますみじめさが募るばかり。そしてまた強がって、孤独になるという負のこじらせ連鎖です ...
【大豆田とわ子と三人の元夫】第1話の感想・ネタバレ/開始20秒から坂元裕二ワールドに入り込める
フランス映画を思わせる軽快な音楽に、伊藤沙莉の淡々とした語り口調。 靴の中に入った石を、靴を脱がずに取ろうとする大豆田とわ子 始まって20秒で、坂元裕二ワールドに踏み入れた感触がたまりませんでした。 登場人物たちと、とわ子の力の抜けた軽快なやりとり、そして大豆田とわ子を客観的に捉えたナレーションで物語は進みます。 日常に隠れた人々のなんてことない言葉たち。坂元裕二さんの脚本のすごさは、等身大でありながらチャーミングでくすっと笑えて、そして鮮やかにリアルな人々の物語をつむぎだすところだと思います。 一人でも ...
【大豆田とわ子と三人の元夫】見逃し配信・無料動画まとめました(火9ドラマ)坂元裕二の会話劇が堪能できる良作
バツ3女性が元夫たちに振り回されるロマンティックコメディー。脚本家・坂元裕二さんの舞台劇のような言葉の応酬はクセになるし、行間を読む楽しさがあります。 大豆田とわ子と三人の元夫無料視聴に最適な動画配信サービス 無料期間が 31日間 もあり、期間中に解約すれば一切料金はかかりません 業界最多の作品数( 約24万本 )も無料期間に見放題 登録するだけでもらえる600ポイントは無料期間でもレンタルやマンガの購入に使える 映画も韓国ドラマもアニメも作品数はNo.1 \1月8日までタダで見放題/ U-NEXTで無料 ...